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鮨処 もとい 〜 那覇にこんな名店が!!頑固オヤジが握る正統派江戸前寿司に唸りっぱなし!! [2016年7月 沖縄旅行記 その12]

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沖縄県那覇市の旭橋駅近くにある、「鮨処 もとい」に行ってきたのでご紹介。

2016年7月沖縄旅行記、那覇編。

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2016年7月沖縄旅行記 目次

僕は旅先に行って、そこで現地で評価の高いお寿司屋さんに行く、というのことを続けている。

ずいぶんあちこちでお寿司屋さん巡りをしてきた。札幌、小樽、福岡、熊本、富山、金沢、名古屋などで、地元の名店と言われるお寿司屋さんに行ってきた。

そしていっぽう、2年前に沖縄に来た時にみんなで話題になったのが、「沖縄は寿司が美味しくない」という話。

沖縄の海は海水温が高いので魚の身が締まらず、てろんてろんなのだと。

だから、刺身ではなく酢味噌和えが美味いと。

ところが、この話を東京のお寿司屋さん「空海」でしたところ、大将のナベさんが、「そんなことないらしい」と教えてくれた。

沖縄の魚でも、正しい仕事をすれば、美味しいんですよ、と。

ならば、次回の那覇滞在中には、那覇で一番のお寿司屋さんに行って、実際にどうなのか試してみようと思い、ネットで予約したのがこちら、「鮨処もとい」だ。

ネットでは那覇で一番評価が高いが、お値段も東京並みと、かなり高め。

ちょっと緊張しつつお店に向かった。

さっそく紹介しよう。

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鮨処 もとい 〜 那覇にこんな名店が!!頑固オヤジが握る正統派江戸前寿司に唸りっぱなし!! [2016年7月 沖縄旅行記 その12]

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▲ やってきました、鮨処もとい。

ゆいレールの旭橋駅から徒歩3分ほどの住宅地の真ん中にある。

看板が出ていないので、地図アプリを見ながらでないと、通り過ぎてしまうかも。

 

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▲ にじり口風の、低くなった引き戸を引いて中に入る。

表札が「もとい」と出ているだけ。

 

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▲ 開店と同時にお店に入ると、もみ上げが長く、下駄を履いた大将が出迎えてくれた。

冷酒を注文して若い衆が持ってきてくれたので、「写真を撮っていいですか?」と確認すると、大将に「どうしましょう?」と尋ねる。

すると、大将が、「あんたはちゃんと撮っていいか、と訊いてくれたから、特別に撮っていいよ」といかつい返事。

やはりマナーは守らないとね。

 

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▲ 那覇にしては時間が早い(もといは18:30開店)ため、お客は僕一人。

なので、大将とあれこれ話しをしつつ、コースがスタート。

もといは完全お任せコースのみで価格は書かれていない(というかメニューがない)ので、まな板の上の鯉状態である。

こちらはまず白身、コチ。

大将は千葉県出身で女将さんが沖縄出身。

那覇にお店を出して23年。

ずっと正統派江戸前寿司にこだわり抜いて営業している。

ネタは沖縄にはまったくこだわっておらず、美味い魚を追いかけて全国を飛び回り、直接仕入れるスタイルを取っているとのこと。

この日のコースでも、最後に出てきた久米島のマグロ以外は、ほとんどが長崎や福岡からの魚だという。

もちろん九州にこだわっているわけでもなく、季節によって仕入れる場所は変わる。

 

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▲ 湯葉とじゅんさい。

するすると、夏らしく。

 

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▲ 続いてはシマアジ。こちらも福岡産。

というわけで、「沖縄の魚は寿司で美味いか」という問いに対する答えは、この店では出ないことが判明。

しかしその代わり、いままで行った各地のお寿司屋さんでも、5本の指に入るくらいの、ハイレベルなお寿司を堪能することになった。

 

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▲ 里芋とにこごり。

これもひんやりさっぱり。

 

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▲ 福岡のヤリイカ。見事に透き通っている。

 

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▲ カツオ。小ぶりだがぎゅっと滋味が詰まったカツオを分厚く切っていただく。

これも抜群に美味い。

 

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▲ コチを今度は吸い物で。

さっぱりした塩味で。

 

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▲ 続いてはタコと車エビ。

 

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▲ とろろと昆布を玉子とともに。

 

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▲ トリガイ。抜群に分厚くて柔らかく、そして甘い。

たっぷりスダチを絞っていただく。

 

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▲ そして登場、久米島のマグロ。

ふんわりと優しい風味。

てろんとはしていないが、がつんと来る強さはないね。

しなやかなマグロ。

 

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▲ 先ほどの海老の頭を炙ってもらい、そのまま食す。

これまた滋味が豊かで素晴らしい。

 

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▲ バイ貝。

 

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▲ ここから握りに。

一発目は漬け。

かなり深い漬けで、しっとりしていてとても美味しい。

 

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▲ 続いてシマアジの昆布締め。

これが素晴らしかった。

ねっとりした昆布の風味が爽やかなシマアジに良く絡んでいる。

 

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▲ トリガイ再び。

 

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▲ そして新子。

那覇で新子が食べられるとは思わなかった。

しっとりふわっとした風味が抜群。

 

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▲ ヤリイカも再び。

 

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▲ 素晴らしく大ぶりな車エビ。

これも美味かったなー。

 

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▲ ウニはぽんと大将が手渡しで渡してくれる。

ネットリした強いウニ。

 

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▲ カツオはしょうがとともに。

 

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▲ 玉子焼き。これで終わりと思ったら、続きがあった。

 

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▲ 鯵。丸々と太っていて素晴らしい。

 

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▲ 穴子は2貫。

まずはツメを塗ったものを、再び大将が手渡しで。

すごく濃厚なツメで、これしか塗っていなくてもバッチリ。

 

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▲ 続いては塩の穴子。

 

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▲ 超大粒のイクラ!

これも手渡しで。

素晴らしく濃厚なイクラだった。

 

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▲ そしてかんぴょう巻き。

すごく濃く煮たかんぴょうなので、醤油はいらない。

 

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▲ そして最後はカステラタイプの玉子焼きでフィニッシュ!!

いやあ、素晴らしい!!

まとめ

那覇の鮨処もとい、非常に素晴らしかった。

頑固オヤジの大将は、話が乗ってくると、どんどん優しく穏やかになっていき、とってもホスピタビリティが高い時間だった。

お会計は一人で29,000円なので、六本木の鮨さいとうよりも高いわけで、那覇という土地柄で考えたら、超高級店である。

でも、このスタイルで23年お客さんが途切れることなく、名店として君臨しているのだからすごい。

この日も最初は僕だけだったが、その後続々とお客さんがやってきて満席状態。

やはり名店には人が詰めかけるのだな。

ここは那覇に行く度に尋ねたい名店!

鮨処もとい、オススメです!!

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