ポンコツなわたしで、生きていく。

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いしかわゆきさん著、「ポンコツなわたしで、生きていく。」という本を読んだのでご紹介。

ゆきさんのデビュー作「書く習慣 〜 自分と人生が変わる いちばん大切な文章力」を読んで共感し、共通の友人と3人でお会いした。

そして「書く」「習慣」という切り口が共通する我々でコラボセミナーを開催しようということになり、先日開催することができた。

今回は2022年8月に発売されたゆきさんの2冊目の書籍「ポンコツなわたしで、生きていく。」を読ませていただいだ。

ゆきさんの生きかた、価値観を提示するエッセイである。

さっそく紹介しよう。

ポンコツだから選んだフリーランスという生きかた

ゆきさんは大学卒業後小さなメーカーに就職したものの1年半で「もっとクリエイティブな仕事がしたい」と広告代理店に転職。

転職先も1年半しか続かずさらにWebメディア編集部でライター・編集として働くが、8ヶ月後には独立することになった。

ゆきさんが至った結論は、勤めた会社や職種の問題ではなく「そもそも会社員として働くことに自分が向いていない」。

夜型で朝起きることが苦手なこと、会議などで自分の仕事が中断されることがイヤだったこと、やりたくないことをやらされることへの抵抗感など。

3社で働いてみて、ゆきさんは気づくことになった。以下引用しよう。

「もはや「仕事」ではなく、「毎日決まった時間に出社して決まったことをやる」働き方そのものが合ってないんじゃないか?」

そしてゆきさんは会社員として働くことをやめ、フリーランスとしての働きかたを選ぶことになった。

ゆきさんは「過集中」「忘れっぽい」「よく転ぶ」などの典型的なADHD(注意欠如・多動性障害)と診断されている。

過集中は会社では会議で中断されることが多く力を発揮できないが、フリーなら何時間でも作業できるのは強みに変わる。

朝が極端に苦手という性質も会社員だとマイナスになるが、フリーなら何時から働くかは自分で決められる。

ゆきさんはHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)でもあり、誰かの視線を感じたり話し声が聞こえると集中できなくなってしまう。

フリーのライターであれば在宅で仕事ができるため、人の視線などの刺激を回避して働くことが可能となったのだ。

ポンコツメンタルで生きていこう

ゆきさんは子供の頃から「他のみんなができることが自分にはできない」と常に悩んできた。

ちゃんとできない自分を責め、みんなと同じようにできない自分はダメな人間だと常に引け目と生きににくさを感じ続けてきた。

しかし働きかたを変え、自分がポンコツであることを認め前面に出すようにしたところ、グッと生きやすくなったという。

ADHDは治らないから、世間の人たちと同じような生きかた働きかたができない自分、ポンコツである自分を受け入れること。

「遅刻するのをなんとかしたい」と心療内科に行ったが「これは性質なので治りません」と言われたゆきさんは、その日から考えかたを変えた。

「ポンコツが治らないなら、わたしはこのポンコツを受け入れてあげよう。そしてポンコツが治らないなら、ポンコツでも許される世界を作ればいいんだ、」と。

そしてゆきさんは世間の人たちと自分を較べて落ち込むことをやめ、ハッピーポンコツとして自己肯定感高く生きることになった。

自分らしい環境を選び、人に頼り、できない自分を許して完璧主義を捨てて、堂々とポンコツを前面に押し出していく。

本書の後半は、そんなハッピーポンコツのゆきさんが実践している考えかた、ライフスタイルに関する価値観が提示されていく。

自分の価値観に忠実に生きること。

世の中に出来上がっているシステムや価値観に縛られることなく、自分の心地よさや大切に想うことを優先して生きること。

偽らず、着飾らず、無理をしないでポンコツを認めて受容し、ありのままの自分を前面に出してハッピーポンコツワールドで生きていくのだ。

決まったルーティンで生きなくていい

ゆきさんは「毎日決まった時間に同じことをやる」のが苦痛だったそう。

独立後のゆきさんにはルーティンはないという。

「この時間に起きる」も「この時間に何かをする」もない生活。

ゆきさんはこう書いている。

「でも、それで人生になんの支障も出ていません」。

この文章を読んで、僕は感じることがあった。

先日ある友人と話していて、「ルーティンの功罪」という話になったのだ。

ルーティンは習慣化されたタスクなので、考えなくても実行できる。

それは一面では優れているけれど、同じことの繰り返しに陥り新しいことにチャレンジする余地が少なくなるという弊害もある。

というような内容の話だ。

僕はルーティンを作るのが得意でルーティンを回す力が強いと自覚している。

確かに物事をルーティン化すれば、楽にタスクを実行することができるようになる。

しかしそのいっぽう、その日その時に「何をやりたいか」「どうしたいか」を自分に問うことがなくなるのも事実。

日々をルーティンで固めすぎることには副作用もあるな、と感じるキッカケになった。

いま僕はルーティンを敢えて崩してみることにチャレンジしている。

ルーティンを崩してみたら、どう感じるかを試してみるのだ。

試した結果「やはりやろう」と思うものは再開し、「やめてもいいや」と感じたことはそのまま止めるなり他のやり方にするなりにしようと考えている。

まとめ

この本は「上昇志向ではない人のための自己啓発書」というような読後感があった。

僕自身もADHDとHSPの気質が強いので、ゆきさんが書いている生きにくさには共感するポイントが多い。

そして僕自身も会社を辞めていまの自由なライフスタイルになれて、本当に良かったと思っている。

僕も得意なことと苦手なことが極端に分かれる傾向が強い。

ゆきさんは末っ子キャラと書かれているが僕は長男キャラなので、なかなか人に甘えることができない。

これからは少しずつ人に頼って自分の弱みをキャラにしていけたらと感じた。

ゆるふわ思考だけど書いてあることはかなり骨太で強いメッセージ性がある1冊でした。

オススメです!!

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ポンコツなわたしで、生きていく。

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