2009年3月アーカイブ

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いよいよ明日の午前2時からiPhone OS 3.0が発表される。あちこちで皆さん色々な噂を流していて、毎度のことながら、発表前に「どんななんだろう」とワクワクしている時が一番楽しい時間だな、などと感じたり。

で、様々な噂の中から、僕が個人的に欲しい機能を書いてみようと思う。実現されるかどうかはまったく不明なので悪しからず。

- To Do管理アプリ実装
噂でもほとんど流れていないので今回も実装されないのだと思うが、WindowsのOutlookの「仕事」にあたる機能を持つiPhoneアプリが標準では搭載されていない。現状ではRemember the Milkを使っているので間に合ってはいるのだが、年会費を払っているので、標準搭載して欲しい。でもこれMac側にも受け入れアプリが必要だし、MobileMeもバージョンアップしないとだから、Snow Leopardが出るまでは無理かなあ。というか世の中であまり騒がれていないのが不思議。 

- テザリング
iPhoneをモデムとして使用してMacBookからネット接続。これは是非是非実装して欲しい。スピードやバッテリーの持ちなどの問題はあるだろうけど、原状イーモバイルとiPhoneの併用なのを何とかしたいので是非

apple-logo1.jpg- Bluetooth完全サポート
音楽用のワイヤレスヘッドセットが使えるようになるのも素敵だが、何よりもMac本体との同期をワイヤレスでできるようにしてもらいたい。ドックケーブルを常時持ち歩いているわけではないので、これも是非実装してもらいたい機能

- サードパーティー製アプリのバックグラウンド実行とマルチタスク
ランニングする際にiPodで音楽を聴きつつ、iTrailでGPSログを取っている。iPodのプレイリストを変更したい時や、きれいな景色の写真を撮りたい時、毎度iTrailを終了している現状を何とかして欲しい。iTrailなんかはずっとバックグラウンドで良いぐらいなので是非。

- iTunesでiPhoneのアイコン管理
アイコンの並べ替えってとても面倒。特に復元をしてしまうと全部リセットされてしまい、一から並べ直しになってしまう。iTunesにアプリケーション一覧のアイコンがあるのだから、ここで管理できるようにして欲しい。これってそれほど難易度高くないと思うんだけどなあ。

- カメラ機能の充実
動画撮影が出来るようになるなんて話もありますが、ハードはそのままでもソフトで出来ることは色々ありそう。動画撮影もあればあったにこしたことはないけど、せめてズームは欲しい。

こんなところだろうか。テキストのコピー・ペースト機能もまああればあった方がいいが、僕はiPhoneでの文字入力は極力しない方向にしているので(効率が悪いから)、優先順位は低めで。

全部の機能が実装されることはないだろうけど、やっぱりワクワクするな〜。明日の朝が楽しみだ。


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今朝も頑張って6時半に起き出して1.2キロほどのランを。家を出て驚いたのが気温の高さ。Tシャツの上にパーカーを着ただけで全然寒くない。空もぼんやりとした花曇りで、ああすっかり春になったわいと感じた。1.2キロを8分で走る。

明日も5分でも良いので朝走ろう。

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今日の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 1.2キロ/15.0キロ/101.7キロ 
出走日数/トータル日数:18日/76日 出走率:.237('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326) 
今日の体重:88.0キロ(07年1月15日: 102キロ、3月末の目標: 86.0キロ、最終目標: 77キロ)

ロリン・ピアノ・コース テクニック1 ユニット1 

・手首を持ち上げて落とす。その重力で鍵盤が落ちて音がなる

・指の第一関節の形をキープして弾く

約15分

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堀内さんがブログで村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチとその後の文藝春秋掲載のインタビューについての意見を書かれていて、これは何か書かねば(笑)と思い、書いてみる。

当たり前のことだが、堀内さんにケンカを売るとかではなく(売るわけもないが)、村上春樹の愛読者として感じたことをできるだけ率直に書いてみようという試みである。ちなみに僕が過去に書いたエルサレム賞受賞スピーチに関するエントリーはこちら。そして文藝春秋のインタビュー記事に関するエントリーはこちら

 

 

 

 

