JR鎌倉駅から徒歩10分ほどの大町の比企谷(ひきがやつ)にある日蓮宗の寺院「長興山 妙本寺」に参拝してきたのでご紹介。
妙本寺は本覚寺から大町四つ辻に抜ける道から山に向かって分岐する道の奥にある。
総門から入っていくと、鬱蒼とした緑に囲まれ、鎌倉駅からすぐ近くであることを忘れる静寂に包まれる。
気軽に訪れられ自然も豊か、しかも日蓮宗最古の寺院と歴史も古く、祖師堂は鎌倉最大級の木造仏堂建築で見事だ。
最新の参拝は2023年1月1日、元日の初詣ツアーで参拝した。
さっそく紹介しよう。
妙本寺 基本情報
寺院名 | 妙本寺 |
---|---|
住所 | 神奈川県鎌倉市大町1-15-1 |
電話番号 | 0467-22-0777 |
創建年 | 文応元年(1260年) |
宗派 | 日蓮宗 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | 公式サイト |
妙本寺 御由緒
以下、妙本寺公式サイトからの引用。
妙本寺は、日蓮聖人を開山に仰ぐ、日蓮宗最古の寺院です。開基は、比企能員の末子で、順徳天皇に仕えた儒学者比企大学三郎能本です。
この地は比企能員一族が住む谷戸(やと)であったところから「比企(ひきが)谷(やつ)」と呼ばれています。しかし、比企一族は建仁3年(1203年)に権力保持を目論む北条一族によって滅ぼされました。その争いを「比企の乱」といいます。
比企の乱の時、まだ幼少で京都にいたため生き延びたのが比企大学三郎能本でした。能本は、鎌倉の町に立って生命がけの布教をされている日蓮聖人に出会い、「わが一族の菩提を弔って下さるのは、このお聖人しかいない!」と決心し、自分の屋敷を日蓮聖人に献上したのが妙本寺の始まりです。
日蓮聖人は、文応元年(1260年)比企能本の父・能員と母に「長興」、「妙本」の法号をそれぞれ授与し、この寺を「長興山 妙本寺」と名付けられました。
妙本寺 地図とアクセス
JR鎌倉駅東口から徒歩10分。
最新!妙本寺 4回目の参拝レポート 2023年1月
参拝日
2023年1月1日(日)に参拝。
当日の様子
▲ 2023年元日の昼過ぎ、初詣ツアーとして妙本寺にやってきた。
最近一番気に入ってヘビロテしている寺院だ。
▲ すぐ近所の本覚寺には参拝客の行列ができていたが、こちら妙本寺は静かだ。
▲ 地図を見ずに来た人は、一番奥にある祖師堂が本堂だと思ってしまうだろう。
僕も最初勘違いしていた。
▲ 年が明けてもまだ紅葉が残っていた。
▲ 鎌倉駅からすぐ近くとは思えない静寂に包まれる。
▲ 二天門を潜って祖師堂へと向かう。
▲ 年末に行われていた祖師堂の工事は終わっていた。
▲ 静けさのなか、上空をトンビが舞っていた。
▲ いつ来ても心が洗われる。
▲ 2023年もよろしくお願いいたします。
▲ 来年は紅葉の絶頂期に参拝したい。
▲ 日蓮聖人の像。
▲ 祖師堂より小さく脇道にあるのだが、こちらが本堂になる。
この日のまとめ
鎌倉駅からすぐのところとは思えない静けさと緑の深さが素晴らしい。
これからも季節ごとに参拝したい素晴らしい場所だ。
過去3回の参拝レポートは次のページにありますので併せてご覧ください。
鎌倉寺院情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?






ひとりビジネス・情報発信・習慣化コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」「ノマドワーカーという生き方」など全7冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。