iPhoneに関するエントリー

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WWDCネタが続いていますがもう一つ。

Appleの有料サービスMobileMe、僕も.mac時代から年会費を支払って使っているのですが、年9,800円という金額の割に、いまいち出来ることが少なく、使い勝手もイマイチだなあと感じる部分がありました。

もちろんiPhotoの写真を公開したりWindowsとMacとiPhoneのSafariのブックマークが同期されたりというのはとても便利な機能で使い続けることは間違いないのですが、どこかで「年間9,800円も払ってるんだからもうちょっとレベルの高いサービスが欲しいなあ」と正直思っていました。

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そんな僕にとって、今回のMobileMe経由での新サービス"iPhoneを探す"は、Appleならではのサービスで、しかもMobileMeの利点を最大限活かした素晴らしいサービスだと感じました。

どんなサービスかと言うと、自分のiPhoneをなくしてしまった時に、見つけるためのサポートをしてくれ、どうしても見つからない時にはデータを消してくれる、というものです。

自分のiPhoneが見つからない時、ユーザーはMobileMeにMacまたはPCからログオンします。すると以下の操作ができます。

・ iPhoneのGPSを使用してMacまたはPCのGoogle MapにiPhoneの場所を表示できる

・iPhoneのロック画面に任意のメッセージを表示できる「このiPhoneはttachiのものです。XX-XXXX-XXXXまでお電話ください」みたいな

・iPhoneの周囲の人に気付いてもらえるようにビープ音を鳴らせる

・どうしても見つからない時には、リモートでiPhone内のデータを全て削除できる(リモート・ワイプ)

情報を全てワイプしてしまったiPhoneが後から見つかった場合でも、もともとiPhoneをシンクしていたiTunesに接続すると、データを復元できるようです。

これはかなり便利そうです。家の外でなくしてしまった場合はもちろんですが、家の中でちょっと置いてしまい見失った時なんかにもビープ音が鳴らせると便利ですね。

MobileMeのiDiskもiPhoneにも正式対応とのことで、ちょっとずつ値段に見合うサービスに育って来ているような気がします。

さらなる進化に期待したいですね。楽しみです(^o^)/

 

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WWDCではどうしても新iPhoneやiPhone OS 3ばかりに目が行ってしまいましたが、他にも実は素晴らしいという変化が目白押しでした。

そのうち、とても地味な扱いだったSafari 4.0の正式版リリースですが、使ってみたらこれが猛烈に良いです。参りました。ビックリです。

まず、なんと言っても動作速度の尋常じゃない速さです。Mac版のSafariはもともと軽かったですがWindows版は従来は動作がかなりもっさりしていて、正直実用レベルじゃないと思っており、会社のPCでもMacBookのWindowsでもFirefoxを使っていました。

ところが、昨日発表されたばかりのSafari 4.0 for Windowsを入れてみたところ、これがまあ速い(^o^)/。Mac版とほぼ遜色ないスピード感でサクサクと動くですよ。これには感動しました!

URLを叩いてから表示されるまでのスピードも大事ですが、起動までの時間や何か処理を命令した際の処理速度も大事だと思うのですが、これが飛躍的に改善していて、本当に感服しました。

で、WindowsでSafariが使えるということは、僕にとっては非常に大きなメリットがもたらされることを意味します。それは、Mac、iPhone、Windowsで、ブックマークがMobileMe経由で完全に同期されるということです。これは本当に素晴らしい。夢のような環境です。いやホントに。

そして何と言ってもSafari 4.0の"Top Sites"は本当に凄いです。美しくて機能的。最高のブラウザと言っても過言ではないですね。

 

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課題としては、β版で採用されていたGoogle Chrome風のタブが正式版では元に戻ってしまったことで、僕はβの方が使い易かったと思いますし、公開βまで持って来たデザイン変更を正式版で引っ込めるというのはちょっとなあという感想です(^_^;)。