他の方がどう感じているかは分からないが、僕は村上春樹という作家は非常に個人的なスタンスで文章を書く人だと思っている。同じ世代の村上龍と較べると分かり易いと思うのだが(というか極端なのだが)、村上龍はシステムの側から俯瞰して物事を捉えて人物を描いていくのに対し、村上春樹は常に個の視点で物事を捉え、そこからマクロな側へと展開して物語を作っていく作家だと考えている。

がんがんテレビにも出て財界人との対談をこなし、金融小説や仮想戦争小説などを書く村上龍に対し、村上春樹はあくまでも「僕」が傷ついたり離婚したり恋をしたり人生を賭けて冒険に旅立ったりする物語を書き、政治や経済に対する自分のスタンスを表明して人々を導こうと試みたりしない。それが僕の中での村上春樹像である。

授賞式に出ずとも賞は貰えるため、過去には賞は受けたが授賞式に出席しなかった作家もおり、もちろん辞退した受賞者の例もあり、また、既にフランツ・カフカ賞を受賞してノーベル文学賞候補になっている村上春樹からすれば、エルサレム賞自体は彼のポジションを大きく飛躍させる格を持つ賞ではない中で、政治的発言を避け、メディアにも露出しなかった彼が今回のスピーチを受託したことには大きな意義があると思う。

「もらわなくても構わないエルサレム賞を受け、行かなくても構わないエルサレムに出向き、しなくても構わないスピーチをして、敢えて波風を立てなくても構わない授賞式でわざわざ政治的に突っ込んだ発言をした」、これが今回の一連の彼の行動だと思っている。

彼が好むと好まざるとに関わらず、彼の発言には大きな力がある。彼がスピーチをしなければ、エルサレム賞受賞はここまで大きなニュースにならなかっただろうし、多くの日本人はこの賞の存在すら知ることはなかったのではないだろうか。

面倒な人間関係を嫌って隠遁する村上春樹が何故わざわざこのような行動を起こしたのか。それは彼自身が己の発言力を知ったうえでの文学者としての戦争批判であり、それはイスラエルという個別の国に対して行われるものではなく、現在進行形で強靭なシステムが個を蹂躙する力を公使している国と関わることになった彼が、超売れっ子作家という希有な立場で出来る精一杯の抗議のための表現だと僕は捉えている。

昨年末から始まったガザ地区への攻撃のために、受賞が伝えられた後、日本国内では村上春樹に対する「辞退を」という抗議行動が起こっていた。一方で、現地の日本人の方のブログなどによると、あのスピーチと文藝春秋のインタビュー記事掲載後、イスラエルでは村上春樹を「反イスラエル的」ということで批判する意見が強くなっているそうだ。

政治活動やメディアのご意見番的な活動を一切しない村上春樹にとって、この行動とその結果もたらされた反響はデメリットにはなってもメリットにはならないのではないかと思うのだが、そんな中で何が彼を動かしたか。それは、彼が文藝春秋のインタビューの末尾に書いている、彼が同世代の日本人としての集団的責任を担おうという試みなのではないかと思っている。

彼の世代は安保闘争やベトナム反戦の学生運動において中核を担いつつも、参加者の多くは国家権力との戦いに敗れた後に髪を切りスーツを纏い、次々と企業戦士へと変貌し、猛烈に働いて日本経済の繁栄に貢献し、その結果バブル経済をもたらし、さらにそれを破裂させ、失われた10年へと時代を導いてしまった。そして彼等は今定年退職の時期を迎え、経済活動の第一線を退こうとしている。日本を導いてきた世代の一人として、彼がいま出来ることを考えて起こした行動が、あの受賞スピーチとその後のインタビューだったのではないだろうかと僕は思っている。

エルサレム賞は、その正式名称を「社会の中の個人の自由のためのエルサレム賞」(Jerusalem Prize for the Freedom of the Individual in Society)という。この賞の冠が受賞者に問いかけるものの重さを、村上春樹はスピーチで説明しようとしたのだと僕は思っており、そしてそれは十分意義のある試みであったと僕は思っている。

 

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iPhone研究室さんによると、何とあのシャア・アズナブルのブログが登場とのことです。その名も「シャア名言アズナブログ」だそうです。

ガンダム誕生30周年プロジェクトの一環として、一日一回、シャアの名言が配信されるそうです。しかも、その日の名言に「ジークジオン!(賛成)」、「認めたくないものだな(反対)」で投票もできるそうです。「ジークジオン」がシャアにとって賛成かどうかはちょっと微妙ですが、面白い企画ですね。

