東京都港区西麻布2丁目にある「補陀山 長谷寺(ちょうこくじ)」という曹洞宗の寺院に参拝してきたのでご紹介。
この長谷寺は福井県吉田郡にある永平寺の東京別院である。
また、大和長谷寺(はせでら)、鎌倉長谷寺(はせでら)と並ぶ三大長谷観音(はせかんのん)として「麻布大観音」があることでも知られる。
僕が育った西麻布地区の寺院であり、子供の頃は良くこの長谷寺の境内で遊んでおり、ちょうど僕らが小学生だった1977年に再建された。
当時ピカピカの新しい麻布大観音を見上げたことを良く憶えている。
今回数十年ぶりに再訪することができた。
さっそく紹介しよう。
補陀山 長谷寺(ちょうこくじ)基本情報
寺院名 | 補陀山 長谷寺(ちょうこくじ) |
---|---|
住所 | 東京都港区西麻布二丁目21番34号 |
電話番号 | 03-3400-5232 |
創建年 | 慶長3年(1598年) |
宗派 | 曹洞宗 |
拝観料 | 志料 |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | 公式サイト |
長谷寺 御由緒
以下、Wikipediaからの引用。
現在地は下渋谷村に属して渋谷ヶ原と呼ばれ、奈良の長谷寺と同一の木材で造られたと伝えられる観音像を祀った宇堂があった。山口重政が天正19年(1591年)徳川家康に招聘され江戸に上った際、渋谷ヶ原に下屋敷を拝領し、慶長3年(1598年)、この渋谷ヶ原観音堂を基に補陀山長谷寺を創建し、菩提寺とした。開山は家康と親交があり、泉岳寺の開山でもある門庵宗関であった。
長谷寺 地図とアクセス
地下鉄日比谷線六本木駅から徒歩15分
地下鉄日比谷線広尾駅から徒歩15分
地下鉄千代田線乃木坂駅から徒歩15分
都営バス 南青山7丁目バス停から徒歩1分
最新!補陀山 長谷寺(ちょうこくじ)1回目の参拝レポート 2024年3月
参拝日
2024年3月23日(土)。
当日の様子
▲ 長谷寺へとやってきた。
江戸時代は山門は今の位置(高樹町交差点側)ではなく、西麻布へと下る坂に面していたという。
▲ 山門を潜り境内に入ると、正面にあるのが僧堂。
▲ 長谷寺は曹洞宗の禅寺であり、この僧堂で修業を積んでいる僧が住み込んでいるという。
▲ 手水舎。
▲ 手水舎には色とりどりの花が浮かべられていた。
▲ そしてこちらが観音堂。
▲ 麻布大観音の説明書き。
鎌倉、大和の「長谷寺(はせでら)」並ぶ日本三大長谷観音とのこと。
なぜ麻布だけ「ちょうこくじ」と読み方が異なるのか気になったがその点は分からなかった。
▲ こちらが麻布大観音。見事だ。
子供の頃は建立されたばかりで白木の色が若かったが、40年近くの時間を経て、ぐっと渋い落ち着いた色になっていた。
▲ 鐘楼にはビニールシートが掛けられていた。
▲ そして麻布稲荷。
これは子供のころにはあった記憶がない。
建物が新しいので、最近できたのかもしれない。
▲ 建物の中に入ると向こう側が丸見えで、一瞬「あれ?お稲荷様はどこだ?」と思った。
小さな祠と両側に狐様が高い場所に祀られていた。
この日のまとめ
大人になってから長谷寺を訪れたのは恐らく初めて。
小・中学生時代には良く遊びに来ていたが、大人になって訪れると感慨深い。
西麻布の一番青山寄りの端で、参道の先の交差点は青山地区の高樹町である。
歴史的にも明治に入るまでは渋谷村だったようで、まさに境界の地だ。
ぜひまた参拝に伺いたい。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。