あと問題としては、Safariはどうしてやたらと新規ウィンドウを立ち上げてしまうのだろうか、という問題もありますよねえ。せっかくのタブ・ブラウザなのに、やたらと新規ウィンドウで開かれてしまっては、何がなんだか分からなくなってしまい不便ですよねえ。この辺りは「Macと愛猫」さんの意見にほぼ同意です。

さらに言うと、やはり各タブにfaviconは表示させて欲しい。視認性を高めるためにはぜひ採用して欲しい機能だ。

とまあ何点か問題はあるのですが、Safariは4.0になって僕にとっての理想のブラウザにかなり近づいてきた感じです。iPhone OSが3.0に上がってiPhone 3G Sになると、iPhoneのSafariも心地良いアプリになってくれるでしょうかね。楽しみです(^o^)/

 

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昨日開催されたWWDCで華々しく発売が発表された新型iPhone。その名も"iPhone 3G S"ですが(ちなみにSはスピードのSだそうです)、6月26日に日本発売が決まりました。

昨日の朝のリリース時点では、「今回はスルーだな」と思っていたのですが、一日経って色々な情報を見ているうちに、だんだん欲しくなってきてしまいました。いかーん!

で、僕が個人的に良いなあ、と思っている新機能についてメモっておきたいと思います。新機能のうち、OS 3.0で実現できるものについては現行機種でもできるので割愛します。

・32GBの容量

音楽バカな僕。iTunesには9,000曲もの音楽が収納されています。もちろん現行の16GBタイプでは全曲を格納することは不可能で、プレイリストをたくさん作って格納する曲を選んでいます。でもやっぱりできるだけたくさんの曲を持って歩きたい!32GBでも全曲は入らないけど、8割ぐらいの曲が入ると思われ、これはやっぱり欲しいなあ、と思わせる、ベーシックだけど大事な要素ですね。

・Nike+iPod

ランナーでもある僕。去年Nike+iPodがiPod Touchに対応した時には、「なんでiPhoneには対応してないんだ〜」と地団駄を踏んだものですが、今回の新機種でついに対応です。是非使ってみたい機能ですよね〜。

・スピード2倍

Safariはフル・ブラウザではありますが、よっぽどのことがないと開きたくない、僕にとってはのろっちいアプリです。このスピードが2倍になるなら、MacBookを持ち歩くのは止めてしまっても良いかな、と思わせます。

まあこんなところでしょうか。バッテリー性能の向上も嬉しいし、電子コンパスもあって困るものではないですよね。

買うなら間違いなく32GBモデルでしょう。ソフトバンクから月額980円という通知が出ています。iPhone for everybodyで浮いた1,500円のうちの1,000円を新型に投資するかなあ。ううう、迷ってます(^_^;)

 

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6月17日にリリースが決定したiPhone OS 3.0ですが、アスキーの記事によると、日本国内では、ソフトバンクによるテザリングは利用不可とのことです。

がびーん。

以前からソフトバンクは対応できないのではないかという噂はありましたが、これは正直非常にガッカリです。

せっかくの新機能なので、使えるようになってくれると嬉しいですよねえ。

まだ当分はiPhoneとEMobileの2台持ちが続きそうです。ガックリ。

 

 

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WWDCが開催され、待ちに待ったiPhone OS 3.0のリリースがついに正式発表されました。6月17日リリースです!

 

Appleのサイトによると、正式に搭載される機能は以下の通りです。

カット、コピー & ペースト

複数のアプリケーション間で、テキストを簡単にカット、コピー、ペースト。ワンタップでウェブサイトのテキストブロックを選択したり、ウェブサイトの画像をコピーしてペーストすることも可能です。

横向きキーボード

タイピングにもう少し余裕が欲しい?そんなときは、iPhoneを回転させてください。 メール、SMS/MMS、
メモやSafariで大きなキーボードを使えます。

MMS

テキストはもちろん、ビデオ、写真、オーディオ、連絡先情報も送信できます2。SMS/MMSを使いながら、ワンタップで写真やビデオを撮影することも可能です。

Spotlight検索

探しているものを、iPhoneのすべての場所、すべてのデータから簡単に検索。 連絡先、メール、カレンダー、メモ、そしてiPodに入っているコンテンツなどから、Spotlightが見つけ出します。

