三重県伊勢市の伊勢神宮内宮からほど近い場所にある「猿田彦神社」に参拝してきたのでご紹介しよう。
猿田彦神社への参拝は今回が3回目で、いずれも伊勢神宮参拝のタイミングで参拝している。
今回は藤本宏人さん主催の伊勢神宮参拝ツアーの一員として参拝した。
ふと気付けば前回の参拝から3年半もたっていた。
さっそく紹介しよう。
猿田彦神社 基本情報
神社名 | 猿田彦神社 |
---|---|
住所 | 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10 |
電話番号 | 0596-22-2554 |
創建年 | 不明 |
ご祭神 | 猿田彦大神
大田命 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | あり |
ウェブサイト | 公式サイト |
猿田彦神社 御由緒
以下は公式サイトからの引用。
天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。
そして、神宮第一の古典『皇大神宮儀式帳』等にあるように、宇治土公宮司家の祖先で猿田彦大神の裔である大田命が、倭姫命の御巡幸に際して、猿田彦大神が聖地として開拓された五十鈴の川上にある宇遅(宇治)の地をお勧めし、そこに皇大神宮(内宮)が造営されました。
そのため宇治土公家はその後、神宮において代々「玉串大内人(たまぐしおおうちんど)」という特別な職に任ぜられ、式年遷宮で心御柱と御船代を造り奉るなど、重要な役割を果たしてきました。
猿田彦神社 地図とアクセス
伊勢市駅/宇治山田駅/五十鈴川駅 それぞれタクシーで約5分〜10分
三重交通バス 猿田彦神社前下車
最新!猿田彦神社 3回目の参拝レポート 2020年1月
参拝日と参拝方法
2020年1月27日(月)
社頭参拝。
当日の様子
▲ 駐車場からのアクセスだったので、本殿脇の入口からの参拝となった。
こちらから神社に入るのは初めてだ。
▲ 境内案内図は何となく賑々しい。
▲ ご由緒の立て札。
▲ 手水舎も何故か賑々しい。
▲ 参拝に合わせて強い雨が降り始めた。
▲ まずは静かに参拝。
▲ 方位石と呼ばれる古殿地。
昭和11年まではここにご神座があったという。
▲ 「君が代」に歌われている「さざれ石」。
▲ 境内社「佐瑠女(さるめ)神社」。
ご祭神は俳優(わざおぎ)・神楽・技芸・鎮魂の祖神、天宇受売命(アメノウズメノミコト)。
天照大神が天岩戸に隠れてしまったとき、岩戸の前で神楽を舞ったのが天宇受売命である。
芸能・スポーツ関係者ほか、天津神と国津神の仲を取り持ったとのことで、縁結びとしても大人気とのこと。
▲ 天宇受売命が天岩戸で神楽を舞ったときに手にしていたとされる「招霊(おがたま)の木」。
▲ こちらがその「招霊(おがたま)の木」。
この日のまとめ
3年半ぶり3回目の参拝となった猿田彦神社と佐瑠女神社。
前回参拝したときは、まだ神様やご由緒などについて調べる習慣がなかったのだが、やはりこうして調べると非常に興味深い。
次回の参拝では、さらに深く神社のことを知ることができるだろう。
参拝できて良かった。
過去2回の参拝レポートはこの下のリンクのさらに下にあります!併せてどうぞ!!
伊勢神宮をもっと知りたい人が読む本
伊勢情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?
猿田彦神社 2回目の参拝レポート 2016年5月
伊勢神宮の内宮にほど近い場所にある、猿田彦神社と佐瑠女(さるめ)神社に参拝してきたのでご紹介。
2016年5月 名古屋・伊勢旅行記4日目。
旅の一つ前の記事はこちら
2016年5月名古屋・伊勢旅行記 目次
伊勢神宮参拝、別宮の旅もいよいよ大詰め。
内宮の別宮、月読宮にやってきた。
ここは、境内に月読宮を含む、4つの別宮が並んでいる、珍しい宮である。
さっそく紹介しよう。
猿田彦神社・佐瑠女(さるめ)神社 〜 伊勢神宮 内宮のすぐ近くにあるパワースポットにも参拝!! [2016年5月 名古屋・伊勢旅行記 27]
やってきました、猿田彦神社。
ここも前年2015年11月以来二度目の参拝。
▲ 伊勢神宮の白木の本殿とは明らかにノリが違う社殿。
▲ 全国に2,000社あるという、猿田彦大神の総本山だという。
▲ 本殿前にある「古殿地」。
昭和11年にいまの本殿が建立されるまで、この位置に本殿の御神座があったという。
パワースポットなのだそうだが、なんでもかんでもパワースポットに小銭を置くのはどうかと思う。
▲ 境内にあるもう一つのパワースポットが、「たから石」。
▲ 宝船には見えないような気がするが、確かに蛇が乗っているようには見える。
▲ 猿田彦神社の境内にある、もう一つの神社が佐瑠女神社。さるめじんじゃと読む。
▲ 佐瑠女神社の縁起。
天照大神が天岩戸に立てこもったときに、舞いを踊ったのが天宇受売命(あめのうづめのみこと)だったとのこと。
なるほどねぇ。
まとめ
ここまで来れば、伊勢神宮 内宮はもう目の前。
いよいよ旅もクライマックスへ。
旅の次の記事はこちら
2016年5月名古屋・伊勢旅行記 目次
猿田彦神社 1回目の参拝レポート 2015年11月
伊勢神宮の内宮すぐ近くにある、猿田彦神社と、佐瑠女(さるめ)神社に参拝してきたのでご紹介。
2015年晩秋旅行記、最終日、伊勢編。
旅の一つ前の記事はこちら!
2015年晩秋 旅行記 目次はこちら!
伊勢神宮の外宮、別宮、そして内宮を巡っている途中。
いよいよ内宮に近づいてきたのだが、その前に、すぐ近くにある猿田彦神社に立ち寄ることにした。
猿田彦神社は、伊勢神宮とは関係はない神社なのだが、歩いていけるほど近く、そしてパワースポットとしても有名なので、訪れることにした。
さっそく紹介しよう。
猿田彦神社 〜 伊勢神宮 内宮すぐ近く 全国2,000の猿田彦大神の総本山!八角形のパワースポット!! [2015年晩秋旅行記 その61]
▲ やってきました、雨の猿田彦神社。
猿田彦神社は、「みちひらき」の神様で、なにか新しいことを始めるときに、参拝すると良いのだという。
▲ 国歌「君が代」にも登場する、「さざれ石」があることでも知られているのだが、この日は雨だったのと事前情報をつかんでいなかったのとで、さざれ石はチェックできず。
▲ 境内には、芸能と美の神様である、佐瑠女神社(さるめじんじゃ)がある。
▲ 白木で作られ一切飾りがない伊勢神宮の神殿と較べると、猿田彦神社の神殿は、一般的に神社のものに近い。
▲ こちらが本殿の目の前にある、「古殿地」。
昭和11年にいまの本殿が造営されるまで、この場所に御神座があった場所とのこと。
もっとも神聖な場所とされている。
方位が刻印されているところを手で触れると、ご利益があるとか。
▲ 雨の本殿は、人も少なく厳かな空気に包まれていた。
まとめ
ずっと伊勢神宮の神殿ばかりを観ていたので、猿田彦神社のいわゆる「普通の神社」っぽさに、ちょっとホッとした気がした。
次回はぜひ、「さざれ石」もしっかりチェックしたいと思う。
さあ、いよいよ伊勢神宮 内宮も目の前だ。
旅も大詰め!