音楽エントリー、今回紹介するのは、イギリス出身のヘビーメタルバンド、ジューダス・プリーストが1990年に発表した「ペインキラー」という曲。
![]() |
バンダレコード
|
このPainkillerはJudas Priestの12枚目のアルバムタイトルにもなっている曲なのだが、この12枚目のアルバムPainkillerは、Judas Priestにとって大きな転換点となっていることが知られている。
このアルバムから、ドラムスに元レーサーXのスコット・トラヴィスが加入し、現代風の激しいサウンドとなり、ある意味非常にパワーアップしたのである。
それまでのJudas Priestはどちらかというとミドル・テンポの曲が多く、ヴォーカルのロブ・ハルフォードもそれほど高音域でガンガンにシャウトするという感じではなかったのだが、このアルバムではヘビメタ魂全開という感じで、大いにシャウトしまくっている。
サラサラの髪でニコニコ微笑んでいるカリフォルニアのメタルが多くなった時代に、怖くて恐ろしいておどろおどろしい、これぞヘビーメタルというサウンドがソリッドで実にカッコいい。
そしてこのPainkillerのPVだが、ただメンバーが演奏しているだけなのに、MTVで放送禁止になったとか。本当かどうか知らないが、いかにもな都市伝説である。
というわけで、心して観て(聴いて)欲しい。Painkiller。