12月には投票結果の発表もあるようで、ベスト名言が選ばれるようです。

しかし自分が小学生の頃に必死にプラモデルを作ったガンダムが、2009年になってもこうして盛り上がり続けるってのも、なんだか感慨深いものがありますねえ。

携帯専用ブログとのことで、iPhoneからの閲覧・投票ができるのかどうか、現段階では不明ですが、ネタとしてちょっと楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

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相変わらず睡眠は足りていないのだが、休み明けでもあるし、とにかくリズムを作ろうということで、今朝は気合を入れて6時半に起き(以前5時起きだったなんて恥ずかしくて言えない今日この頃)、1.5キロほど走ってみた。11分。

やっぱり朝に走るというのは気持ちが良いね。今朝は雲一つない快晴だったこともあり、空気がピリッとして身が引き締まり、テンションも上がる。

iPhoneを持って出て、走り始めてランダムで曲を流したら、朝っぱらからFalcoのRock Me Amadeusが流れて笑った。

左上の写真は朝陽を浴びる近所の学校の正門。なんで日の丸掲げてるんだろう?

さあ、明日も5分でいいから走りたい。というか走ろう。今夜早寝できるかどうかがポイントだな。

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今日の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 1.5キロ/13.8キロ/100.5キロ 
出走日数/トータル日数:17日/75日 出走率:.227('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326) 
今日の体重:88.0キロ(07年1月15日: 102キロ、3月末の目標: 86.0キロ、最終目標: 77キロ)

 

 

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上野に行く予定があり、丁度お昼時になったので、上野駅構内にあるブラッスリー・レカン(Brasserie Lecrin)を試してみた。もちろんあの銀座・レカンの系列店である。食べログサイトはこちら

上野の駅構内はここ10年ほどの間にまったく別の空間になってしまった。このブラッスリー・レカンはもちろんのこと、ハードロック・カフェはあるわスーパーのThe Gardenはあるわで、一体ここはどこだ!?と叫びたくなるほど。

日曜のランチタイムである。12時半頃にブラッスリー・レカン前に到着したところ、既に6〜7組が並んでいる。う、と思ったが、せっかくなので行列の最後尾に付く。ブラッスリーの入口手前には、さらに手軽なブラッスリー・レカン・キャフェスペースもある。

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30分ほど並んだのだが、行列用の椅子がずらりと並べてあり、座って待っていられるのでそれほど苦にならない。入口脇にあるハイネケンのボトルの看板が、フレンチ系ブラッスリーというお店のイメージとちょっとギャップがあって面白い。要は気取らないお店、ということなのだろう。

順番が来て入店し、入口すぐ脇のテーブルに通される。ドアが開くと寒風が吹き込んできて寒いのだが、まあこれはご愛嬌。

ランチコースは1,600円、2,000円、2,300円、3,900円の4種類。そのうち3,900円のコースだけが別献立で、あとは組み合わせが違うだけ。1,600円はスープとメイン、2,000円は前菜とメイン、2,300円はスープ、前菜、メインという感じ。ちなみに今日のメインは肉がローストビーフで魚が真鱈のポワレだった。コーヒーまたは紅茶が付くがデザートは別料金(500円)。

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スープがかぼちゃのポタージュで、僕はかぼちゃが好きなので、一番安い1,600円のコースにした。店員さんのサービスもかなりカジュアルな感じで、お客さんがひっきりなしな分だけちょっと速すぎで落ち着かないが、まあこれも値段の安さを考えれば仕方がないだろう。

スープはとてもクラシカルなかぼちゃのポタージュで、しっかりしてコクと風味があって美味しい。そしてメインのローストビーフだが、こちらもクラシカルなしっかりとした味付けに厚切りの肉が乗っていて良い。ホースラディッシュが付かなかったのがちょっと残念だが。赤ワインとの相性も良く、パンも美味しくて大満足。

店を出る時には2時近くになっていたが、それでもまだ行列が出来ていた。なかなかの人気のようだが、頷ける水準だと思う。今度は一度夜にも来てみたいものだ。

 


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予定があって長く走れなかったのだが、昨日も書いたとおり、まずはリズムを作るために、1キロでも、5分でもいいから毎日走ろうということで、夕方に帰宅後1キロ走る。7分。

