心・心理

ネット上の非難・批判に心折れずに自分を貫き発信を続ける「無敵のメンタル」の手に入れ方

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今日12月22日にフジテレビで僕と妻の「マルチ・パートナーシップ」(仮)、番組的には「婚外恋愛OK夫婦」に関するインタビューが放映された。

実は、放映に先立ち、昨日の時点でフジテレビの担当の方から、以下のような申し入れがあった。

「顔にはボカシを入れ、名前を仮名にして放送する方向である」と。

これはもちろん、批判が炎上状態になった場合に、僕らに迷惑が掛からないように、という番組側の配慮なのだが、僕らは逆に実名・顔出しにこだわった。

我々がやっていること、発信していることは、やましいことではなく、こそこそ隠れる必要はない。

という信念があるからこそ、顔と名前が隠れる形なら、発信する意味がないと思ったのだ。

だが、実名・顔出しで発信をすれば、僕らのネット上の発信源に誰もがリーチ出来る状態になり、批判・避難が殺到する危険性もあった。

結果、批判コメントは「ゼロ」という、素晴らしい結果になったのだが、僕らはたとえ非難・批判が来たとしても、発信を続ける覚悟をして、そのうえで実名・顔出しをすることに決めた。

なぜそれができるかというと、僕たちは、ある意味「無敵のメンタル」を手に入れているからだ。

無敵のメンタルがあれば、どんな非難・批判が来ても怖くない。

その奥義を公開しよう。

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ネット上の非難・批判に心折れずに自分を貫き発信を続ける「無敵のメンタル」の手に入れ方

1. 直接関係ないコメントなどにわざわざ首を突っ込まない

今回出演した「ノンストップ」には、Twitterのハッシュタグが用意されていて、番組の進行に合わせてリアルタイムに視聴者がツイートできるようになっていた。

僕らはちょうど鎌倉から六本木に車で移動中で、僕は運転していたので見られなかったのだが、助手席の妻もまったくそれらのハッシュタグつきのツイートを見なかった。

仮に僕が運転していなかったとしても、僕も見なかったと思う。

直接的に届くコメントやメッセージは、あきらかに僕らに向けて発信しているものだが、ハッシュタグというのは、ただ番組を見ている人がツイートしているにすぎない。

ハッシュタグをつけてツイートしている人たちは、テレビの前でビールを飲みながらプロ野球中継を見て悪態を付いているオッサンと一緒だ。

彼らは自分のツイートが、テレビに出演した本人たちに見られるなんて、まったく意識していない。

だから言いたい放題だし、自分の言動に責任を取るつもりもさらさらない。

ただのストレス発散なのだ。

そんなカジュアルで思い付きの発言の羅列を見に行って、批判や非難のコメントが並んでいても、僕らには得るものが何もないし、書いている彼らにしても、僕らを傷つけようと思って書いているのではなく、ただ感想を書いているだけだ。

だから、そんなものは一切見ない。

Facebookのお友達のなかには、わざわざリンクを貼ってお知らせしてくれる人もいたが、僕らは一切見に行かない。

直接自分の名前を背負ったうえで、「これはちょっと違うんじゃないか?」と言ってくる人がいたら対応する可能性もあるが(100%ではない。対応する必然性もない)、Twitterや2chの書き込みをわざわざ見に行くことはしない。

2. 非難・批判している人は自分のタブーを僕らに投影していると知る

そして、無敵メンタルの決定打はこの心の仕組みを知っているかどうかに掛かる。

誰かを非難・批判している人というのは、その相手、今回の場合は僕ら夫婦を攻撃しているように見えるが、実はそうではない。

これは、心理用語でいう「シャドウの投影」なのだ。

シャドウとは、自分のなかで「絶対にあってはいけない」と固く封印してしまった要素が、他人の姿をして現れることを言う。

たとえば、「結婚したら絶対に浮気なんかしてはいけない。そんなのは論外だ」と決めた男性がいたとする。

その人のなかに、「本当は多少は遊びもあってもいい」という気持ちが湧いたとしても、そんな気持ちを持つこと自体が「人間失格」「夫失格」となってしまうので、絶対にその気持ちの存在を心に認めず、封印してしまう。

そうやって心の奥に、封印した「本当はやりたい」「本当はこうしたい」を抱えて生きていると、ちゃんと目の前に、その人が封印して「絶対にダメ」と思っていることを、堂々と、楽々とやらかすような人が現れるのだ。

そうなると、その人の感情は激しく動き、攻撃的になる。

「浮気をするヤツなんて人間のクズだ!!」「ありえない!!」というように、強い調子で感情的になり、相手を批判する。

だが、その非難・批判というのは、実際にひょいひょい浮気をしている相手を怒っているのではない。

本当はそうしたいのに、論外だとして、本当にやりたいことができていない自分に対して怒っているのだ。

なので、もし誰かが僕らの収録を見て、「論外」「人間としてダメだろ」「絶対に許せない」と書き込んでいるとしたら、それは、僕らに向けて批判・非難をしているように見えつつ、実は、本当の自分を封印している自分自身に対して「論外」「人間としてダメ」「絶対に許せない」と言っているのだ。

この仕組みが腑に落ちていると、外野からの、ネット越しの赤の他人からの非難・批判はまったく怖くなくなるし、痛くもかゆくもない。

別に僕らが彼らを強制的に画面の前に座らせて、正座させて重しを乗せて番組を見させたわけではない。

彼らは実は興味があって、だから番組のタイトルやテーマに引き寄せられて、わざわざ僕らの番組を見たのだ。

そして、僕らの話を聞いて、感情が激しく動き、それが「怒り」「嫌悪感」という形を持って出てくる。

でもなぜ怒りや嫌悪感が出てくるかというと、「本当は自分にも同じことができるはずなのに、できていない」という状況、そしてその感情自体を封印している事実に対して、激しく感情が動くのだ。

これを「シャドウの投影」という。

この仕組みを知っていると、赤の他人からの批判・非難は全部ブーメランのように、発信した人に戻っていき、僕らには絶対に当たらなくなる。

直接の知り合いや友人などからきちんと注意や批判された場合は当てはまらない場合も多いが、ネット越しの他人からの批判やディスりは、ほぼ100%がこの図式になるので、一切こちらの感情が動くことはない。

的外れな批判が書かれていたら、「あらーこの人ずいぶん羨ましいみたい。可哀想に」と同情して、はい、さようなら、である。

このメンタルを手に入れると、ネット越しだけではなく、たとえばやたら愛想の悪い店員とかスタッフとか、八つ当たりしてくる友達とかへの対応も、ずっと楽にできるようになり、こちらは心がいつも平穏でいられるようになる。

まとめ

常に謙虚であることは大切だけれど、ネット越しの赤の他人からの批判や非難をいちいち受け入れて、そのたびに参っていたら、発信なんかできなくなる。

無敵メンタルを手に入れるためには、まず、余計なところを覗きにいかないこと、そしてもう一つは、すべてシャドウの投影なのだ、と知ること。

この二つがしっかりできると、もうあなたも無敵メンタルを手に入れたことになる。

自分を貫き発信を続けるためには、メンタルが弱いと立ち行かないことも多い。

炎上上等、とは言わないが、批判に負けない心を磨くことも大切だ。

無敵メンタルを手に入れて、あるがままに発信しよう。

「シャドウの投影」について学びたい人はこれを読むべし!!

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