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ORICO USB3.0 10ポートスイッチ付き ハブ — 自宅でiPhoneとiPadをケーブル接続しっぱなしで使いたくて購入したが

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僕はいまiPhoneを3台、iPadを2台使っている。

iPhoneとiPadをデスクに立てて、バッテリーに優しく使いたい

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仕事場が自宅なので、自宅にいる時間が会社員の方に較べると圧倒的に長い。

そしてデスクが仕事場なので、デスクはできるだけスッキリした状態で使いたい。

デスクで仕事をしている間は、iPhoneはDockに立てて画面は消してある。

そしてiPadはデスク上に、純正カバーを折り畳んでスタンド上にして立ててある。

この状態だとデスクはとてもスッキリしていて良いのだが、問題が一つある。

ケーブルが繋がりっぱなし、つまり電源供給がされっぱなしになってしまうのである。

 


 

iPhoneやiPadのバッテリーはリチウムイオン電池で、充電回数には限りがある。

最適な充電方法については諸説あるので興味がある方は検索してみて欲しいのだが、バッテリーにとって良くないことが2つある。

一つはバッテリーがゼロの状態で放置すること。空っぽのままは良くないのだ。

ただ、僕の場合iPhoneのバッテリーが空のまま放置ということはないので、これは問題ない。

そしてもう一つの問題が、満充電になったあとも、ずっと電源ケーブルを接続しっぱなしで使うことなのだ。

iPhoneをDockに立てておくということは、そのままだとライトニングケーブルがUSBに繋がり、電源供給状態になる。

たとえ充電が終わっても、電源は供給され続けてしまう。

バッテリーが100%の状態になると、デバイス側のセンサーが動作してバッテリーの供給が止まるそうだ。

そして、バッテリーが少し減ると、その減った分をちょっと充電して再びフル充電にする。

この「ちょっと減って」「ちょっと充電」が繰り返されるのが、バッテリーに良くないようなのだ。

 

 

僕はiPhone 3G以来、ずっとiPhoneをDockに繋ぎっぱなしで使ってきた。

そして毎回、バッテリーの消耗が激しくて苦労してきた。

iPhone 5sも、半年ちょっとでバッテリーがダメになってしまい、保証で交換してもらった。

ただでさえバッテリー消耗が激しいライフログ系のアプリをたくさん入れているので、バッテリーが1日持たないのだ。

せみてバッテリーに優しい使い方をして、なるべく長持ちするようにしたい。

そう思っていたときに、ある商品を見つけた。

スイッチ付きのUSBハブである。

DockにiPhoneを挿した状態で、ケーブルを毎回抜き差しすれば、電源の供給は止められる。当たり前だ。

しかし、これは面倒だしスマートじゃない。

でも、ハブにスイッチが付いていて、充電やデータ転送をONにしたりOFFにしたりできれば、ケーブルを繋ぎっぱなしのDockでも、iPhoneへの電源供給を止められるのではないか?

そう思い、いろいろ検索してみたのだが、スイッチ機能が付いているUSB 3.0ハブは、まだ商品数が少なくて、これだ!というものは見つからなかった。

現状あるもののなかで、これかな?というものを、Amazonで購入してみた。

ORICOというメーカーの、10ポートのスイッチ付きUSB 3.0ハブである。

by カエレバ

 

 

 

耳慣れないメーカーだなあと思いつつ購入し、セットアップしてみた。

前置きが長くなった。さっそく紹介しよう。

 

 

 

ORICO USB3.0 10ポートスイッチ付き ハブ — 自宅でiPhoneとiPadをケーブル接続しっぱなしで使いたくて購入したが

まずは開封。ORICOというメーカーの正体は

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到着!ORICOの10ポート USB 3.0ハブだ。

パッケージはAnker製品に似ている。箱がちょっと傷ついているのは、ウチのネコが引っ掻いたせい(笑)。

 

 

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箱には手書きで何やら番号が書き込まれている。

んんんん?手書き??

 

 

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このロゴも、社名も見覚えがないねぇ。日本でオリコというと、ファイナンスの会社というイメージだよね。

 

 

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こちらが本体。

セルフパワーで、ACアダプタと眼鏡ケーブル、それにUSBケーブルが付属している。

 

 

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ごく簡単なユーザーガイドが付属していた。

裏面を見て納得。なるほど、中国のメーカーなのか。だから全然馴染がないのだな。

箱に手書きでシリアルナンバー(?)が記載されていたのも何となく納得。

信頼性は大丈夫だろうか?ちょっと不安になったり(汗)。

 

 

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側面。

こちらはAC電源とUSBのInputの口がある。

 

 

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反対側には、スイッチ機能がないUSB 3.0の口(左)と、こちらもスイッチなしの2Aのポート(右)がある。

 

 

さっそくiPhoneとiPadを繋いでみた!しかし!

