お金・マネー書評

神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本 by 大木ゆきの 〜 お金持ちになりたいなら「周波数」を上げなさい!! [書評]

お金・マネー書評
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大木ゆきのさん著、「神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本」という本を読んだのでご紹介。

僕は長くサラリーマンをやってきて、ずっと「お金がない」「お金が足りない」と思い込んで生きてきた。

実際いつもお金はなかったし、足りなかった。

収入は中小企業サラリーマンとしては、人並みにあったのだが、いつもお金に関する不安を感じながら生きてきた。

その状態からブロガーとして独立して、自分で仕事をするようになって久しい。

稼いでいるときもあったし、稼げないときもあったが、「お金がない」「お金が足りない」と感じることはなくなった。

「稼いでいるから不安がないのだろう?」と思うかも知れないが、実はそうではない。

お金に関する不安がなくなったからこそ、稼げるようになったし、稼げない時も不安にならないのだ。

そう、お金には、宇宙根源的な法則があるのだ。

この法則を知り、その法則に従って生きると、お金はなくならないし、どんどん増えていく。

その法則について、さまざまな人がさまざまな切り口で書いているが、この本もそんな宇宙根源の法則を書いた本だ。

さっそく紹介しよう。

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入ってくるお金の量はあなたの自己受容の量に比例する

あなたに入ってくるお金の量は、あなたが自分自身に感じている価値の量に比例する。

これがまず、お金に関する宇宙根源の法則の1つ目である。

お金が入ってこない人は、実はお金のことがあまり好きではないのだ。

表面的にはお金が欲しい、お金がもっとあれは、と言っているが、それとは裏腹に、お金の存在、お金持ちの存在を嫌っている人が多い。

「お金持ちは汚いことをやっているに違いない」

そう信じている人は結構多い。

お金持ちか嫌いなんだから、自分自身が、その嫌っている存在になることもイヤなのだ。

お金が嫌いな人は、たくさんのお金を持つと不安になり、「自分には分不相応」と感じ、手放してしまう(ムダづかいとかして)。

そして、お金がなくなると、「ああ、やっといつもの自分になった」と安心する。

そう、勘の良い方はお分かりかもしれないが、お金が嫌いと言っている人は、実はその奥で、自分の価値も否定しているのだ。

「自分にはそんなにお金を持つ価値がない」と信じている人のところに、お金は入ってこない。

つまり、自己否定なのだ。

「自分には価値がない」と思っている人は、「自分にはそんなお金を持つ価値がない」と思っているわけだ。

そして、その価値観というのは、世界観なので、人はその世界の中で、その世界観を実現する人生を歩む。

裏を返せば、自分の価値を全面的に信じることが出来る人のところに、お金はどんどん流れ込んでくる。

受け取ることを拒否しないのだから、当たり前だ。

僕自身、自分の中の否定的な観念の解放ができたときから、急速にお金回りが良くなった。

自己受容の量と入ってくるお金の量は比例するのだ。

神様にお任せで「すべて大丈夫」と信じ切り、すべて受け取る

本書には「福の神」が登場する。

この福の神が、あなたや僕に、お金を与えたくて仕方がない、まさにホンモノの福の神なのだ。

福の神は目には見えないが、様々な形で僕らに「幸せ」「福」「お金」を与えようとしてくれる。

しかし、それらのギフトは、最初のキッカケとしては、災難とかトラブルのような、余り嬉しくない形で現れることがある。

そうすると多くの人は、災難やトラブルは回避しようと、せっかくのギフトを受け取るのを拒否してしまう。

でも、福の神の存在を信じたなら、「すべて大丈夫」と信じ、信じ切ることが大切。

部分的にギフトう受け取らない、というのは、宇宙根源の法則に沿っていないので、ダメなのだ。

受け取るなら全部受け取る。そして、どんなに災難の形を採っていたとしても、絶対に大丈夫、すべて上手くいくと信じ切ること。

すべてを受け取ることで、福の神からのギフトが、本当のギフトに化けていくのだ。