 

ボイスメモ

メッセージや会議などをその場で音声録音できます。録音するには、iPhoneの内蔵マイク、またはヘッドセットに搭載されたマイクを使います。

進化したカレンダー

Microsoft Exchange ActiveSyncを使って、会議の予定を入力。また、新しいCalDAVサポートを使って、複数のカレンダーを登録しておくことができます。

ミュージックビデオや
オーディオブックにPodcast

音楽はもちろん、ミュージックビデオやオーディオブック、PodcastをiTunesからダウンロードして、あなたのiPhoneに3

向上した株価アプリケーション

もっとたくさんの情報が、一目でわかるようになりました。また、横向きでもチャートをチェックできます。

 

Safariがもっと便利に

より高速になったパフォーマンスやユーザネームとパスワードの自動入力など。

インターネットテザリング

BluetoothやUSBを使って、あなたのコンピュータにiPhoneを接続をすると、iPhoneをモデム代わりに使えます4

ステレオBluetooth

Bluetooth対応のヘッドフォン、カーステレオ、その他のアクセサリーにつなぐことができます。

Wi-Fiへ自動ログイン

Wi-Fiホットスポットに一度ログインし、再接続するときには自動的に再ログインします。

 

メモをシンク

iPhone上で書いたメモを、あなたのMacやWindows PCにシンクできるようになりました。うっかり忘れてしまうことも、もうありません。

ペアレンタルコントロール

子供がアクセスできる音楽、ビデオ、アプリケーションをあらかじめ設定することができます。

iTunes Storeアカウント

あなたのiPhoneに複数のiTunesアカウントを設定し、ログインすることができます5

YouTubeへログイン

YouTubeアカウントにログインし、ブックマークの保存やシンク、お気に入りのビデオの評価ができます。

 

シェイクでシャッフル

iPhoneをシェイクして、音楽ライブラリにあるいろいろな曲をシャッフルしましょう。

さらに多くの言語に対応

iPhone 3G Sは、30カ国語、41種類のキーボード配列に対応します。

MobileMeで「iPhoneを探す」と
リモートワイプ

紛失してしまったiPhoneを探したり、遠隔消去でプライバシーを守りましょう。

最新のアプリケーションに対応

ネットワーク型ゲームなど、新世代のiPhoneアプリケーションに対応します

 

個人的にはインターネット・テザリングとBluetooth開放に非常に興味があります。テザリングが出来るようになったら、EMobile解約だ〜♪

他にもWWDCでは新型iPhone「iPhone 3GS」や新Mac OS 「Snow Leopard」など盛り沢山!追って色々見て行きたいと思います!

 

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以前からランニングの際はiPhoneで音楽を聴きながら走っている。

iPhoneはいつもバッテリチャージャー付きジャケットに入れていて、ランニングの間も左手で持って走っていたのだが、これはやはり不便だ。特に暑くなってきて汗をかくようになると、せっかくの革製のジャケットが汗で汚れてしまっては勿体ない。

というわけでiPhone 3G用アームバンド(WM-196)を購入。楽天で送料込みで約2,000円。色は真っ黒じゃなくて赤か青が良かったのだがメーカー品切れらしく、アマゾンや楽天の他の店舗でチェックしてもなかったので、諦めてブラックにした(2009年9月追記。上記商品は販売が終了したため、リンク先は後継の型番の製品に変更しました)。

で、さっそく到着したアームバンドを装着して走ってみた。うん、良い良い。当たり前のことだが、両手がフリーになって動きやすいし、ヘッドセットのコードもそれほど邪魔にならない。

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ただ、一点気になったのが、アームバンドをしてしばらく走っていると左腕がだるくなってくる点。iPhoneの重量で腕がだるくなるのだ。

昨日の15キロ走でアームバンドをデビューさせたのだが、結局10キロぐらいまでは左腕にして、10キロぐらいのところで右腕にバンドを付け替えて走った。まあこれはウェイトを付けて走ってるみたいなものだから、慣れの問題だな。

