緊急事態宣言下で「情報発信者」が自覚すべき5つの重要事項 [ブログ論]

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このブログはブロガーの人や、総合情報発信者を目指す人も読んでくださっていると思います。

緊急事態宣言が発出されているこの状況下だからこそ、我々発信者は他の人達以上に自らが発信する情報、シェアする情報に気をつけなければなりません。

なぜなら、我々は「多くの人に影響を与える側」の人間だからです。

発信をしない人はただ影響を「受ける側」の人ですが、発信者は他人に影響を行使することを念頭に発信をしないといけません。

そこで、情報を発信する側の人間が、緊急事態宣言下における発信やシェアにおいて、どんなことに気をつけるべきかを書いてみたいと思います。

1. 読者の不安を煽るだけの発信は控える

マスコミが発信する情報は常に「不安を煽る」ものが中心になっています。

刺激的でセンセーショナルなタイトルと内容の方が読まれる・見られるからです。

視聴率やページビューなどを稼ぐことが主目的になってしまっていますから、残念ですが仕方がないことです。

そのマスコミの残念な状況と同じことを、我々個人メディアがやったら、もっと残念なことになってしまいます。

人々の不安を煽るだけの発信やシェアは控えましょう。

たとえばニューヨークで感染が爆発したとき、「明日の東京はニューヨークのようになる」とニューヨークの惨状をやたらシェアしている人たちがいました。

でも、ニューヨークの人達と日本人では行動様式も生活習慣も違います。

日常的な挨拶で握手、ハグ、キスをしない、家に入るときに靴を脱ぐ、毎日お風呂に入る、外出時にマスクをする、飲食店に入るとおしぼりが出て手を拭く、教会で毎週集まって賛美歌を歌わないなど。

さまざまな生活習慣の違いもあり、さらに日本型BCGの接種の有無や、初期段階からアビガンを現場で治療薬に使っているなどの違いもあります。

それらの複雑な要因のおかげで、日本ではイタリア、スペイン、アメリカのような感染爆発は起こっていません。

ところが最悪のシナリオをさらに大きく誇張したような記事が書かれ、それを「警告」という名のもとにどんどん読者が拡散させていきます。

これでは読者はどんどん不安になりストレスを溜め、心身の調子を崩してしまいかねません。

マスコミや一部医療関係者は「その記事が拡散されることで儲ける」ことを意図して不安を増幅させるような記事を書いています。

それを自らが不安に感じたからといって、「大変だ!大変だ!みんな読め!」という姿勢でシェアすることは、発信者がやってはいけないことです。

やみくもに楽観的な記事もどうかと思いますが、そういう記事はほとんど見かけません。

どんな記事を書き、どんな記事をシェアするか、一人ひとりがしっかり指標をもって発信しましょう。

2. ソースが明確でない記事はシェアしない

多くの人が不安に駆られた状態で、「デマ」が拡散されてしまうことがあります。

僕もかなり気をつけて発信していますが、たまにデマに引っ掛かってしまうことがあります。

僕が先日引っかかってしまったのは、イギリスのジョンソン首相が入院先の病院で亡くなったという記事です。

巧妙に作られたフェイク記事で、URLも見た目もBBCニュースにそっくりの英語記事だったのです。

しかもそれをコロナ情報を毎日発信しているキュレーター的存在のハーフの方が英語でのコメントともにシェアしていたので、信じてしまったのです。

その方も5分後にはフェイクに気づき、僕もコメント欄に「Fake」と書いている人が複数いて気付きすぐにシェアを取り消しました。

このような偽ニュースをわざわざ作って拡散させる人というのが、残念ながら世界中に存在します。

偽サイトを作る人もいますが、もっと多いのが「チェーンメール」での拡散です。

「知り合いの国立病院で働いてるお医者さんからのメッセージです」みたいな形で、発信者が特定されず「知り合い」とか「友人の兄弟」みたいな、二次的な関係の人の「手紙」みたいなものが拡散されていきます。

