心・心理・あり方書評

ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す方法

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ふと感じる寂しさ、孤独感。

多くの人が感じる感情なのではないでしょうか。

特にコロナで人と人が集まって語り合ったり、コンサートやライブなどで熱狂する、カラオケで発散するなどの行為がしにくい時期。

どうしても閉塞感も強くなり、人と人の繋がりも確かめにくくなり、孤独感、寂しさが募るという人も多いのではないでしょうか。

そんななか、心理カウンセラーの根本裕幸さんの新刊「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」を読んだのでご紹介しましょう。

こんにちは。ビジネス書作家・ブロガー・心理カウンセラーの立花岳志です。

当ブログでは、皆さんが人生をより自由に、より美しく、より楽しく生きるための情報やメッセージをシェアしています。

学び進化することも、より楽しい人生の構成要素の一つと僕は考えています。

学ぶために読書をし、読んだ本を紹介することも、このブログのメインコンテンツの一つ。

さっそくご紹介しましょう。

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果たして僕は孤独なのか?それを知りたくて本書を手に取った

最初にこの本をSNSで見かけ、タイトルを見たとき、僕は即「この本はすぐに読まなければならない」と感じた。

その理由は、「果たして僕は孤独なのか?それを知りたいと思った」からだ。

このブログの読者の方はご存知かもしれないが、僕は2019年に2回目の離婚をした(厳密には2018年12月に離婚したが2019年まで一緒に暮らしたり活動していたので2019年とする)。

僕は2人の結婚相手と合計25年一緒に暮らしてきた。

そしてその前は生まれてからずっと家族と一緒に暮らす生活をしていた。

なので、2019年に50歳にして人生初の一人暮らしをするようになったわけだが、僕は孤独感というか、寂しさを感じていない。

もちろん幸せそうなカップルを目の当たりにすると、羨ましいなと思うことはある。

そして自分にも、ピッタリの相性のパートナーが欲しいと願うこともある。

でもそれは、孤独感とか寂しさという感情とは違うと僕は感じる。

もともとの僕は、実際に一人暮らしをする前は、一人暮らしを恐れている部分がかなりあった。

「50歳まで一度も一人暮らしをしたことがなく、常に家族とともに生きてきた僕が、果たして一人で生きていけるだろうか?」

「孤独感に押し潰されて、ダメになってしまうのではないか?」

そんな恐れを抱いていたのだが、実際に一人暮らしをしてみたら、全然平気で自分でも拍子抜けしてしまったほどだ。

「本当は孤独感を感じているのに麻痺させているのだろうか?」

「寂しさを感じないというのは、感じないように感情を封印しているだけだろうか?」

時々そんな風に不思議に感じることがあった。

本書を読むことで、自分の感情の正体が掴めるのではないかと思ったのだ。

僕が孤独感、寂しさを感じない理由が明確に分かった

本書を読み始めて比較的すぐに、僕が孤独感や寂しさを感じない理由が分かった。

根本さんはこう書いている。

「結論から言えば、「自分とのつながりが切れたときに人は寂しさを感じ、孤独になる」のです」。

僕はこの一文を読んですごく腑に落ちてしまったのだが、読者の皆さんはなんのことだか分からないと思うので、もう少し補足しよう。

我々は「人間関係」とは、他人と自分との関係性だと思って生きている。

しかし実際は、他人の言動を「自分がどう感じるか」が関係性を作っているのである。

先日もこんなことがあった。

親しい友人たち数人で楽しく会食をしていた。

その集まりは完全にプライベートなメンバーで利害関係がなかったので、僕はすごくリラックスして会食を楽しんでいた。

すると、主催者である友人が「たっちー、今日はあまり喋らないけど、つまらないですか?」と気を遣って聞いてくれたのだ。

意外に思われるかもしれないが、僕はプライベートの会食では、あまり自分から喋らず人の話を聴いているのが好きだ。

セミナーの懇親会やイベントとしての会食のときは、サービス精神を発揮して、気を張って前に出るようにする。

むしろリラックスして楽しんでいるときは、受身になっているくらいが心地良いのだ。

僕はすごく楽しんでいたけれど、友人から見ると「いつもより大人しいから白けてるのかな」と心配してくれたのだ。

僕が上に書いたことを友人に伝えると、彼も安心してくれたと同時に、「そうだったんだ」と驚いていた。

このケースでは、彼にとっては僕の機嫌が良いかどうかは、僕の実際の機嫌ではなく、彼が彼自身の心に映した僕の機嫌なのだ。

そしてこの例を自分と他人ではなく、自分と自分に当て嵌めると、以下のような構図になる。

再び根本さんの言葉を引用する。

「つまり、自分の気持ちや心の状態にちゃんと意識を向けられている状態が「自分とつながっている」という状態で、そうでない状態が「自分とのつながりが切れている」ということです」。

僕は自分も心理カウンセラーとしても活動しているため、「自己内観」は一年中やっている。

自己内観とは、自分の感情や思考の本当の意味を深堀りして、自分自身の思考と心、身体がしっかり一致するようにすること。

僕は、特に一人暮らしになってから、常に自分の感情を封印しないようにケアしてきている。

しっかり自分と自分の心がつながっている状態なので、僕は孤独感や寂しさを感じない。

一人暮らしで仕事も一人でやっているので、人とのつながりが欲しいときはもちろんある。

そういうときはその感情を自覚しているので、友人や家族にメッセしたり、会食やアクティビティに出掛けたりすれば、触れ合いを得ることができる。

また、SNSのコメント欄などでちょっとしたやり取りをするだけでも繋がりは感じられる。

自分とのつながりがきちんとできていない状態で、他人につながりを求めても寂しさや孤独感は解消しない。

自分が自分を「満たされている」と定義していれば人は孤独を感じないし、家族や恋人と一緒にいても「自分は満たされていない。孤独だ」と定義していれば、寂しさや孤独感は募るものだ。

