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一生お金に困らない生き方 目からウロコの10のあり方

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お金に関する悩みや不安を抱える人は多いだろう。僕も長くお金についての不安を抱え続けてきた一人だった。

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「一人だった」と過去形で書いたのは、僕は「常にお金に関する不安を抱え続ける」状態から、脱出することに成功したからだ。

「お金がなくなったらどうしよう」「お金はどうしてすぐになくなってしまうんだろう」「もっと稼がないと」「もっとお金が欲しい」「お金持ちかうらやましい」。

僕はいつもそんなことばかり考えて生きていた。

一年中そんなことを考えていたわけではない。

でも、ふとしたタイミングで、「ああ、お金が足りない」「もっとお金が欲しい」「お金がなくなって破滅したらどうしよう」と思っていたのだ。

その状態から脱却できるなんて、正直僕にはとても信じられなかった。

しかし、それがあり得たのだ。

僕はここ数年、自分の心の「あり方」をずっと変え続けてきた。そのための努力をずっとしてきた。

その集大成ともいえるのが、心屋仁之助さんの「一生お金に困らない生き方」という本だ。

 

一生お金に困らない生き方

心屋 仁之助 PHP研究所 2015-03-18
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by ヨメレバ

自分のお金に対する価値観が大きく変わったあとで、この本が出版され、僕は確信した。

「あり方」と「やり方」を共に学ぶことが、絶対に必要なのだと。

 

さっそく紹介しよう。

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一生お金に困らない生き方 目からウロコの10のあり方

1. お金持ちになる「やり方」ではなく「あり方」を変える

世の中にはさまざまな「お金持ちになる方法」を書いた本や情報が溢れている。

それらを読んだり実戦したりして、実際お金持ちになった!という人の話をあまり聞かないのはなぜだろう?

もちろん中には成功してお金持ちになった人もいるだろう。

しかし、次から次へとお金の本が出続けるのは、お金持ちになれない人がほとんどだからだ。

なぜあなたは「お金持ちになりたい」と願い、「お金持ちになる」ための本を読んでもお金持ちになれないのか。

心屋さんはこう書いている。

 

それはお金持ちになる「やり方」ばかり学んでいるからです。「やり方」をいくら学んでも、お金持ちにはなれません。

なぜなら「あり方」が間違っているから。

本当は「やり方」ではなく、「あり方」を変えなくてはならないんです。

お金がないということは、”真逆の「あり方」だ”ということですね。

 

「あり方」とはなにか。

それは、ものごとの「前提」,つまり「固定観念」である。

僕たちはお金に関して、さまざまな固定観念を持っている。

固定観念は、自分自身で持っていることに気づけないからこそ、「固定」されている。

この本は、この「前提」、「固定観念」を変えていこう、お金持ちになれるように直していこう、という本だ。

あなたの中にある、お金に対する「偏った前提」、つまり「クセ」を治すこと。

クセが治ると、お金に対する「あり方」が変わり、あり方が変わると「やり方」も変わる。

これが、一生お金に困らない生き方の、最初の第一歩だと理解しよう。

 

 

2. 「お金は汚い」という思い込みを捨てる

あなたはお金持ちに対して、「あいつらは汚いことをやっているに違いない」と思うことはないだろうか。

「楽して儲けやがって許せない」と感じていないだろうか。

もし、あなたが「お金持ちは汚いことをやっている」と信じているなら、あなたはお金持ちになることはできない。

なぜなら、あなたは「お金持ち = 汚いことをする人」、つまり、「お金 = 汚い」と信じているからだ。

お金持ちになるということは、「お金をたくさん持つようになる」ことを意味する。

それなのに、お金が「汚い」と思っているなら、お金持ちが「汚い人」「ずるい人」「悪い人」と思っているなら、あなたはお金持ちを嫌っているわけで、自分自身がお金持ちになることも、当然ない。

「楽して儲ける」ことを「許せない」と思っているなら、あなた自身が「楽に儲ける」こともできない。

 

楽をして儲けている人を見て、「素敵!自分もそうなりたい!」と思う人は、楽をして儲ける人へと近づいていく。

いっぽう、「ムカ!楽して儲けるなんて許せない!」と思ったあなたは、「楽をして儲けてはいけない」という価値観の中で生きる人だ。

楽をして儲けてはいけないのは、他人だけではなく自分も当然含まれる。

だから、そのままの価値観では、あなたは一生お金持ちになることができない。

だからこそ、「お金は汚い」「お金持ちはずるい」という価値観は捨てよう。

「お金は大好き」「お金持ちは素晴らしい」「楽にお金を稼ぐことこそ素敵だ」という価値観を持つこと。

心屋さんはこう書いている。

 

「パクチーが大嫌いな人の家にパクチーはありません」。

 

お金もまったく同じことだ。

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