2週間ほど前にも「日赤センター勤務医からの手紙」という医療崩壊が目前であるという、多くの人を不安に陥れるチェーンメールが拡散されていきました。

そして拡散の過程で誰かがそれをブログに貼り付けて公開し、そのブログ記事をSNSでシェアすることで、今度は公開された情報として拡散が加速してしまいました。

センセーショナルなニュースほど拡散されやすいのです。

だからこそ、センセーショナルなニュースが飛び込んできたら、必ず「ソースは何か」、つまり「情報源は信頼できるのか」を確認するようにしましょう。

あと、もう一つ大切なのは、「日付」はいつなのかということです。

先週末に、国会議員の給与が大幅にアップされる、という記事が怒号とともに拡散されていきました。

この記事です。

この記事を拡散した人達は、記事が2014年のものであることを確認せず、最新ニュースと勘違いして怒り、そしてシェアしてしまったのです。

あとの項目にも書きますが、普段発信をしていない人達は「情報弱者」と捉えましょう。

そういった人達が拡散している情報が目に入ったら、「本当かな?」と同時に、「いつの記事?」というのも必ず確認しましょう。

われわれ情報発信者は、人々の無意味な不安や怒りを増幅する手伝いをしてはいけないのです。

自覚を持って行動しましょうね。

3. 感情に任せた発信はしない

我々発信者も人間です。

僕も時として不安に襲われたり絶望的な気持ちになることもあります。

自分自身の心を健全に保つことがとても大切なのですが、それはまた別の機会に書くとしましょう。

今回ここで伝えたいことは、自分の感情が不安定なときには発信をしない、ということです。

感情に任せた発信により、自分の不安や怒りなどが多くの読者に増幅されて伝わってしまうことはぜひ避けましょう。

あと、お酒が好きな方はお酒を過度に飲んだ状態での発信も控えた方が無難です。

この時期はすべての人に強いストレスが掛かっています。

普段は自制している人でもお酒が入って自制心がゆるむと本音が出たりするものです。

楽しく明るい本音だったら良いのですが、抑えていたストレスが「攻撃」とか「怒り」の形で出てしまっては最悪です。

どうしても吐き出してしまいたいなら、Facebookで公開範囲を「自分のみ」にして書いたりシェアしたりすると良いでしょう。

4. 自分の精神状態を健全に維持するためコメント欄をキレイに保つ

積極的な発信をしていくと、意見が対立する人がコメントしてきたりするケースが増えてきます。

特にウイルス自体に対する情報より、支援策や国・自治体などの対応に関する政治的発信には、いろんな人が反応してきます。

このときに気をつけるべきことは、日常的に情報発信をしていない人は、上に書いた「感情に任せてコメントをしてくる」ケースがあることを予め認識しておくことです。

ストレスが強く不安な状況の怒りや鬱憤を、我々がシェアした記事のコメント欄にぶつけてくる人がいるのです。

ここで発信者は怯んではいけません。

コメント欄に感情に任せたコメントが書き込まれたら、冷静かつ迅速にコメントを削除しましょう。

必要があるならコメントしてきた人物をブロックして今後書き込めなくするなどの対応をします。

Twitterでは有名な言葉に「クソリプ」があります。

下品ですが「クソみたいなリプライ」の略で、罵倒や誹謗中傷、感情に任せた怒りの書き込みなどを指します。

そういったコメントをしてくる人は、投稿したりシェアしたあなたに対して怒っているのではありません。

ただ「はけ口」を求めているだけなのです。

それらの罵倒のコメントを表示させたままにしておくと、「ここには罵倒を書いても良いんだな」と他の人達が集まってきて、同じようなコメントをし始めます。

コメント欄が荒れると、投稿者の健全度が下がってしまいます。

なので、コメント欄をキレイに保つことも、発信者が健全であり続けるために必要な処置です。

元・日本マイクロソフト社長の成毛眞さんはFacebookのフォロワーが4万人以上いるキュレーターです。

成毛さんは「アホなコメントをしてきたヤツは即ブロック」と警告したうえで日々シェアを続けています。

情報発信者は自らの心を健全に保つことがとても大切ですから、躊躇なくコメントの削除やブロックなどの対応をしていきましょう。

5. 受信者は「弱者」であるという視点を持ち続ける

我々情報発信者は、情報を峻別して読者が必要と思うものを発信していきます。

受信だけしている人達は、いろいろな情報をただ受け取るだけで良いのです。

その点において、我々個人メディアの発信者は、放送局と同じ立場にあると思ってください。

我々は影響を行使する強い立場にあり、受け取る人達はその情報を待ち望んでいる「弱い立場」の人達である。

その認識をもって発信する内容を考えましょう。

緊急事態宣言が出たあと、興味深い現象が起きました。

先週前半から後半にかけて、東京都における感染者数が毎日増え続けました。

感染者が増え続けている間、毎日夕方になると誰かしらがSNSにニュース速報の「今日の感染者は○○人」という記事をシェアして拡散されていました。

ところが先週末の197人をピークに、感染者数は減少に転じました。

197人→166人→91人→161人と推移しています。

患者数が減少に転じたとたん、僕の周囲の人達は誰もニュース速報をシェアしなくなったのです。

センセーショナルじゃないから、ヤフーニュースも記事にしません。

そこで僕がその日の速報記事のリンクを「減ってるよ」というコメントともにシェアすることになるわけです。

不安に駆られて「また増えた」「もうダメだ」という記事はどんどんシェアされる。

これは情報リテラシーが弱い人たちがすることです。

我々はそうではなく、「頑張ってるから減ってきたよ」という希望を、ソースとともに示すことが大事。

不安に駆られる弱い立場の人達を、我々は励まし応援する立場にあるのだと認識しましょう。

本当はマスメディアが先頭を切ってそれをしないといけないのに、彼らは不安増幅器になってしまっています。

だからこそ、われわれ個人の情報メディアは、冷静であるとともに、多くの人に希望を与える情報を発信していく必要があると思っています。

事実として不安になる情報もたくさんあります。

でもそれらは放っておいてもみんなが脊髄反射的に拡散して広がります。

だからこそ、我々はそれを加速させる必要はなく、むしろ緩和してあげるような情報を意識的に発信しましょう。

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