あと、これも僕の側の問題なのだが、アームバンドを付けて走っていると、アームバンドが肌に密着するためその部分が蒸れて汗をたくさんかく。暑い時期に毎日使うと傷みが激しくなりそうなので、Tシャツ越しに巻くようにするか、またはサポーターをしてその上からバンドを巻くと良いだろう。

というわけで、先日のレース用に買ったランニング・ウェアを着て、アームバンドをして走ると、何だかちょっとした経験者みたいに見える(笑)。あとはサングラスとBluetooth対応のワイヤレス・ヘッドセットがあれば鬼に金棒なんだよな。iPhone OS 3.0がリリースされて対応するBluetoothヘッドセットが出たら是非購入しよう。

というわけで、またランニングが楽しくなるグッズが増えてニコニコな今日この頃です。頑張って走るべ。

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iComptaはMacで使える家計簿ソフト。ドネーション・ウェアなので無料でダウンロードして使用することができる。iCompta MobileはiPhone版のiComptaで、こちらはApp Storeで700円。Wi-Fi環境でMac版とiPhone版が同期できるのが特徴。

家計簿ソフトは以前から"MAC DE 家計簿2004"を使っていたのだが、何点か不便なところがあり、また、ソフトの名称から分かる通り、2004年以来アップデートされておらず、新しいものに乗り換える機会を探っていた。

"MAC DE 家計簿 2004"の最大の問題点はデータのインポートやエクスポートが一切できないことで、せっかく入力した数値を月別グラフにしたりするために.csvでエクセルに、というようなことが一切できず、年々不便に感じるようになっていた。

また、昨年8月にiPhoneを購入してからは、当然のことながらデイリーの入力作業を出先のちょっとした空き時間にiPhone側で行うことができ、あとからデータをMac側と同期できるものが好ましい(さらにウェブサービスがあったりWindows版もあったりすれば最高)と思っていたのだが、探し始めたらこれがなかなか見つからない。

iPhone版の家計簿ソフトはずいぶんたくさんの種類のものが出ているようだが、Macと同期できるものがなく、これはBentoかなにかで自作した方が早いかな、などと考え始めていた矢先に、感じ通信さんの紹介記事を見て、「これだ!」ということで早速導入してみた。

Mac版、iPhone版ともにUIは英語版のみで、会計用語が英語で表示されるため、最初とっつきにくいが、慣れてしまえば初歩的な使用法は意外と難しくない。

 

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上の画面が基本画面で、左に現金、銀行口座、クレジットカードなどの「アカウント」や期間の「予算」、それに複数人での使用を想定してか「ユーザ」などの項目がある。そして日々の支出や収入は、それぞれのアカウントを選択した状態で下のステータスバーから「+」をクリックし、右側のペインに項目などを入力する形になる。

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上の画面は基本画面から右側の入力用ペインを抜き出したもの。このような感じで項目を入力していく。カテゴリーなどの追加も簡単にできる。

 

090528-03.jpg上の画面は予算管理画面。任意の期間の予算総額と、項目ごとの金額を設定できる。設定した金額に対して今までにどの程度の金額を使ったかが棒グラフで表示されるので、とても直感的だ。

090528-04.jpgiPhonenとの同期を取るには、基本画面右下のiPhoneのアイコンをクリックする。すると上のような表示が出て、「同期」、「iPhoneのデータをMacにコピー」、「MacのデータをiPhoneにコピー」から動作を選択する。ちなみに同期を取るためにはWi-Fiが使える場所で、しかもMacのAirMac、iPhoneのWi-Fiともにオンになっている必要がある。

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上がiPhone版のiCompta Mobileの基本画面。iPhone側でも新規アカウントの作成や予算の設定、カテゴリーの追加などができる。無料のiCompta Mobile Liteというソフトもあるのだが、こちらはひょっとしてアカウントや予算の追加ができないのかな?無料版については詳細は不明。

iPhone版を外出時に使ってみたが、ちょっとした空き時間にカフェに入った際などに、財布の中に溜まっていたレシートを処理するなどすると、隙間時間が本当に有効に使えて相当素晴らしい。僕がやりたかったことがほぼすべてできている。

