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香妃園 訪問レポート 〜 「鶏煮込みそば」が名物 1963年創業 バブルの荒波を乗り越えた六本木の伝説中華料理店!! [六本木グルメ]

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六本木の「香妃園」(こうひえん)という中華料理屋さんをご紹介しよう。

このお店、いまは六本木三丁目のかなり奥まったところ、瀬里奈の向かいのビル2Fにある。

しかしバブル期後くらいまでは、お店は六本木通り沿い、いまホテルアルカトーレがあるあたりに、吉野家と並んであった。

今も平日は午前4時までの深夜営業をしているが、当時も夜中になると業界人で混み合う「怪しい店」「通が通う店」として知られていた。

「〆は香妃園で鶏そば」みたいなのが、ギョーカイ人の暗号みたいに使われていた時期もあったように思う。

僕は当時は学生だったのでバブルの恩恵はほとんど受けていない世代だが、それでも飲食店のバイトが終わったあとに、お店の正社員の人に連れられて、何度も当時の香妃園に行っていた。

移転後は行く機会が一度もなく、今回は多分25年ぶりくらいの再訪となった。

さっそく紹介しよう。

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香妃園 は こんなお店

  • 1963年創業の老舗中華料理店
  • いまは六本木三丁目の路地の奥ビルの2Fにある
  • かつては六本木通り沿いにあり深夜に大混雑する伝説の店だった
  • 仕事が終わったあとのホステスさんやギョーカイ人がたむろする店
  • 鶏煮込みそばが名物!
  • いまでも深夜4時まで営業

香妃園 基本情報

香妃園 お店の外観

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▲ やってきました、香妃園。

この角は、かつてのスクエアビル、そして瀬里奈のある四つ辻。

今ではすっかり人がいない寂しい一角だが、バブル期はこの四つ辻を目がけて原宿の竹下通りのような大混雑が繰り広げられていた。

時代は変わったのだ。

 

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▲ 食べログによると、香妃園は2001年にこの場所で移転オープンしたと書いてある。

ということは、2001年までは前の場所で営業していたのかな?

なんとなく、記憶だと、もうちょっと前に前のお店はなくなったようなイメージなのだが。

 

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▲ ビルの2F、しかもすごく分かりにくい場所なので、よく続いているなと感心しながら入店。

香妃園 店内の様子

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▲ 店内は昭和の香りが漂う雰囲気。

でも窓際を中心に座席はほとんど埋まっていて繁盛している。

さすがである。

 

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▲ メニューも歴史を感じさせる佇まい。

香妃園 お店情報

店名 香妃園
住所 東京都港区六本木3-8-15 瀬里奈ビレッジ 2F
電話番号 03-3405-9011
定休日 日曜日
営業時間 11:45~翌4:00(L.O.翌3:20)
予約の可否・必須かどうか 予約可
クレジットカード カード可
席数 110席
駐車場 なし
開店日 1963年創業、2001年移転オープン
ウェブサイト 食べログ

香妃園 地図とアクセス

日比谷線/大江戸線 六本木駅 5番出口から徒歩2分。

最新!香妃園  1回目の訪問レポート2015年9月

利用日と利用シーン

2015年9月24日のランチに2名で利用。

予約はなし。

当日の様子

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▲ まずはビールで乾杯。

生ビールはなし、瓶ビールのみ。

平日はお得なランチセットのようなものがあるらしい。

 

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▲ 実は香妃園は結構な高級中華で、お料理の値段はどれも高め。

大衆的なお店というイメージがあったが、実は高貴なお店なのだ。

だからギョーカイ人とかに受けたのかもね。

 

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▲ 僕は春巻きが大好物で、中華に行くと必ず頼む。

でも、本当に美味しい春巻きには滅多に出会えない。

過去一番美味しかったのは、昔のキャピトル東急ホテルの中華レストランで食べた春巻きだった。

2003年か2004年のことなので、12年くらい最高の春巻きは更新されていないことになる。

 

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▲ うん、ここの春巻きは結構イケる。

ギッシリ具が詰まっていて変な「つなぎ」を使っていないのも好感が持てる。

でも、キャピトル東急の春巻きにはとても及ばない。

 

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▲ こちらはエビやきそば。

これがめっちゃ美味しかった!

エビの風味、餡のあんばい、そしてそばの炒め具合、全体のハーモニー、メッチャ美味い。

 

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▲ パッと見「焼いてないじゃん」と思うくらい、浅く焼いてあるのだが、これがいいのだ。

 

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▲ お酢を垂らしていただくと最高。

エビもプリプリで美味いよ!

 

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▲ そしてお目当ての鶏煮込みそばが登場。

25年前の記憶を辿るが、当時もこんなだったか憶えていない。

 

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▲ とろとろのスープにほろほろになるまで煮込まれた鶏肉が入り、麺もかなり柔らかくてプルンとしている。

 

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▲ 麺にスープが良く絡み、実にまろやかで奥深い。

いやあ、これは美味い!!

 

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▲ スープの奥行きが半端無い。

きっと骨も一緒に煮込んで、骨髄とかも溶け出すくらい煮込んであるに違いない。

優しくて奥深くて、穏やかなスープ。

でも奥さんはこのスープが「鳥臭い」とのことで、苦手だと言っていた。

まとめ

実際に行くまでは、何となくバブルの頃の怪しげなイメージがあって、「業界人のネタ」的な店だと思っていた。

でも行ってみて分かった。この店は非常にオーセンティックで高級な、本気の中華料理店なのだ。

六本木や赤坂には中国飯店や四川飯店などの名店が多いが、決して退けを取らないお店なのだと思った。

結構単価が高いのだが、次回は夜に大人数でいろいろな料理を試してみたい。

香妃園おそるべし。さすがバブルを生き抜いたお店だけのことはある。

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