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太平寿し(たへいずし)訪問レポート 〜 石川県 食べログ 寿司1位!先代大将から引き継いだ技と美と世界観が圧巻の素晴らしさ!! [金沢グルメ]

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太平寿し 2回目の訪問レポート! 2017年5月

金沢の隣町、野々市市の太平寺にある、「太平寿し」(たへいずし)に行ってきたのでご紹介。

2017年5月の金沢の旅、4日目のランチ。

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食べログに登録されている、石川県き全レストラン8,808軒の、頂点に輝くのが、この太平寿しだ。

2年前に初めて連れてきてもらい、ぜひ再訪したいと思っていたが、今回願いが叶った。

前回訪問時の記事はこちら。

本当は夜に訪問したかったが、金沢は水曜日がお休みのお寿司屋さんが多く、スケジュールを組むのに苦労した。

ここ太平寿しも水曜日が定休で、木曜のランチ訪問となった。

さっそく紹介しよう。

太平寿し(たへいずし)〜 石川県 食べログ全分野総合1位!! 美しすぎる寿司と大将の人柄はもはや石川県の宝だ!! [2017年5月 金沢旅行記 その20]

▲ やってきました、太平寿し。

僕は金沢から北陸本線で2駅乗ってJR野々市駅で下車。

そこからはタクシーで1,000円ほど。

まったく土地勘がなく、しかも20分早く着いてしまい、まだお店が開いていなかった。

周囲にはカフェなどまったくない住宅地なので、仕方なく低い塀に腰掛けてノマド仕事など。

 

▲ そして時間になったのでお店にアプローチ。

 

▲ 2年前と変わらない、ごく普通のお寿司屋さん、という感じ。

 

▲ お店の札が「準備中」のままだったが、先客がもういて、結構進んでいたので、もしかしたら到着した時点でもう入れたのかも(笑)。

いま食べログを確認したところ、営業開始は11:30からとのこと。

やっぱり入れたな(笑)。

 

▲ 感激したのが、お店に入ったら、すぐに大将が「立花さんお久しぶりです」とにこやかに出迎えてくれたこと。

2年前に一度だけしか来ていない、しかもそのときは地元の方に連れてきてもらった立場だったので、自分で予約すらしていない。

それなのに良く憶えていてくださって、本当に嬉しい。

こういうのって、お客の心を掴むよねぇ。

 

▲ 今回は大将の写真を撮らなかったが、前回撮った写真をこちらに転載。

にこやかに出迎えてくださって本当に嬉しい。

 

▲ 今回の旅で最後のお寿司なので、気合いを入れていこう。

まずはビールで一人乾杯し、大将お任せのコースでお願い。

 

▲ もずく、じゅんさい、そしてバイ貝の肝からスタート。

さっぱりと夏らしい。

 

▲ そして最初の一皿目からもう太平寿しの真骨頂のような美しくアレンジされたお寿司。

右手前の握りがハタ、そして左の小さな握りがヒラメ、奥の刺身がエンガワで、右奥の小さな貝が、こちらでしか見ないアカニシガイ。

器は北欧のダンスクのものを使っていて、とっても華やかだ。

いやあ美しい。本当に見事だ。

 

▲ 続いては冷酒を。

手取川の夏純米。

器が涼やかで美しい。

 

▲ ラベルがまさに夏。

美しいねぇ。

 

▲ 続いてはサバ。

サバは刺身と巻き寿司になっているものが一つずつ。

こういう手の込ませ方も、まさに太平流なのだな。

 

▲ 今回の前半のハイライト。

なにやら不思議な器が出てきた。

 

▲ 蓋を開けると?

これは何だろう??

とろろ??いや違うな。

 

▲ これ、能登半島の輪島で獲れた、フグの白子の蒸し寿司!

フグの白子は皮をむいて蒸しているので、もうフワフワで、白子と言われなければ何だか分からないレベル。

これは美味い!!素晴らしい。

 

▲ 続いては、ハモとトリガイ。

 

▲ 夏の使者ハモ嬉しい!

そしてこれも抜群に美味い!!