かつて他人とのつながりを求めていた自分を思い出し、今の自分は成長したと自覚した

いまの僕は孤独感を感じないが、かつての僕、2回目の離婚までの僕は孤独感を感じることを恐れていた。

だからいつも家族と一緒に暮らすようにしてきたし、一人になることを極度に恐れていた。

自分と自分のつながりを見ず、他人にそのつながりを求めていたのだ。

その状態からどうやって脱却したかというと、結論からいうと、離婚によって強制的に一人になったことで脱却できた。

それだけだと意味が分からないと思うので、もう少し詳しくステップを書こう。

第1ステップは、心の学びを深め、自らもカウンセラーとして仕事をするようになったこと。

それまでまったく内観できていなかった僕が、自分の心を客観視することの大切さを知り、むしろ内観が大好きになり、仕事にもなった。

それにより、自分と自分の心がつながっている状態が作れるようになっていた。

そして第2ステップとして、離婚をして強制的に一人暮らしになった。

離婚はやはり大変だったし傷つくこともたくさんあったが、そのとき僕は自分を癒せるのは自分だけと思い、内観をしまくったのだ。

ちょっと脱線するが、離婚して僕は「傷ついた」と感じたが、元パートナーに「傷つけられた」とは考えなかった。

僕が勝手に傷ついたのであって、他人が僕を傷つけることなんて、できないのだ。

話しを戻そう。

周囲から見ると、50歳になって離婚をして一人暮らしなんていうと、いかにも孤独で打ちひしがれる感じを受けるかもしれない。

でも実態は、内観は自虐にはならず、客観的な「反省会」のような形になり、やがて僕の人生の棚卸しとなっていった。

その棚卸し作業を通じて、僕は自分自身と自分の心がしっかり繋がれるようになり、自己充足できたのだと思っている。

自分の幸福を定義するのは自分だけ

この本の最終章、第5章は「自己充足感を得る」ことがテーマになっている。

僕は一人でいることがまったく怖くなくなり、一人暮らしをエンジョイしている。

もちろんパートナーや家族がいないことの「不在」は感じることがある。

だが、それは「不在」ではあるが「不完全」とは感じない。

パートナーがいないと不完全で、パートナーがいれば完全というのでは、自分の幸福が「自己完結」できていないことになる。

いまの自分も完全で幸福である。一人で暮らすというライフスタイルにおける「自己完結」であるから、これも幸福の一つの形だ。

そして、パートナーがいれば、幸福の種類が変わり、バリエーションが増える。その形もまた幸福の一つの形である。

種類が違うのであって、優劣があるものではないのだ。

また、僕はかつてのデュアルライフ時代のようには稼いでいないが、それも一つのプロセスと思っていて、「欠落」とは感じていない。

結局、自分を幸福と定義できるのは自分だけなのだ。

そして裏を返せば、どんな環境にあろうと、自分が幸福だと感じている人は他人がどう思おうと幸福だし、逆もまたあるのだ。

どんなにお金を持っていて、どんなに家族に囲まれていても、本人が「私は不幸だ。私は孤独だ」と自己定義していたら、絶対にその人は幸せになれないし、孤独感も解消しない。

自己充足感を得る方法については、本書に詳しいのでぜひ手に取って読んでいただきたい。

僕は心の学びから離婚、そして再起というプロセスの中で、自己充足感を得る方法を無意識のうちに、でも必死で学んでいたんだと、本書を読んで理解した。

そして本書を読んで、僕がいま孤独感を感じない理由についてもすっかり腑に落ちた。

なぜなら僕は自分自信をいま「幸せだ」と定義しているから。

まとめ

現代社会は孤独感にさいなまれながら生きる人が多いという話しを良く聞く。

それはそうなのだろうと思う。

すべての人が自己内観ができるわけではないし、心を学んだことがない人は、そもそも自分と自分の心がつながっているかどうかなんて、考えることもないだろう。

かつての僕も、自分と自分の心がつながっておらず、孤独感を感じることを恐れて常に人と一緒にいることに執着していた。

だからこそ、本書のような本が一人でも多くの「孤独感」「寂しさ」を感じる人に届けば良いと思い、この記事を書いた。

記事の中にも書いたが、自分を「欠落している」と定義するのも「不幸だ」と定義するのも、「幸福だ」と定義するのも自分である。

仕事やプライベートの状況は日々変化する。

景気も良くなったり悪くなったりするし、コロナの影響が強く制限されている活動も多いから閉塞感もあるだろう。

しかし、そんななかでも「自分は幸せ」と定義している人が最終的には一番強い。

そしてそれは、ただ単なる定義だから、いますぐ定義するだけで状況は一変する。

本書と、以下に挙げる2冊の幸福に関する本を併せて読むことで、いま「私は孤独だ」「私は不幸だ」と感じている人も、意識が変わるのではないだろうか。

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その大原則が腑に落ちれば、あなたはその瞬間からもう孤独ではなくなる。

とても大切なことが書かれている素晴らしい本だった。

オススメです!!

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