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このハブのウリである、ON/OFFのスイッチは、ポート一つ一つに付いているのではなく、3つごとにまとめられている。

ボタンを押すとON/OFFを切り替えられる。

僕はこのハブを27 inch iMacの本体モニタの下の空洞部分に置く予定なので、デスクに座ったままスイッチを操作できるはず。

上の写真のように、通電しているポートには青色LEDが点灯する。

LEDは眩しすぎずほど良くいい感じ。

 

 

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iPhone 6を充電してみたところ、問題なく充電できた。

 

 

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続いてはiPhone 6 Plusを充電してみる。

iPhone 6 PlusとiPhone 6には、Appleから純正のDockが発売されなかった。

なので、僕はBelkinのDockを2つかって、iPhone 6 PlusとiPhone 6を並べてデスクに立てている。

 

 

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サードパーティー製のDockに挿した状態で、USBポートにケーブルを接続したところ、こちらも問題なく通電し、充電が始まった。

Belkin社のDockは、Apple純正Dockのようにライトニングケーブルが着脱できる仕組みになっていない。

Dockとケーブルが一体化しているので、サードパーティーのケーブルでUSBポートに挿すことになる。

こちらも無事クリアできて何より。良かった。

 

 

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続いてiPad mini 3とiPad Airを接続してみた。

しかし、上の写真のとおり、充電してくれなかった。これは残念。

USB 3.0は出力電流が0.9Aだそうで、iPadの充電には1.2Aが必要だそうだ。

今までiPadはAnker社の充電機能付きのUSB 3.0ハブに接続していて問題なく充電できていた。

なので、このORICOのハブもセルフパワーだし、いけるかと思ったのだが、ダメだった。

側面にある2AのポートだけがiPad対応ということになるのだが、側面のポートにはスイッチがないので、僕の目的には合わない。

 

 

iPhoneはOK、iPadはNGなのでこうすることにした

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3台のiPhone、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 PlusはDockに挿した状態で、それぞれ充電したり、OFFにしたりがハブで操作できた。

いっぽう、2台のiPadについては充電できなかった。

そこで、運用は以下のようにすることにした。

 

  • 新しく購入したORICOの10ポートハブには、iPhone 3台だけを接続し、iMacのUSBポートに繋ぐ。
  • スイッチは3ポート単位なので、5s、6、6 Plusを、別々のスイッチに挿すことで、1台ずつ独立してスイッチをON/OFFできるようにする。
  • そしてiPad 2台に関しては、今までも使ってきた、Ankerの充電機能つき7ポート USB 3.0ハブで充電をする。
  • iPadはバッテリーが大容量で1週間に1〜2回の充電で済むので、普段はケーブルを外してしまっておき、充電するときだけ接続する。
  • iPhone、iPad以外のUSB接続機器(有線キーボード、Fitbitのセンサー、Logicoolマウスのセンサー)は、Ankerの充電機能つき7ポートハブに挿しておく。

 

これで、一応は、目指した「iPhoneとiPadのバッテリーに優しい環境」が構築できたように思う。

モバイルバッテリーやらモバイルルーター、それにFitbit OneやUP by Jawboneなど、不定期に充電が必要なUSB機器は、適宜空いているポートで充電すればOKだ。

iPadのケーブルを挿しっぱなしにできないことで、当初はちょっと残念に思ったが、良く考えたら、iPadは使うときはケーブルを抜いているのだ。

そもそもデスクに置くときに、ケーブルを挿しておく必要自体がなかったことに気づいた。

ごの形でしばらく運用してみよう。

10ポートのハブのうち、3ポートしか使わないというのも贅沢な話だが、Hubもポートも余っているのだから問題なし。

 

 

 

まとめ

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僕は変に几帳面なところがあり、モバイル機器のバッテリーが減っている状態が好きではない。

iPhoneもiPadも、極力いつもフル充電状態、というのが好きだった。

だからいつも自宅にいる間はiPhoneもiPadも電源ケーブルに繋ぎっぱなしという運用をしてきた。

しかし、その運用だと、どう考えてもバッテリーに優しくない。理屈としてもそうだし、体感として、僕が手にした歴代iPhoneたちはバッテリーの具合がとても悪かった。

せっかく大切に使っているiPhoneとiPadだから、バッテリーも労りたい。

この運用で、バッテリーの持ちが良くなってくれると(というか劣化が収まってくれると)いいな。

しばらくこの形で運用してみたい。

しかし、iPadのバッテリーが60%とかに減っていると、つい充電したくなる(笑)。

まあ、これは慣れの問題でしょう。

 

by カエレバ

 

 

by カエレバ

 

 


 

 

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