心・心理

「サボりたい」気持ちをうっちゃる

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目覚めたらいつもより1時間半近く遅く、時計はまもなく7時を指そうとしていた。

ベッドに寝たまま遮光カーテンを開くと、台風一過の爽やかな朝日が飛び込んできた。

開けてある窓からは涼しい風とともに、波の音が聞こえてきた。

その時僕が瞬時に思い浮かべたことは、「ザイモクザシーズンズテーブルで昼から飲みたい」ということだった。

台風一過の土曜日で対外的な予定はない。

前夜麻布で会食だったため夜更し気味で軽く寝不足で、頭の回転が鈍そうだ。

こんな日はさっさと「サボる」ことに決め、お店の開店とともにテラス席にGO!したい。

そう、9月末でようやく鎌倉市の禁酒令が解除になった。

今年は7月16日に梅雨が明け、テラス席で梅雨明けを祝ったのだが、その翌週から鎌倉は長い禁酒令に突入してしまった。

結局真夏の7月後半、そして8月と9月の丸ごと、鎌倉の飲食店のほぼすべてが禁酒令を守っていた。

そんな長かった暗黒の時代が終わり、久し振りにテラス席でお酒が飲めるのだ。

これは行かないわけにいかないだろう。

目覚めた瞬間から僕はすでに「サボりモード全開」になってしまった。

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やるべきことがたくさんあるのにサボりたい。どうする?

目覚めた瞬間からサボりモード全開になってしまった僕だが、実はやるべきことというか、やりたいことも同時にあった。

10月僕はブログ100記事、ランニング100kmという目標を掲げてブログに書いてしまった。

しかも書いたのは昨日。たった1日前だ。

2021年10月はブログ100記事更新、ランニング100km出走を目指します!!
2021年10月はブログとランニングで分かりやすい目標を掲げ、宣言することにしました。 ブログ100記事更新、ランニング100km出走です。 他にもいろいろ目標は設定しているのですが、この2つは数値が分かりやすいので、この二つを掲げつつ、他...

ブログ100記事にしても、ランニング100kmにしても、ペース配分が大事になる。

一ヶ月という長丁場を、できるだけ均等に負荷を分散させることで、達成の確率が高まるし、他の仕事や活動にも影響を与えずに済む。

特にペース配分で大事なのが「スタートダッシュ」だ。

僕は10月に100記事と100kmを達成したら、11月はさらにハードルを上げようと思っている。

記事数を110記事にするか内容を向上させるかは分からないが、ランニングは120kmとか125kmとかにアップグレードしたい。

ということは、10月末が終わった時点で「燃え尽き」てしまってはダメなわけだ。

11月にも元気に突入していきたい。

そうなると、10月末にギリギリでウワーッと根性で追い上げてギリギリ達成というのは避けたい。

なぜなら駆け込み達成で追い上げると、絶対11月上旬が息切れ状態になり、また11月下旬に追い上げる、という悪循環になるからだ。

過去に何度もそういう苦い経験をしているので、今回は是非スタートダッシュを決めたいと昨日思ったばかり。

ブログは昨日4記事書けたので、まあまあの結果だが、ランニングは台風のため1kmしか走れなかった。

31日間に100記事、100kmということは、1日平均3.23記事/kmが必要である。

ブログは1日4記事書き、ランニングは1日4km走ると「アヘッド」していくことになり、「3記事以下」「3km以下」だとビハインドしていくことになる。

今日を全開で「サボる」ことにすると、明日以降にそのしわ寄せがいくことになる。

そして来週は火曜日と木曜日に長い時間のプライベートと仕事の予定が入っていて、その日はどちらもあまり量産ができない予定だ。

さらに来週末には無料Zoomセミナーの第1日程もあるので、準備もしておかないといけない。

それを考えると、今週末に盛大にサボってしまうのは危険なのだ。

せめて大幅なビハインドにならないよう、ブログ3記事、ランニング3kmくらいはこなしておきたい。

サボってテラスで太陽と青空の下気持ち良く飲みたいという気持ちと、自分との約束を守りたいという気持ちの狭間で揺れる僕なのであった。

妥協:ルーチンをサボっても構わないからブログ書こう

「サボりたいな〜飲みに行きたいな〜」と思いつつ逡巡していたのには理由がある。

僕はアルコールが入ると一気に文章を書くのが面倒になってしまうのだ。

友達とのメッセくらいだったら良いのだが、まとまった文章を書くのがイヤになる。

僕はこの現象を「言語野がやられる」と表現する。

テラスで昼飲みしてしまうと、多分午後にブログを書くのが面倒になってしまい、3記事なり4記事というノルマが果たせなくなる。

それはちょっとイヤなので、ならば最低限のノルマをできるだけ早い時間に終え、それから堂々と飲みに行けば良い。

そして限られた意志の力をキープするために、僕は「今日は朝のルーチンをぶっ飛ばして構わない」という特例を許可した。

僕は毎朝家の掃除や整理整頓、身だしなみなどに結構長い時間をかけている。

それを「朝のルーチン」と呼んでいるのだが、それを今日はサボり、その分さっさとブログを書くことにした。

おかげで書評を書くことができて1記事。

そのあとランニングに出た。

「何とか最低3km」と思って走り出したら、台風一過で気持ちが良くて距離が伸び、6km走ることができた。

これで2日で7kmなり、昨日のビハインドを解消できてバッチリである。

そして昼ごはんの前にいまこの記事を書いている。

この記事が終わると2記事。

もう1記事は日記記事が書けるので、それで3記事となる。

今日はまだYouTubeの収録をしていないので、この後YouTubeを録って日記記事を書くと、最低限のノルマは果たしたことになる。

といっても明日の日曜日も一日中快晴の予報。

今日3記事で終えると明日は4記事書いた方が良いという話しになるだろう。

僕は普段そんなに「サボりたい」という欲求が強く出るタイプではない。

割と几帳面に活動できるのだ。

それを考えると、こうやって「サボりたい」という気持ちが1記事になってしまうほどサボりたい日は珍しいので、こういう日にサボっておいた方が心が喜ぶような気はする。

まあいい、まずはお昼ごはんを作って食べ、そのあと午後の作業をしてみて、どうするか決めよう。

いずれにしても、良く午前中ここまで真面目に記事を書き、そして走ったな。

朝のルーチンを丸ごとスキップする作戦、意外と有効かもしれない。

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