 

▲ 初ガツオは藁でスモークしたもの。

こちらも右は刺身で、左は握りで。

▲ ホタルイカも炙ってスモーキー。

 

▲ 甘エビの握り。

卵が乗って、さらにその上には甘エビの味噌が乗っている。

奥の甘エビはコノワタと共に。

手前の握りに振られているのは、イギリスはマルドンの岩塩。

塩のツブが大きいことが大切で、このマルドンの塩を使っているそう。

能登のお塩などは、ツブが細かすぎて、ネタにべったり張り付いてしまい、塩辛すぎてしまうのだそう。

なるほど!

 

▲ 美しき中トロ。

 

▲ 続いては宋玄。

 

▲ アカイカの包丁の入りっぷりも凄い。

ごくごく浅く炙ってあり、甘みが半端ない。

 

▲ 衝撃的な美しさの車エビ。

金沢のお寿司屋さんは、茹でた海老をあまり使わない。

生の甘エビやボタン海老、ガス海老などを使うことが多い。

この車エビは濃厚な滋味で非常に美味かった。

 

▲ 羽咋町の遊穂。UFOとかけているのだな。

 

▲ 白エビは器も握りも超繊細。

 

▲ 赤身はしっかり包丁が入り、煮切りがじんわりと染み渡る。

 

▲ そして来ました、後半のハイライト!

太平寿し名物、ノドグロの蒸し寿司!

上品な脂がシャリの酢飯と抜群の相性。

前々日に、25年太平寿しで修業してきた大将が出したお店「飛」でこの蒸し寿司を食べたのだが、やはり太平寿しの蒸し寿司は最強だ。

飛の記事はこちら。

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▲ ふっくらフワフワの穴子も絶品。

金沢は穴子ではなく鰻を使うお店が多いが、この穴子は美味かった。

 

▲ お味噌汁で〆。

いやあ本当に美味かった!

素晴らしかった!!

まとめ

2年前も非常に感激したのだが、今回もやはり唸りまくり、感激しまくりの2時間だった。

夜はもうちょっとつまみが多くなるそうで、次回は絶対に夜に来ようと誓った。

素材も腕も凄いのだが、何と言っても大将の人柄が最高のご馳走。

石川県の宝みたいなお店。

太平寿し、超オススメです。

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2017年5月金沢旅行記

2017年5月に石川県の金沢市を旅したときの旅行記です。グルメ、ホテル、観光スポット、ローカル、ランニング情報などが盛り沢山。

記事は時系列に下から順に並んでいますので、全部チェックしたい方は下から読んでいくのがベスト。

 

太平寿し お店情報

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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラーの 立花岳志が より自由で楽しい人生を追求しシェアするブログです。

金沢の旅のメインイベントだったセミナーと個人コンサルを終え、あとは金沢を楽しむだけとなった。

この日は今回の金沢の旅ですっかりお世話になっている、壽屋ご当主山縣さんに、イチ押しのお寿司屋さんに連れていっていただくことになった。

場所は、金沢市から出て、すぐおとなりの野々市市は太平寺という、住宅地と田んぼが混ざる場所にある。

ハッキリ言って教えてもらわなければ絶対来られないお店だが、食べログでは全国TOP500の名店、スコアも4.0を超えている(2015年9月1日現在)。

とても楽しみだ。

さっそく紹介しよう。

太平寿し(たへいずし)—もはや芸術品! 金沢のベッドタウンに極上寿司店のフルコースに大悶絶す!!

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▲ やってきました、野々市市の太平寿し。「たいへいずし」ではなく、「たへいずし」と読む。

ご覧の通り、ごくごく普通の住宅地の中にポツンとお店がある。

 

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▲ お店自体もごく普通の住宅のような雰囲気。

 

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▲ 若い衆に出迎えていただき入店。

この日は山縣さんと、山縣さんのお友達で、日本画家の前田有加里さんとご一緒させていただいた。

どうぞよろしくお願いします。

 

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▲ カウンターに腰掛ける。とてもにこやかな大将とご対面。

 

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▲ 山縣さんに運転していただいて、僕は昼からビールなど。すみませんすみません。しかし美味い。

 

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▲ まずはお通し的に、こちらはスルメイカの沖漬け。

これがビックリするくらい濃厚で美味しい!