年収を上げたいなら周波数を上げなさい

僕たちは何気なく「気」という言葉を良く使う。

「気が晴れない」とか「あの人とは気が合う」とか「気苦労が多い」とか。

この「気」というのは、とても良くできた言葉だが、これは「周波数」を意味している。

僕たち人間も、お金も、すべて波動、つまり周波数でできている。

「気が合わない」人とは、周波数が一致していないから、そう感じるのだ。

ということは、大金持ちになりたい人は、大金持ちや福の神と同じ周波数になればいいのだ。

そう、自分の周波数を福の神レベルに上げていく、チューニングしていけば良いのである。

著者の大木さんはこう書いている。

結局はね、お金も周波数の問題ですから。いかに福の神の周波数に同調していくかってことですから。あなたの周波数が福の神の周波数に合ってさえいれば、お金が向こうからやってくるようになるんです。

では、どうすれば自分の周波数を上げられるのか。

本書に詳しい解説があるので詳細は読んで欲しいが、端的にいえば、「いつも機嫌よく生きる」ことだ。

そして、「より高い周波数の人と一緒にいる時間を増やす」こと。

ここで大切なのは、より高い周波数の人が、「この人と一緒にいたい」と思ってくれないと、相手が喜んでいてくれないだろう。

だからこそ、まずは形からでも、住む場所、洋服、行くお店、話題などを、より高い周波数帯の人たちにチューニングして活動しよう。

周波数が上がっていくに連れて、その周波数帯の人たちが手に入れているお金と同じ量のお金が、あなたにも流れ込んでくるようになる。

歓びから行動して、福の神と同じ周波数になれは無敵

いつも機嫌良く生きるための究極の方法は、「好きなことだけして生きる」ことだ。

宇宙根源の法則として、福の神と同じ周波数で生きれば、もうお金に関する不安、心配はなくなっていく。

周波数を上げる邪魔をするのは、「怖れ」の気持ちである。

「ダメになったらどうしよう」「ダメにならないように頑張ろう」というのは、ベースに怖れがあるので、どんなに活動しても、なかなか上手くいかないし、周波数も上がらない。

「やっていて楽しい!」「寝ないでも続けられる」という、「歓び」をベースにする行動をやり続けていくことで、あなたはそのことに詳しくなり、得意になり、やがて強みになる。

そして「好きなことをやっている時間」がどんどん増えることで、あなたの機嫌はどんどん良くなり、結果として、周波数が上がっていく。

あなたの周波数が上がると、より高い周波数帯の人をどんどん引き寄せるようになるので、運も良くなり、人脈も広がり、結果としてお金もどんどん流れ込んでくるようになる。

好きなことをして生きる、というのは、周波数を上げることを意味するのだ。

まとめ

「理屈」「理性」というのは、人間だけが後天的に持つことになった、特別な性質である。

そして、お金というのも、地球上の生き物のなかで人間だけが持つことになった、特別な存在である。

でも、ここで騙されてはいけないのだが、お金というのは、それ自体には価値がないということ(一部の金貨とかを除く)。

お金というのは、価値と交換するからこそ意味があるものだ。

お金という表面的な存在にとらわれ、理屈や理性でお金を増やそうとしても、実はお金は増えない。

お金を増やしたいなら、お金と交換できるだけ自分の価値を上げることが大切なのだ。

そして、自分の価値とは、資格とか肩書きなどの社会的なものではなく、「自己受容」「自己愛」によって、自分の「周波数」を上げることによって、高まっていくものなのだ。

理性だけで生きる人には、この仕組みは分からないかもしれない。

だが、理性の限界を突破して、自分の感性を信じることができるようになれば、宇宙根源の法則に寄り添って生きることができるようになる。

そして、宇宙自体が波動なのである、という原理原則が腑に落ちれば、「周波数を上げるとお金が流れ込む」というこの法則も、非常に明解で分かりやすいものだ。

機嫌良く生きて好きなことをしよう!それを磨いて周波数を上げれば、あなたにお金が流れ込んでくる。

福の神様、お任せしますので、よろしくお願いします!!

神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本」、オススメです!!

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