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楽天から注文していない Kobo Touch が送り付けられてきた件

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iPad miniやKindleの発売に湧く今日この頃だが、僕の手許には、注文していないガジェットが到着した。その名はKobo Touch

Kobo Touchは楽天の電子書籍リーダーだ。楽天Koboイーストアで購入した電子書籍をダウンロードして読むことができる。

送り主は楽天カード株式会社だ。


 

 

なぜ注文していない製品が突然送られてくるのか。

ご事情を知らない方は、こちらの記事をご一読いただくと良いかと思う。

 

ツイッター騒然、「koboが突然自宅に送られてきた」(トピックニュース) – IT – livedoor ニュース

 

 

僕の許に突然送られてきたKoboにもレターが添えてあって、「楽天カードの特別なお客様へ感謝をこめて、楽天Koboの電子ブックリーダーKobo Touchを無料進呈させていただきます」と書かれている。

楽天カードのプレミアム会員に対するプレゼントなのだという。

楽天のサイトで確認したところ、定価6,980円で販売されているようだ。つい最近新機種がリリースされたようで、送付されてきたのは旧機種のようだ。

こんな感じで届いた。写真でご紹介。

 

 

届いた宅急便。

 

 

ラベルに「会員様向けプレゼント」と書かれている。

 

 

箱を開くとレターが。

 

 

レターの下からでてきました。Koboです。

 

 

というわけで、勝手に到着したKobo Touch。

どうもスッキリしない。

無料プレゼントだと言われても、欲しくないものを突然何の断りもなく送り付けられるのはちょっとなあ、という感じ。

詳しくウォッチしていたわけではないが、楽天は端末Kobo Touchの出荷台数や楽天ブックスでの電子書籍取り扱い点数に関して、かなり苦戦しているようだ。

そして書籍の取り扱い点数に関しては、「ギター譜」や「写真」を1冊とカウントしていたり、Wikipediaの項目までを「本」としてカウントするなどの問題もあると伝えられている。

以下のサイトが参考になるだろう。

 

質より量なんでヨロシク、楽天「Koboイーブックストア」がギターコード譜6363冊を日本語タイトルにぶっこみカウント : 市況かぶ全力2階建

 

 

元切込隊長、やまもといちろう氏もブログで採り上げている。

 

楽天kobo、消費者庁に行政指導を無事喰らう: やまもといちろうBLOG(ブログ)

 

 

 

僕はiPhoneやMacをはじめガジェット好きなので、電子書籍リーダーにまったく興味がないわけではない。実際Kindle paperwhiteも予約した。

でも、僕には僕なりのこだわりがあって、欲しくないものを送られても嬉しくないし、使わないガジェットを家に置いておいても場所を取るだけだ。

それに、現役で新品を販売している商品を無料で、しかも無断でばらまくのは、定価で購入したユーザーに失礼だとも感じてしまう。

 

 

一応書いておくと、僕のこだわりは、「電子書籍はプラットフォームが命」ということ。

毎回電子書籍を購入するたびに、「えーと、これは楽天から買うからKoboで読むんだな」とか「この本はKindleで買ったからiPad miniで読もう」なんてことをやりたくない。

「電子書籍は全部Kindle」とか「電子書籍は全部iPad」というように、購入から読書までの流れをできるだけ一元化したいわけだ。

そして、現在それができるのは、AmazonかAppleしかないと、僕は思っている。

それは欧米での取り扱い点数が圧倒的に多いからで、日本市場に入ってきた場合も、デファクトのインフラとして機能してくれることが期待できるからだ。

Kindleストアで購入した電子書籍は、端末Kindleはもちろん、iPhoneでもiPadでも読める。

日本ではまだオープンしていないAppleのeBooksも、もし日本市場でオープンすれば、端末を選ばずに本が読めるようになる。

日本企業として楽天には頑張って欲しいとは思っているのだが、一ユーザーとしては、現段階ではあまりKoboを使いたいとは思わない。

 

 

レターには、「他人への譲渡や転売はご遠慮ください」と書かれている。そんなことを言われるとますます困る。

もらっても困るから、欲しい人にあげたくても「ダメ」、転売も「ダメ」。

そうすると、このままゴミに出すか、楽天に送り返すということになる。

でも、未開封の商品をゴミに出すのはあまりにも忍びない。

すると返品ということになるが、返品するのにかかる手間と時間をどうしてくれる、と腹が立ってくる。

 

 

僕が一番スッキリしないのが、今回プレゼントとして一方的に送り付けてきたKoboが、楽天によって、「出荷台数」にカウントされているのではないか、ということ。

自分が欲して購入した製品ではなく、一方的に送り付けたものを「出荷台数○○万台!」のベースにカウントされるかと思うと、何だか気分が悪い。

というわけで、せっかく送ってもらったKobo Touchだが、残念ながら返送させてもらうことになりそうだ。

返品方法を問い合わせる電話番号がレターに記載されているのがもの悲しい。なんだかなあ。

せめて事前に「必要ですか?欲しいですか?」という確認くらいはしてもらいたいものだなあ。

 

by カエレバ

 

 

 



 

 

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