 

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▲ 沖漬けと一緒に出てきたのが、能登産の「黒もずく」。

東京で普段食べているもずくよりも圧倒的に太くて存在感が凄い。

ああ、いま自分は能登のすぐ近くにいるんだ、と実感した。

 

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▲ ここでかわいらしい箸置きに注目。すみません、ピンボケだ。

干支ごとに11種類まで揃えたとのことで、今年は未年なので羊の箸置き。

残念ながら作家の方が亡くなってしまい、12種類のコンプリートにはできなかったそうだ。

 

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▲ この日はすべてお任せでお願いしていたのだが、ここですでに握りが登場。

器とお寿司の調和された美しさに見とれてしまう。

奥がキスの昆布〆、右が能登のアラ、そして左手前がアカニシガイという貝。

 

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▲ こちらが能登産のアラ。

アラは東京ではあまり見かけない白身だが、タイやスズキよりも優しく繊細な味わいのある、優雅な白身だ。

 

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▲ カツオの握り。

これが圧倒的に美味い!ビックリ!

滋味に溢れギュッと旨みが詰まっている。

素晴らしい。

 

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▲ 続いては夏の味、アワビの塩蒸し。

ちなみに左側の赤っぽい切身は、アワビの唇の軟骨部分とのこと。

アワビの唇って想像したこともなかったが、コリコリしていてこれも美味しい。

 

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▲ そしてこちらがビックリ、あわびのすり流し。

大将が生のアワビを目の前でゴリゴリ下ろし金ですり下ろしてくれるのだ。

そしてそれを出汁と併せ、江戸切り子のグラスに入れて供される。

いやはやこれは贅沢。

するするとのど越し良くいただいてしまう。

なんて贅沢なんだ。

 

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▲ 続いては握りに戻り、こちらはコハダ。

〆具合がツンとせず、でもしっかり締まっていて抜群。

甘海老のおぼろが上にかかっている。

 

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▲ こちらはアカイカ。このわたと共に。

イカの仕事っぷりも凄いし一皿ずつ器が変わるのも素晴らしい。

 

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▲ そしてハモが登場!梅肉とともにいただくと、まさに夏の味!

そしてこれも器が凄い。

 

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▲ もうちょっとだけ、ということで、濁りの冷酒を。

グラスもすごくカッコいい。

 

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▲ ここで凄い握りが登場!

こちら、甘海老の握りなのだが、シャリに甘海老の卵が混ぜ込んである。

そしてマルドンの岩塩を振りかけた状態でいただく。

器も素晴らしく、味わいも完璧。なんという完成度だろうか。

 

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▲ そしてこちらが太平寿し名物、のどぐろの蒸し寿司!

蒸したノドグロは初めてだ!

 

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▲ ノドグロは脂が強いのだが、蒸すことで脂が身から染み出し、シャリに香りが移り、なんとも言えない上品な風味になる。

これは本当に旨い!素晴らしい!

 

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▲ ほれぼれするような美しいマグロ。

こんな美しいマグロの握り、なかなか見られない。

もちろんお味も最高。

いやあ凄い。

 

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▲ 大きな煮ハマグリ。特大サイズ。

 

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▲ そしてこちらはマンジ貝という貝。

初めて知った貝だが、ちょっと牡蛎ににた風味がある、磯の薫りの強い貝だ。

 

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▲ そして風味豊かな穴子。

パリッとした表面の奥はフワッと仕上がっている。

 

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▲ そして最後はかっぱの手巻き寿司。

いやあ、なんという芸術。素晴らしいフルコースだった。

 

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▲ 大将に許可をいただいて記念撮影。

太平寿しのお寿司は「江戸前」ではなく、まさに「金沢前」。

大将のオリジナリティ溢れる仕事と、徹底的にこだわった器とのハーモニー。

まさに芸術品といえるレベルだった。

また一つ金沢(お隣だけど)の名店を体験させてもらった。

いやはやおそるべし。

太平寿し、超オススメです!!

旅の続きの記事はこちら!

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更新履歴

2017年6月7日 コンテンツを公開しました。

2019年1月22日 他の訪問レポートを全部まとめ、2019年1月訪問レポートを追加し、リニューアルしました。

2020年5月4日 ページ構成を整理して全体をアップデートしました。

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