西麻布の交差点角にある、居酒屋「権八 西麻布」に行ってきたのでご紹介。
この権八は、「ラ・ボエム」や「ゼスト」、「モンスーンカフェ」などを展開する、グローバルダイニングの旗艦店。
在任中の小泉元首相がブッシュ元大統領と会食をしたことで、一気に全国に名が知られるようになった。
海外のガイドブックなどにもたくさん掲載されているようで、外国人客の比率が非常に高いのも特徴。
前回訪問時の記事はこちら。
今回は奥さんが「一度行ってみたい」ということで、日曜日の夜に訪問してきた。
外国人客が店の外に行列するほどの大盛況だった。
さっそく紹介しよう。
権八 西麻布 〜 まさに「キル・ビル」の世界!外国人客が8割の劇場型居酒屋はとっても料理が美味しい!! [麻布グルメ]
▲ やってきました、権八 西麻布。
日曜日の午後7時すぎに到着したが、外国人客で大賑わいだった。
▲ 外のメニュー。
▲ 入口の看板も和を強調している。
▲ 入口は古い蔵を思わせる重厚なドアだ。
もちろんもともと蔵だったわけではなく、装飾である。
▲ 店内。僕らが入店した時点では、わずかに空席があったが、間もなく完全に満席になった。
この広い空間と吹き抜けの2階が、このお店の特徴なのだ。
▲ 今回通された席はカウンター。
カウンターに座ったのは初めてだが、テーブル席は結構にぎやかなので、静かなカウンターがちょうど良かった。
▲ カウンターからメインのホールを見るとこんな感じ。
中央の一番低いところに焼き鳥の焼き場があり、その周辺にカウンター、テーブルがある。
そして写真に写っていない、さらに外側に、ぐるりとテーブル席が二重になっている。
相当な人数が収容できると思う。二階には個室もあるし。
食べログ情報によると、座席数は250とのこと。
▲ メニューの一部。
このお店の特徴は、普通の「和食」「和風」ではなく、「外国人から見た日本風はこんな感じ」というピンポイントを狙っている点。
そこが面白いし、ユニークだからこそ、すごく流行っているのだ。
▲ グラスワインで乾杯。
カウンターの内側には、ドリンク担当のスタッフが、まるで魚が泳ぐかのような素晴らしいしなやかさでオペレーションをしている。
今どきの飲食店にも、こんなに素晴らしいスタッフの質が揃っているお店があるんだ!と感激するくらい、カウンターのチーフ格と、その周辺のスタッフたちは素晴らしかった。
見ていてうっとりしてしまう素晴らしさ。
▲ 権八サラダ。
水菜とカイワレに、アサリが乗るというのが面白い。
奥さんが「レタスとトマトじゃ和風にならないからダメなんだろうね」と言って、なるほどと思った。
ユニークだが、ドレッシングも含めてとても美味しい。
▲ 天ぷら盛り合わせ。
立派な海老が二本付いている。
カラッと揚がっていてレベル高い。
前回の記事でも同じことを書いているな(笑)。
▲ ナムルは蓮根と小松菜がメイン。
このチョイスも面白いね。
▲ 権八名物のフォアグラ串。
これが素晴らしく美味しいのだが、一本で1,250円という価格をどう考えるか。
高級フレンチでフォアグラを食べることに比べれば、ぐっとお得だけど、串に刺さっていると、比較対象が焼き鳥になってしまうので、偉く高く感じる。
▲ つくね。今回は半熟卵は付けずにシンプルに。
▲ 左から、アスパラベーコン、もも肉、そして和牛串。
和牛串も、こうして焼き鳥と並べられてしまうと、1,400円もするのに、いまいち有難みがなくなるが、お味はとても結構。
▲ こちらは石焼きの「うなぎごはん」。
最初は鰻が乗った状態で持ってきてくれて、店員さんが目の前でビビンバ風に混ぜてくれる。
混ぜる前の写真を撮れなかったのが残念。
▲ ごはんがぱりっとして鰻の風味がいっぱいで、とても美味しい。
▲ デザート。
こちらは奥さんのきな粉アイス。
▲ こちらはチョコレートケーキとゴマのアイスクリーム。
これもとても美味しい。
一つ注意点として挙げたいのは、このお店は注文した料理は全部一気に出てしまうこと。
今回は最初に〆のうなぎ飯まで頼んだら、一番最初にうなぎ飯が出てきてしまった。
軽いものから順にタイミングを見て出す、という仕組みにはなっていないので、要注意。
250席満席でも、頼んだ料理はすぐ出てくるので、何回かに分けて、ちょっとずつ注文した方が良い。
まとめ
誕生日のお客さんへのサプライズの際は、店内の灯が消え、映画「キル・ビル」のテーマ曲が流れる。
まさに劇場型居酒屋という感じだ。
外国人にもその演出も含めて受けているのだろう。
雰囲気や仕掛けばかりが目立つ権八だが、このお店の料理は、何を食べても本当に美味しい。
今度はイベントでも一度利用してみようかな。
権八西麻布、オススメです!!