生き方・ライフスタイル書評

「自分」を仕事にする生き方 by はあちゅう 〜 「好きを仕事に」のさらに先へ [書評]

生き方・ライフスタイル書評
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2018年2冊目の書評は、はあちゅう著、「「自分」を仕事にする生き方」をご紹介。

はあちゅうとは年齢は16歳も離れているが、やっていることがちょっと似ていたり、考え方に共感することが多く、親しみを感じる存在だ。

そんなはあちゅうの新刊は、すでにタイトルからやられてしまい、即ポチして読了。

まさに僕が考えてることと一緒、という部分も多く、共感したので、立花B塾の課題図書にさせてもらい、塾生のみんなにも読んでもらっている。

さっそく紹介しよう。

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「自分」を仕事にする生き方 by はあちゅう 〜 「好きを仕事に」のさらに先へ [書評]

好きなことをお金に変える

20世紀には不可能だったことが、21世紀には誰にでも実現可能になっている。

たくさんのことができようになったが、僕が思い付く限りで最大の変化は、「好きなことで稼ぐ」ことが、誰に対しても開かれた、ということだろう。

20世紀においては、「労働」というのは、辛いことをした、我慢の対価としてお金を得る仕組みだった。

もちろんやり甲斐や仕事に対する適性などはあって、仕事を楽しめることは多々あったとは思うが、労働は労働で、イヤなこと、辛いことを我慢してやることだった。

それが21世紀においては、好きなことをやって、その好きなことをお金に変えることが、誰にでも簡単にできるようになっている。

ブロガーになって、文章を書いてお金を稼ぐ人もいる。

ユーチューバ−になって、動画コンテンツを配信して稼ぐ人もいる。

それ以外にも、自分でアクセサリーやiPhoneケースを作って稼ぐ人、カウンセラーとして稼ぐ人、iPhoneアプリを開発する人など、数え切れないほどの稼ぎ方ができている。

しかし、好きなことをお金に変えることが誰にでもできる時代になっているにも関わらず、その生き方にどんどんシフトできる人とできない人がいる。

その違いこそが、「生き方」「ライフスタイル」の違いに現れる。

好きなことをして、そのことを発信していく。

好きを得意に磨き、強みにまで尖らせる。そしてその過程をしっかり発信していく。

自分の中に埋もれた「好き」を発掘し、それを磨いていくプロセスを、やり続けることができるか。

未来の自分を信じることができるか。

それが、人生の大きな分かれ目になっていく。

自分の肩書きを自分で作る

いまの時代、「なにをやって稼いでいるのか分からない人」が増えていて、そしてそういう「何だか分からない職業」をやっている人が、とても輝いている時代である。

また、一つの肩書きにとどまらす、複数の肩書きを必要に応じて使い分けるのも、いまの時代のライフスタイルの一つである。

はあちゅうは「作家・ブロカー」と名乗っているが、僕は「作家・ブロガー・カウンセラー」と名乗っている。

複数の肩書きが並ぶライフスタイルを「スラッシャー」(スラッシュ「/」で区切る人)と呼ぶという話を聞いたが、まさしく我々はスラッシャーとして生きている。

そして、肩書きはどんどん柔軟に書き換えて良いし、自分なりの職業を自分で作ったっていい。

僕のTLIベーシックの受講生の一人は、自分のことを「バーンアウター」(燃え尽きた人)と表現しているが、これだって本当に職業になる可能性を持っているのが現代だ。

自分の「好き」を「強み」に尖らせたいなら、自分から「好き」を肩書きにして名乗ってしまい、発信を続ければ良い。

生きていることが仕事になる

僕は2014年に「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」という本を出版した。

2018年までに、心屋仁之助さんや堀江貴文さんなど著名な方も含め、たくさんの人が「好きを仕事に」「好きなことで稼ぐ」「好きなことだけして生きていく」をテーマに本を書いている。

僕は、この本のタイトル「自分を仕事に」は、「好きを仕事に」の、さらに一歩先のライフスタイルの提示だと感じる。

自分を仕事には、ある意味究極のブランディングだ。

美味しいものを食べて発信することで、美味しいものに関する取材やインタビューが来ると、それはもう仕事である。

恋愛をしてそのことをエッセイや小説に書くなら、恋愛も仕事である。

生き様、ライフスタイルを提示して、そこに強い影響力が生じると、生きていること自体が仕事になっていく。

僕はブロガーなので、その現実を強く感じる。

僕がボディメイクを決意して、プロテインを飲み、成果が出る。

飲んでいるプロテインをブログで紹介すると、みんなが読んで同じプロテインを飲み始める。

僕の場合アフィリエイト収益も発生するが、その金額よりも大切なのは、影響力の行使だ。

良い影響力を、正しく行使できる人は、多くの人を惹き付ける。

新しいライフスタイルを提示し、多く人により良い未来の可能性を見せることができる。

それこそが、「自分を仕事にする生き方」なのだと僕は思っている。

まとめ

自分を仕事にする生き方には、もちろんリスクもある。

自分を仕事にするからには、自己開示は必須だから、逃げ場がなく、プライバシーも削られていく。

ときとして炎上したとしても、自力で何とかするしかない。

でも、それでも、僕は自分を仕事にする生き方は、超魅力的だと思う。

なぜなら、そこには圧倒的な自己効力感があり、自らの人生を切り開いている、というダイナミズムがある。

自分の生き様をアップデートさせ続けているというヒリヒリするリアリティーがある。

そんなライフスタイルが、誰の手にも届く場所にあるのが、2018年という時代なのだ。

進むかどうかは、あなたの行動次第。

進んでみたいとは思わないか?

進んでみたいとちょっとでも願うなら、まずはこの本を手に取ってみたら良いと僕は思う。

オススメです!

「自分」を仕事にする生き方 のチェックはこちらからどうぞ!

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