エッセイ

資金繰りの波 えんやーとっと!えんやーとっと!

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ビジネスを新しく展開しようとしているので、お金がたくさん出ていく。

サラリーマンを卒業して7年半、収入を6倍以上に伸ばしてきた僕だから分かる。

ビジネスを拡大するときは、必ず先に「支出」が発生する。いわゆる先行投資だ。

製造業に当てはめると分かりやすい。

新製品を作って儲けるためには、まず新製品を作って売れるようにしなければならない。

たとえばAppleが新型iPhoneを作って儲けようと思ったら、新型iPhoneを企画して、設計して、製造しなければならない。

今までの工場では作れないなら、新しい工場を作り(実際のiPhoneは外注生産だが)、ラインを作り、人を雇い、生産ラインを作る。

そして材料を仕入れ、実際に生産して、それを全世界の販売店に運び、店頭に並べ、宣伝・告知もする。

ここまでの間、Apple社には原則1円も入ってこない。

つまり、全額が先出しになるのだ。

で、店頭に並んだiPhoneが売れ始めて、初めて売上になり、当初投資した額を回収できる以上の台数が売れると、初めて「儲かる」、つまり「利益が出る」状態になる。

これとまったく一緒で、僕たちはいま、新しい事務所を作り、自宅と分ける。さらにあやちゃんは自分の音楽とセッションのためのスタジオを別に持つというプロジェクトと、それとは別の新しいプロジェクトを走らせている。

プロジェクトが全部終わって、新事務所が稼働して別プロジェクトも稼働すると、売上高がアップグレードされるはずで、そうすると投資したお金が回収できるはず。

そしてより多くの人の役に立ち、より多くの人の人生の好転や自己実現に貢献できるようになるはず。

でも、いまは先行投資の段階なので、まあーお金が出ていく出ていく。

資金繰りの波がどんぶらこー、どんぶらこー。土用波のように押し寄せる。

でも、僕らは自分たちでわざわざ坂を作り、登り坂にして、そこを登っているのだ。

だから、この登り坂を楽しんでいる。

全部何とかなるし、どうせ全部うまくいく。

えんやーとっと!えんやーとっと!

小舟で荒波に向かって7年半、そろそろ小型ヨットくらいにアップグレードしたいので、頑張るよ。

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