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一生お金に困らない生き方 目からウロコの10のあり方

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3. お金持ちになりたいなら「お金を使う」ことから考えなさい

お金持ちになりたいと願う人の多くは、「いかにお金を使わないか」を考える。

そして、「いかにお金を貯めて増やすか」に腐心する。

しかし、それこそが間違ったお金に対する「あり方」の代表例だと言ったら驚くだろうか。

お金は「空気と同じ」なのだ。常にあるものなのだ。

僕たちは日常生活で、「空気がない!」「空気がなくて困る」ということは起こらない。

空気は当たり前のように僕たちの生活の中にあって、誰も空気を貯め込んだり、空気を節約したりしていない。

お金持ちになる人の発想も一緒で、お金は川の流れと同じで、じゃんじゃん上流から流れてくるもの、と思っている。

せっかくじゃんじゃん流れている清流をせき止めて自分のところだけに溜め込もうとすると、流れが止まり水は澱み、やがて腐る。

お金は使うからこそ入ってくる。

「なんでもかんでも浪費をしなさい」と言っているのではない。

本当に欲しいもの、必要なもの、自分を豊かにしてくれるものにお金を使えば、お金と引き換えに僕たちには「価値」がやってくる。

お金というのはただの記号にすぎず、お金を手許においておいても、何も価値はもたらしてくれないのだ。

MacBook Proを買えるお金を持っていても、お金ではブログも書けないし音楽も聴けない。何もできない。

「お金がないと不安だ」と思うから、お金を手許に置いておきたくなる。

お金はそこら中に有り余っていると思えば、お金を手許に置いておく必要なんてない。

一年中豊かに流れる清流のほとりに住んでいる人が、ペットボトルで水を汲み置きするだろうか?

「水はいつも十分すぎるほどある」と信じている人なら、家の近くに畑を作って作物に水をやったり、家畜を飼って水を飲ませたり、水を使って酒を造ったりできる。

「水がなくなったらどうしよう」と心配していないから、じゃんじゃん使えるのだ。

お金もそれと一緒。

どんどん使うから、どんどん入ってくるものなのた。

 

 

4. 収入は自分で認める自分の価値に比例する

お金自体では何もできないのに、僕たちはなぜお金が欲しいのか。

それは、お金がたくさんあることで、「安心」を得たいと思っているのだ。

お金があれば、選択肢が増える、買えるものが増える、自由が増える。

我慢しなくていい、不安にならない、堂々としていられる。

これらはすべて、お金があることにで得られる「安心感」だ。

お金が「ある」「入ってくる」と思っている人は、お金に対して「安心」している状態だ。

たとえば毎月月給が入ってきて、収入の範囲内で生活している人は、当面のお金の不安はない。

不安がないということは、お金に対する執着から自由な状態で、「自分にはお金がある」と思っている。

この人は、お金は「ある」と思っているので、お金を「使ってもいい」と思えている。

すると、感謝してお金を使えるので、自分の価値が増え、さらにお金が入ってくるようになる。

ところが、「お金がない」と思っている人は、お金は「ない」ものだと思っているので「ない」ことばかりにフォーカスしてしまう。

「自分にはお金がない」と思い込んでいると、お金を使えないので価値が増えない。

価値が増えないので自分に自信が増えない。自信が増えないとお金も増えない。

という負のスパイラルに入ってしまうのだ。

自分には「ある」という安心感は、「自信」とも言える。

たとえいまお金がなくても、「またすぐにたくさん入ってくる」と思える人は、自信があるので、「お金なんてどうにでもなる」と思っている。

執着しないので、お金から自由に、本来の自分の価値のまま行動できるから、必要な分のお金はちゃんと入ってくる。

反対に、自分に自信がない人は「お金がないと大変なことになる」と思っている。

つまり、「頑張らないとお金は入ってこない」と思っている。頑張らない状態、普通の状態では「お金はどんどん減っていく」と思っているのだ。

だから一年中不安で、不安だから、「お金が欲しい」のだ。

心屋さんはこう書いている。

 

つまり自信の度合いと収入はイコールです。自信は安心の度合いです。安心とは心の「ひらき」具合です。だから整理するとこうなります。

収入 = 自信の度合い(心のひらき)の度合い = 自分が認める治部の「ある」( = 価値)。

 

そう、収入は自分で決めていたのだ。

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