今まで使っていたMAC DE 家計簿と較べて唯一残念だったのは、iComptaでは複数のアカウント同士が連動していないことで、最初はこれに戸惑った。どういうことかというと、「A銀行から預金を10万円引き出してキャッシュで持った」という処理をした場合、MAC DE 家計簿では、支出元を「A銀行」、支出先を「現金」として10万円を「預金引き出し」という名目で処理すると、自動的にA銀行の残高が10万円減り、現金残高が10万円増えた。

しかし、iComptaの場合、それぞれのアカウント同士には関連性が持たされていないので、A銀行から10万円をマイナスし、そのアクションとは別に、現金を10万円プラスするという処理を実施する必要がある。これは細かいことだが実は日々積み重なると結構な労力である。今後のバージョンアップで対応してくれると嬉しいなあ。

それ以外の点においては概ね使い勝手は良い。iPhone画面からの入力もスムーズだしアプリも軽い。インターフェースもなかなかカッコ良い(MAC DE 家計簿はインターフェースが最悪だった)。データの書き出しも無事できたし、グラフなどの表示もまあまあ分かりやすい。これがドネーション・ウェアだというのだから驚きだが、機能から見ると本来はMac版がシェア・ウェアでiPhone版が無料という形が適切だと思うのだが、どうだろうか。

という感じで、今はまだ使い始めたばかり。何度かiPhoneからも入力をしてみて、出先で5分の空き時間などを有効に使えることを実感している。

今後さらに便利な使い方を知ったら改めてレポートしたいと思う。

 

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このブログでも時々料理レシピを紹介したりしているとおり、僕は料理を作るのが結構好きである。

 

ただ、好きではあるものの、まだあまり経験値が高くないため、レシピが必須である。何も知識なくスーパーに出かけて行き、目についたものでちゃちゃっとメニューが思い付くというわけには行かないのだ。

という状態なので、レシピ本やレシピサイトは僕にとってとても重要なアイテムなのだが、ウェブでレシピといえば何といってもCookPadである。

CookPadには2009年5月27日現在で、545,000種類ものレシピが登録されていて、しかもこれが日々増殖し続けている。

メニュー名でも検索できるし材料名でも検索できるところも非常に便利。あと、有料オプションだが、毎月294円の会費を払って登録ユーザーになると、検索結果を人気順で表示させることができる(無償ユーザーは新着順での表示のみ)。

特にメニューが思い付かない時には、「旬のキーワード」や「話題のレシピ」などかを眺めてその中から作るものを選ぶこともできる。

で、今回非常に役立つし便利なCookPadにiPhone用の画面が出た。iPhoneからhttp://dotimpact.jp/icookpad/にアクセスする。ホーム画面にページを保存すれば、オンライン環境であればアプリと同じ操作感で使用できる。

 

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実はずいぶん前からCookPadのiPhone版が出ないかと待っていたのでこれは嬉しい。何を作るか決めたら買い物に行くわけで、従来は買い物メモをEvernoteに書き込んでiPhoneを持ち出したりしていたが、CookPadの画面がiPhoneで表示できるならば、単一レシピだけを作る場合の買い物なら、そのままiPhone画面にレシピを表示させておけば良いだろう。


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もう一つの利点として、台所にMacBookを持ち込まなくて良くなったということだろう。従来はレシピを表示させたまま調理をしたいので、MacBookをキッチンに持ち込んでいたのだが、水や油が跳ねる場所にMacBookを持ち込むのはあまり気持ちの良いものではなかった。

今回リリースされたのはアプリではなく、あくまでもiPhoneのSafariに最適化された画面ということなのだが、上の図のように表示もすっきりして見やすく、従来の画面よりずっと使い勝手が向上していることが分かる。