すっかり陽が長くなってきて、春がもうすぐそこまで来ていることを実感する。

iPhoneを持って走っていたら、裏の山の夕焼けがきれいだったので写真を撮ってみた。

明日も天気が良さそうだ。明日も1キロだけでも走ろう。あ、もちろん走れるならもっと長く走りたいけどね。

 

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今日の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 1.0キロ/12.3キロ/99.0キロ 
出走日数/トータル日数:16日/74日 出走率:.216('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326) 
今日の体重:88.8キロ(07年1月15日: 102キロ、3月末の目標: 86.0キロ、最終目標: 77キロ)

 

ハノン: 11番から20番までをメトロノーム60でスラーで弾く

ロリン・ピアノ・コース テクニック1 ユニット1 

・手首を持ち上げて落とす。その重力で鍵盤が落ちて音がなる

・指の第一関節の形をキープして弾く

合計約45分

 

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iPhoneが僕の許にやってきて既に半年以上が経ち、ずいぶんたくさんのアプリをダウンロードして試してみたが、その中でも幾つかのアプリは、ほぼ毎日使う定番となり、僕の生活になくてはならないものになっている。

というわけで、そんな定番アプリを紹介してみようと思い、第一回に"Evernote"を選んだ。これはもう完全に僕の一部となっていて、毎日必ず使っている。

この"Evernote"は、メモのクリッピングアプリなのだが、大きな特徴として、iPhone版はもちろんMac版、Windows版それぞれにデスクトップ版があり、さらにWeb版もあり、それぞれがSync出来るという点にある。

それはどういうことか。つまり、iPhoneであろうがMacであろうがWindowsであろうが自分のPCであろうが他人のPCであろうが、どこからでも気になるメモをクリップしておき、それをEvernoteのサーバ上で一元管理できるということである。

たとえば、オフィスでビジネス雑誌を読んでいて、非常に勉強になりそうな本の広告を見つけたとする。そうしたらiPhoneを取り出してEvernoteを起動して、その場で写真を撮れば、その写真がそのまま画像としてクリップされ、サーバにアップされる。

帰宅後にゆっくり自宅のMacからEvernoteにアクセスし、クリップした広告を表示させ、ウェブであれこれ調べものをしたり、本をネットで購入したりもできる。

 

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もちろんテキストのメモも残せるので、道を歩いていてパッと思い付いた事柄や、電車の車内広告を見て憶えておきたいことなどをメモに入力してアップしておけば、あとでMacやWindowsで確認することができるし、iPhoneに付属しているマイクから音声を吹き込んで保存してアップし、あとでMacやWindowsで確認することもできる。

 

iPhoneを介在させなくても十分に便利で、自宅でウェブ巡回中に見つけた、ちょっと仕事で便利そうな記事をブラウザのクリップボタンでクリップしておけば、オフィスのWindows機でその情報を引き出すことができるし、その逆で、仕事中に見つけた、面白そうだけど仕事とは関係ない記事なんかをクリップしておけば、自宅でのんびり確認することができる。

つまり、LAN環境なり携帯電波なり、とにかくネットワークに繋がってさえいれば、いつでもどこでも自分が欲しい情報にアクセスできるようになるのである。

こういう状態は、自分がiPhoneを持つようになるまではちょっと考えられなかったし、また、一度このような環境を手に入れてしまうと、二度とこれなしでは生きられないと感じてしまうほどに便利だ。

こんなに多機能なアプリが無料だというのだから驚いてしまう。ちなみに一ヶ月のファイル転送容量が40MBに限定されていて、年間$45の有償会員にアップグレードすると、転送容量が500MBになり、さらに無償ユーザは画像ファイルとPDFなどに限定されているファイルアップロードが全てのファイル形式に対応となり(要は暗号化されたFTPを自分専用に持つイメージか)、サーバとの通信がSSL化されたりするそうだ。

僕は今のところ無償で使っているが、徐々にファイル転送量が増えてきていて、これだけ便利なツールなので、転送容量がマックスまで来たら、有償版に切り替えるかもしれない。

いずれにしても、iPhoneを最大限に活用するためのヒントは、オンラインストレージなどのサーバを介してのPCレベルのサービスとの連動だと僕は思っていて、その恩恵を最大限に受けられるアプリがEvernoteだと思っている。

まだ使っていないiPhoneユーザの方、無料なので是非!

 

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