神奈川県高座郡寒川町にある「寒川神社」に正式参拝のため行ってきたのでご紹介。
寒川神社は全国で唯一の「八方除(はっぽうよけ)」の守護神として知られている。
ちょうど方位除けについて学んでいるタイミングで検索していて寒川神社が八方除の守護神であると知り、さっそく正式参拝してきた。
御祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の二柱で、「寒川大明神」と称されているという。
寒川神社 正式参拝! 平日朝は人が少なく清々しかった!
▲ やってきました、寒川神社。
鎌倉の家から愛車ジュリちゃんで約45分。
鎌倉からは、ひたすら国道134号を西に向かい、茅ヶ崎から新湘南バイパスから圏央道の寒川北ICに出てすぐ。
▲ 正式参拝は午前8時から午後5時まで。
神社は朝一番の人が少ない時間に行くのが好きなので、この日も朝に来た。
ただ、出がけにバタバタして出遅れたため、8時ぴったりには到着できず、8時15分くらいの到着となった。
予想以上に人が少なくて、参拝客はほとんどいなかった。
▲ こちらが神門。
菊のご紋と令和のお祝いの提灯が華やか。
▲ 御社殿。
参拝客が誰もいない。
平安神宮でも同じ状況になったことがあったけど、やはり荘厳な雰囲気で人が誰もいないと素敵だよね。
▲ 御祈祷の申し込みをして待合室で10分ほど待つ。
面白かったのが、御祈祷で祈願する内容を口頭でやりとりすること。
今まで正式参拝した神社では、全部申し込み書に祈願する内容を書き込んだり丸をつけたりする形だった。
今回は八方除と商売繁昌を祈願することにした。
▲ 正式参拝は昇殿参拝。写真の御社殿の奥で行われるが、写真撮影禁止なので写真はなし。
非常に丁寧かつゆったりした昇殿参拝だった。
印象的だったのが、神主さんがお二人で担当されていたのだが、おそらく宮司と思われる方の祝詞がマイクとスピーカーで増幅されていたこと。
これは初めての体験。
あと、参拝後に直会のお神酒がなかったのも初めてだった。
寒川神社正式参拝! 授与品がすごくてビックリ
▲ 寒川神社の公式サイトをチェックすると、正式参拝の御祈願料ごとの「授与品リスト」が掲載されている。
すごく合理的というか何というか。
僕はサイトを見ずに参拝に出かけたので、このサイトは帰宅してから初めて見たわけだが、授与品がとても豪華でビックリした。
僕は御祈願料1万円で御祈祷していただいた。
神社ミッションすることを考えると、とても豪華になるよね。
授与品はこの手提げの紙袋に入っている。
▲ 紙袋から出したらこんな感じ。
右の三つは良くあるものだが、左の桐の木箱が気になる。
▲ まずは一番右の「御神供」と書かれた箱から開けてみる。
よくあるパターンは、干菓子かかつお節か、そんなところ。
予想どおり落雁だった。
▲ 真空パックされた落雁が印象的。
▲ こちらはずばり、御神酒。
▲ でも想像の右上を行っていたのが、御神酒がパック酒だったこと。
てっきり箱の中に小瓶が入っていると思ったのだが、紙パックとは!!
▲ 御札。正式には「板剣神札」というのだそう。
▲ そして問題はこの木箱である。
いやはや、いったい何が入っているのだろうか?
▲ ふたを開くと、何やらいろいろ入っているのが見える。
▲ じゃーん!なんと、木箱にはこんなにたくさんの授与品が入っていました!ビックリ!!
一番ビックリしたのが、御札が9枚も入っていたこと。
あと左下の木箱は「当座式御幣束」といって、このまま神棚にお祀りするものだう。
左上が目録になっていて、それぞれの授与品の意味と祀り方が細かく書かれていた。
いずれにしても、こんなに授与品がたくさんあるのは初めてでビックリした。
当座式御幣束や八方除のお札は神棚がなかったり貼ることができない場合は、木箱の蓋を開けた状態で高い場所に置くことで代用できるそう。
現代の日本人向けにたくさん配慮していただきありがたい。
寒川神社 正式参拝!まとめ
今回初めての寒川神社への正式参拝だったが、素晴らしかった。
平日の朝で、早く帰宅して仕事をしたかったので、境内をゆっくり散策できなかったのがちょっと残念。
来年お礼参りに行くことになるだろうから、そのときはゆったり時間を使って、周辺の飲食店で直会もしたいね。
9枚のお札と当座式御幣束をどうお祀りするかを考えなくては。
寒川神社 公式サイトはこちら
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。