ただ、幾つか難点もある。まず、なんと言っても登録ユーザー用画面が用意されておらず、従って当然会員限定機能である検索結果の人気順表示ができず、また、登録ユーザーが気に入ったレシピをクリッピングして保存できるMyフォルダ機能も使えない点は是非改善してもらいたい。

iPhoneで最初からレシピを検索するケースもあるだろうが、検索はMacで行って気に入ったレシピをMyフォルダにクリッピングし、そのうえでiPhoneをキッチンに持ち込んでレシピを見ながら調理をするというパターンも多いと思うし、iPhoneで検索するにしても、人気順に結果が表示できないのでは、毎月の会費を払っている意味がない。

ゆくゆくはログイン機能やクリッピング機能が付与された専用アプリが登場すべきだろうと思うので、今回のiPhone用画面はあくまでも途中経過的なものなのかもしれないが、600万人ともいわれる巨大なユーザを持つCookPadだけに、是非今後の進化をお願いしたいところだ。

 

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FlipTimeは、ちょっと前までの成田空港や羽田空港、それに今も海外や地方の空港などで使われている、パタパタとめくれて表示が変わって行くタイプのカレンダー&時計アプリ。僕ら世代には「ザ・ベストテン」的カレンダーと言ったら分かりやすいかも。

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何だかとてもそそられてしまい、満員の通勤電車の中で購入してしまいました。うーむApp Store恐るべし(^_^;)。

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アプリを起動すると、パタパタと一カ所ずつ表示されていく。時計が表示されカレンダーが表示されるので、ちょっと時間がかかるんだけど、この辺りも実に良くアナログ表示を再現していると感心してしまう。

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起動を終えた画面がこちら。オフィスのデスクに立てかけて置くと実に良い感じなんだけど、いかんせんずっとスリープさせずに置いておくとすぐにバッテリーがなくなってしまう。これはやっぱりDockと電源がある環境で使うと良いんだろうね。

090519-04.jpgiPhoneを横向きにすると、上の画面のようにシンプルな表示に変わります。これがまた質感があって何とも良いんだなあ。横向きで充電しつつ置いておけるアクセサリがあったら、さぞかし素敵だろうねえ。

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時刻表示をタップしたり、日付部分をフリックしたりすると、将来のカレンダーや時刻に表示を変更させることもできる。上の画面では2011年8月まで日付を進めてみたところ。机に置いておいて、「あれ、再来月の25日って何曜日だっけ?」なんて時にもいいなあ。

というわけですっかり気に入ってしまったFlipTimeだが、次期バージョンでは、さらにサウンド効果のON/OFF(ONにしておくと実際にパタパタ音が鳴るわけですな)や祝日表示、週始めの曜日の設定などの機能も追加されるとのこと。

これはホントに気に入った。Dockに入っている間はいつも表示させておこうかな。

 

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僕がiPhoneで使っている定番アプリ紹介の第二弾は、RSSリーダーの"Byline"を紹介しよう。

BylineはGoogleリーダーと同期することができるRSSリーダーである。フィードの登録はGoogleリーダーで行う必要があり、Bylineで新規フィードの登録はできない。これは他のRSSリーダーアプリと同じ条件だと思う。

僕はiPhoneのRSSリーダーは、長いこと無料のNetNewsWireを使っていた。こちらもなかなか便利なアプリではあったのだが、以下の点に不満があった。

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1. オフライン表示の時に画像が表示されない

2. 表示順がフィード名順に固定されていて、新着順または古い順に並べ替えができない

3. 最新フィードの取得が遅く、タイムリーに取得されない

4. フィードを分類したフォルダ単位での管理・閲覧ができない

5. 横画面表示ができない

ただ、NetNewsWireはMac版クライアントがなかなか良い出来で見やすく気に入っており、Windows版クライアントも一応あるので(あまり出来は良くない)、「無料だし仕方がないかー」とぼやきつつ使っていたのだが、Bylineの名前をあちこちで見かけるようになり、一週間ほど前にダウンロードして使ってみることにした。App Storeで600円である。

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で、実際使ってみたところ、僕が感じていたNNWでの不満な点は見事にクリアされている。おー、さすが有料アプリ。

