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iTunes Match 〜 iCloud 経由で 全デバイスにすべての音楽ファイルを同期する有料サービス 利用開始から8年

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昨日アップルから一通のメールが届いていた。昨年5月に利用開始したiTunes Matchサービスが、一年経つので契約更新になるよ、という通知だった。

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iTunes Matchが音楽との触れ方を劇的に変えた!

iTunes Match

iTunes Matchとは?おさらいしよう

昨年5月に利用開始したiTunes Match。

iTunes Matchとは、自分がiTunesに格納している楽曲ファイルを、すべてクラウドにアップロード、またはAppleが持っているファイルと「マッチ」させるサービスだ。

それまでは特定のデバイスに格納されていた音楽ファイルがすべてクラウド化することで、複数デバイスで全部の楽曲をいつでも聴けるようになる、革命的なサービスだ。

僕はiTunesに14,000曲以上を持っている、ヘビーユーザーだ。

当然ながら、大容量のiPod Classicや最新の128GBiPhoneなどにも、全ファイルはとても入らない。

iTunes Matchは年間3,980円がかかる有料サービスだ。

でも、14,000曲を常時持ち歩けるなら支払う価値がある。

そう思い、迷うことなくサービス開始日に申し込んだ。

申し込み時に書いたブログはこちら。

iTunes Match — すべての音楽ファイルをクラウド化できる夢のサービスに申し込んでみた!! | No Second Life

サービス開始時は大混雑で大変だった

iTunes Matchは、申し込んだ人のMacやiPhoneなどのデバイスにある音楽ファイルを、全部スキャンする。

そして、Appleがサーバに持っているファイルは「マッチ」させ、Appleがサーバに持っていない楽曲ファイルはiCloudにアップロードする。

サービス開始当初は、申し込んだユーザー全員分のデータをスキャンしたりアップロードしたりするわけで、大変な大渋滞となった。

サービス申し込みから使えるようになるまで、なんと16日も掛かっている。

そのときのブログはこちら。

スタートから16日!やっとiTunes Matchが使えるようになった!が、分からないことがいっぱいだ!! | No Second Life

容量無制限MVNO登場までは、通信量との戦いだった

無事すべてのデータのマッチが終わって、14,000曲すべてを手持ちの全デバイスで常時聴けるようになった。

喜び勇んでiPhoneで外出中に音楽を聴きまくった。

すると、あっという間にSoftBankの3日1GB制限に引っ掛かってしまい、通信が超低速に制限されてしまうことになった(泣)。

iTunes Matchは、モバイルデータ通信時にも利用するか、WiFiのときにだけ利用するかを選べるようになっている。

しかし、iPhoneで外出するときに使えないなんて、ほとんど意味がない!

しかし、3日1GB制限にひっかかってしまうと、すべての通信が低速になってしまい、使い物にならなくなる。

泣く泣くiTunes MatchをWiFi専用にしたりしながら、常に通信量と闘いながら使っていた。

 

しかし、iPhone 6とiPhone 6 Plusが発売されて、状況が一変した。

僕はiPhone 6 とiPhone 6 Plusを両方購入したが、どちらもSIMロックフリー版を購入した。

そして、iPhone 6 Plusには、データ通信量が無制限の、NTTぷららLTE無制限プランのSIMを挿すことにした。

これにより、ずっと外出中にiTunes Matchで音楽を聴きっぱなしにしても、容量制限に引っ掛かることがなくなった。

晴れて、堂々と14,000曲を持ち歩くことができるようになったのだ。

MVNOをiPhoneで使えるようになったことにより、iTunes Matchの活躍の幅が、一気にMAXに広がった。

旅先の楽しみが無限に広がった

iTunes Matchは、旅先でのライフスタイルをも大きく変えてくれた。

iTunes Matchは手持ちの全デバイスで利用できる。

iPhoneだけではなく、MacやiPadでも利用できるのだ。

僕は旅に出るときに、小型のBluetoothスピーカーを持って行く。

このスピーカーをMacBook Proに無線接続して、ホテルの部屋で音楽を聴くのだ。

その日、その時の気持ちにピッタリマッチした曲を思い付いたら、即その場で聴ける。

文字で書くと大したことがないかもしれないが、これが結構劇的に嬉しい。

今までは、しょっちゅう「あー、あの曲はiPhoneに入ってないんだよなー」と地団駄を踏んでいたのが、まったくなくなったのだ。

これは本当にすごいことだ。

「自分のクラウド」と「他人のクラウド」。音楽の境界線がなくなった

iTunes Matchを利用するようになってから、ときどき不思議な気持ちになることがある。

自分が購入して持っている曲も、まだ購入していない曲も、どちらもAppleのサーバにあるという意味では一緒だ。

そして、僕がアップした曲も、友達がアップした曲も、これまた全部アップルのサーバにある。

そして、たいていのアーティストの曲は、アップロードではなく、同じAppleのサーバにあるデータが、ストリーミング再生されている。

つまり、もう、「僕のCD」とか「人の曲」という概念はなくなり、世界中の人で同じ音楽をシェアして聴いている、という状態なのだ。

音楽に関しては、他人と自分の境界がなくなり、世界中のみんなで一つのファイルをシェアしているんだ、と実感する。

今までだって、無数にコピーされたCDという板をみんなで持っていたわけだが、物質的な存在から、クラウド上のデータに変わったことで、人の気持ちってこんな風に変わるんだ、と実感するわけである。

まとめ

サービス開始から1年経つiTunes Match。

僕は迷うことなく継続利用する。こんなに素晴らしいサービスはない。

音楽好きな人は、一度使うと病みつきになると思う。

特に、容量無制限のMVNOとiPhoneの組み合わせで使うと最強だ。

まだの方はぜひ試してみて欲しい。

今日も14,000曲をポケットに入れて、街に繰り出そう。

iTunes Match、最高です!

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