僕は早起きである。
もう7年くらい目覚まし時計なしの生活をしているが、自然と5時半〜6時に目が覚める。
毎日早起きをするためには早く寝ることが大切だ。
多くの人が早起き生活に失敗するのは、セットで「早寝」することを意識しないからだ。
僕は夜に予定がない日は21:30から22時には寝てしまう。
外出時はハメを外してもOKだが、連続しないように気をつけている。
僕にとって早寝早起きは最高だ。
仕事は捗るし精神的にもポジティブになる。
さらに、以前書評を書いた南雲さんの本「50歳を過ぎても30代に見える生き方」によれば、午後10時〜午前2時の4時間は睡眠のゴールデン・タイムなのだという。
この時間帯にできるだけ多く眠るようにしていると、成長ホルモンが分泌されるのだ。
この成長ホルモンの分泌により、以下のような素晴らしい作用がもたらされる。
ダイエット効果: 成長ホルモンの分泌により「たんぱく同化作用」という作用が起きる。これにより太りにくく痩せやすい体質になる。
美白効果:成長ホルモンはメラニン色素を取り除く効果があるので、皮膚が白くなり、しみやそばかすが減る効果がある。
創傷治癒効果:成長ホルモンの働きで、皮膚の痣や傷、それに体内の血管などにできた炎症や粘膜の傷を修復する作用がある。
また、早起きをすると脳からセロトニンという「幸せホルモン」が分泌され、精神的に安定して豊かになる。
分泌されたセロトニンは夜になるとメラトニンという「睡眠ホルモン」に脳内で変化する。
メラトニンのおかげで早く眠くなり熟睡でき、翌朝も爽やかに起きられるという良いサイクルに入ることができる。
というわけで、良いことだらけの早寝早起きだが、僕は最初から早寝早起きだった訳ではない。むしろ真逆だ。
学生時代はバーテンダーのアルバイトをしていた。営業時間が午前2時までだったので、夏休みや春休みは眠るのは明け方。
テレビで「笑っていいとも」が流れているのを聴きながら目を覚ますという、完全に昼夜逆転の生活をしていた。
就職してからも毎晩残業ばかりして、仕事が終われば同僚と飲みに行き終電かタクシーで帰る生活。
いつも午前2時くらいまで起きていて、朝はいつもギリギリ。遅刻スレスレで会社に飛び込んでいた。
そんな僕が超夜型を脱却して朝型にシフトしてもうずいぶん経つ。
そもそもは、太り過ぎの身体を何とかしたくてランニングをしようとしたのだが、夜残業の後に家に帰ってからは走る習慣が作れなかったのだ。
「これはダメだ」ということで、一念発起して朝に走るようにしたのが最初だった。
7時起床だったのが6時半になり、6時になり。やがて5時半になり、5時になり、そしてついに4時半になった。
僕は知識なくチャレンジしたので結構苦労したが、皆さんには楽々朝型にシフトしていただきたいと思い、エントリーを書くことにした。
ちょっとハードルが高いこともあるかもしれないが、僕が実践してきたことを書いてみようと思う。
参考になれば幸い。
ではいってみよう。
【次のページ】超夜更かしだった僕が朝型人間になるために実行したこと1〜3