まず、オフライン時の画像読み込みは設定画面でオン/オフを切り替えることができる。さらに、画像だけではなく、Webページのキャッシュも設定により取り込むようにすることができる。僕は地下鉄通勤なのだが、二駅乗って乗り換えて、また二駅乗ってという風に、短時間で、途中に乗り換えがあるので、通勤時間は読書には適さない。

そのため以前からRSSリーダーで記事を読んでいたのだが、NNWだと画像が表示されなくて不便だったのだが、Bylineなら家やオフィスを出る時に起動しておいてポケットに入れておけば、駅までの間にキャッシュを読み込んでくれているので、地下鉄で電波がなくても、オフラインで画像付きの記事を読むことができるし、ウェブ本体に飛ぶこともできる。満足だ(実際は読み込みに時間がかかるので全フィードのウェブ読み込みはオフにしている)。

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表示順もフィード名順、新しい順、古い順に並べ替えることができ、もちろんフォルダ単位での閲覧・管理もGoogleリーダー側での設定がそのまま受け継がれる。そして何よりも僕が望んでいた、タイムリーなフィード取得も文句ない感じ。NNWを導入する前は、MacではWeb版のGoogleリーダーを使っていたので、フィードの取得が早いであろうことは予測していたが、予想どおりきちんと取得されてとても満足だ。

そして機能ではないのだが、落ち着いてシンプルなデザインとフォントの大きさなどが絶妙で、とても読みやすい。これって重要だよね。NNWを使っている時に何気なく感じていた不便感は、実はフォントが小さすぎることが原因だったのだ。

そのようにとても便利で可愛いBylineだが、長所があれば短所もあるのが世の常である。

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まずなんと言っても取得記事数が200までに制限されているのが痛い。iPhoneを持つようになってから特にだが、何でもかんでも情報はiPhoneに集約されるように設定したいという思いが強くなり、しかもその情報は、自分が探しに行くのではなく、情報から僕の掌の中に飛び込んできて欲しいのだ。

つまり、ネットサーフィンをして、自分が欲しい情報がありそうなサイトをぐるぐる回るのではなく、欲しい情報が載っているサイトのフィードを登録しておいて、情報が更新されると勝手に情報の側から僕に向かって押し寄せてくるようにしたい。

メール、Twitter、RSSでそれらの情報を一応網羅できると良いと思っているのだが、そういう環境を実現しようとすると、フィードの数がかなり多くなってしまう。

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200以上フィードを溜めたことはまだないのだが、古い順に削除されてしまうのか、それとも新しいものが表示されなくなるのかはまだ不明だが、いずれにしてもこの部分は是非改善してもらいたい点だ。

それからもう一つ、これはByline自体の問題ではないのだが、Mac版、Windows版のクライアントがどうにもイマイチであるという問題がある。

NNWのMacクライアントはなかなかスッキリしたインターフェースでショートカットも充実しており、便利に使っていた。Bylineに乗り換えるにあたり、Mac版、Windows版のクライアントについて調べてみたところ、Adobe AIRで動作する"ReadAir"というアプリがあるということなので、早速落としてインストールしてみた。

インターフェースはNNWに非常に良く似ている。NNWクライアントを真似て作ったのではないかと疑いたくなるほど。だが、ショートカットがほとんど用意されていなくて動作のたびにマウスを持つのが面倒なのと、致命的なことに、結構な数のフィードが、新着取得のバッジは表示されるものの、タイトルも本文もまったく何も表示されないという問題があり、そうすると毎回Googleリーダーに読みに行かないといけないなど、まだまだ実用レベルには達していないという感じ。うーん残念だ。

まあMacやWindows環境では、最悪ウェブ版のGoogleリーダーを使えば読めないことはないので、しばらくはそれで行くか、と思う。家でだってBylineを使ってiPhoneで記事を読んだっていいわけだしね。でもMac & Web版の不足と200という記事数制限があったとしても、とっても素敵なアプリであることは間違いない。他にも良いアプリがあれば試してみようとは思っているが、当面BylineでRSSリーダーは行けるんじゃないかと思っている。

 

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