エッセイ

方針転換 〜 新事務所探しは長期戦へ

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9月からいまの六本木の自宅兼事務所から、新居と新事務所に引っ越しをするというプロジェクトを実行中。

新居は9月末に決まって契約も終わったのだが、問題は新事務所。

オフィス物件候補をいくつか内見し、また、複数の不動産会社から物件の資料をどんどん送ってもらい見ているのだが、良い物件に当たらない。

というか、我々が本当に望む規模の物件になると、大幅に予算オーバーになってしまう。

家賃100万円ごえで、保証金が12ヶ月とか言われると、それに仲介手数料だとか初月家賃とか入れると、事務所費用だけで1,500万円(!!!)とかになってしまう。

さらに、オフィス物件はスケルトン貸しのものが圧倒的に多く、我々が使い勝手の良い状態にするというか、使える状態にするためには、工事が必要。

僕らはセミナールームとセッションルームを作りたいのだが、そうなると、トイレも増設が必要だったりで、そんなこんなやってたら、初期費用だけで2,000万円を越えそうな勢い。

ちょっとの予算オーバーならクラウドファンディングとか色々考えるのだが、ぶっちぎりの予算オーバーなので、「これはちょっと無理だね」という感じになってきた。

さらに、初期費用が仮に集まったとして、そこから毎月のランニングコストも非常に大きくなる。

新規事業をいくつかやる予定ではいるが、これはちょっとあまりにも無謀だろう、ということになった。

というわけで、方針転換。

新事務所は引き続き、良い「居抜き物件」があればということで探し続けるが、「すぐに」という第1種臨戦状態は一旦解除。

そして、いまの六本木の自宅兼事務所を、いまの契約の範囲で最大限活用することにした。

いま新居が契約的には入居済みなのに住んでいない状態なのは、六本木の自宅兼事務所に住み続けているからだ。

六本木に住み続ける理由は、六本木で講座やセミナー、セッションがある日は、住んでいると便利だから。

なのだが、それを続けていると、状況は宙ぶらりんのままだ。

というわけで、六本木のプライベートな家具や私物を全部南麻布に移動させ、六本木の事務所機能を最大化させるべく、動き始めることになった。

11月もかなりバタバタで、引っ越しに取りかかれる日が限られるが、なんとか中旬までに私物の引っ越しを完了して、南麻布拠点を起動させ、六本木を次のステージへと引っぱり上げたい。

まずは方針が決まって良かった。

宙ぶらりんの10月は結構いろいろもどかしくてしんどかったからね。

ちなみにアイキャッチ画像は2015年6月当時の六本木の部屋。

大きな木が11月に切られてしまう前の、緑豊かで美しかった頃。

この木が本当に好きだった。

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