日記

断捨離の道は長く厳しい 日刊たち vol.107 新米フリーエージェントな日々

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自分の部屋から不要なものをなくそうという「断捨離」。

第1回のデスク引き出しに続き、第2回はプリンタラックの整理をした。

 

 

このプリンタラックが僕の部屋の、いわば「掃き溜め」的な場所になってしまっていた。

このラックはもともとはミュージシャンである奥さんの持ち物で、プリンタが置いてあるから「プリンタラック」と言っているが、もともとは音響機材を乗せるプロ仕様のごっついラックである。

 

 

断捨離を始めてすぐに奥さんから、「プリンタラックのところ何とかしなよー」と言われるまで、ここが「小魔窟化」していることに、僕自身まったく気づいていなかった。

イヤなものからは視線をそらす。そうすると不思議なもので、視界に入らなくなるものだ。

僕の場合、一応モノはすべてラックに収まっているのでぐちゃぐちゃというわけではなかったのも却って悪かった。

 

 

ではということで、プリンタラックの断捨離に取り掛かったのだが、これがもう、大変だった。

奥さんが指摘したとおり、ここは「掃き溜め」。掃き溜めは、何が何だか分からない、行き場のないモノが集まっている場所だ。

モノの法則性がないので、一つ一つ「どう片づけるか」を悩むのだ。しかも処分しにくいモノが多く、すぐに目を反らしたくなる(>_<)/。

 

 

プリンタラックに置かれていたモノは、こんな感じ。

高校の卒業アルバム、小学校の卒業証書、15年前にもらった手紙、幼稚園時代に描いた絵などがごちゃまぜに入れられた段ボール、20年以上前に近所の床屋さんにもらったカメラの三脚、子供時代の写真が無造作に入った箱、ジグソーパズル、買ったまま開封すらしていないヨガボール、とっくの昔に現役を引退し処分されるのを待ち続けている古い雪見大福iMacのキーボードとマウス、それに外付けスピーカー、子供の頃に集めていた切手のアルバム、まだテレビを観ていた頃に録画して焼いたDVD-Rの収納ケース。あと、バブル時代に夜遊びしてた頃集めてたカフェバーやディスコのマッチとお店のカードのコレクション。などなど。などなど。

 

 

特に厳しかったのが、子供時代の臓物が入っている段ボールで、中を開けたら幼稚園時代から大学時代までの書類やら名簿やらがわらわら出てきてどうにもならない。

普通この手の臓物は実家の押し入れとかに封印されているものだが、僕はご存知の方も多いと思うが実家がもうないので、この手のものも全て今の家に持ってきている。

「必要か不要か」で考えれば小学校の卒業証書や幼稚園のお絵書き帳などは「まったく不要」なのだが、さすがにこれは捨てられない。断念。

その代わり、同じ段ボールに突っ込まれていた大学の卒論の下書き(2,000枚くらいの紙)は全部処分することにして、「子供時代キット」として関係するモノを全部まとめて地下の倉庫に入れることにした。

 

 

さらに追い討ちをかけるようにヤバかったのが、写真。

前の奥さん関連の写真がごっそり出てきたり、一番太ってて醜い時代の写真とか、父親と一緒の写真とか、これまた処分方法に迷うものばかり。

 

 

実はプリンタラックの断捨離は日曜日に取り掛かったのだが、あまりに厳しい状況に、日曜日はちゃちゃっと判断できるモノだけ捨てて一旦断念。

結構落ち込んだ。過去の自分がずるずる出てきてしまったことと、それを直視しないように放置していたことに、二重に落ち込んだ感じ。

 

 

そして今朝、気合いを入れ直し、再度自分を見つめ直して断捨離を断行。

とりあえず「子供時代キット」の段ボールに入れるものを整理して地下に持っていき、写真はまずは全部まとめて積み上げた。

使えそうなものは一旦ラックから下ろして別の場所に移動。移動しても「断捨離」にはなっていないのだが、とにかくラックを一旦空にする。

バブル時代のバーやディスコのマッチとカードも全部処分。これって、「あの頃の自分が一番カッコ良くて輝いてたな」という後ろ向きコレクションだと思ったから。取っておけば風俗史的価値は多少あったかもだけど、手許にはないほうがいい。

 

 

 

 

というわけで、ようやくプリンタラックが空になった。精神的にメチャクチャ消耗した。こんなに厳しいと思わなかった。

でも、まだ写真やDVD-Rなどはまとめて移動しただけなので、この後仕分けることになる。

DVD-Rは今でも観たいPRIDEとK-1関係のスカパー生放送関連は残し、それ以外は全部捨てる予定。写真は全部データ化するつもりなので、残すものはスキャンして紙は全部捨てる。

 

 

あとは、雪見大福iMacの処分だな。ヤフオクに出そう出そうと思いつつも面倒でずっと放置してしまっている。

引き取りにきてくれるリサイクル業者さんとか調べてみようかな。

 

 

断捨離の道は厳しい。負けずに頑張る。

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