The Whole Story by Kate Bush (1986) 〜 ペダンティックなヨーロッパの魅力!!

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ミュージック・レビュー、今回は1986年に発表されたケイト・ブッシュのベストアルバム、”The Whole Story“(邦題「ケイト・ブッシュ・ストーリー」)を紹介しよう。

このブログでベスト盤を紹介することはあまりないのだが、本作はKate Bushの作品群で一番のお勧めだ。もちろんベストなので彼女の優れた曲が選りすぐりで入っていることもあるのだが、理由は何と言っても彼女のデビュー曲であり代表曲である”Wuthering Heights”(邦題「嵐が丘」)のNew Vocalバージョンが入っているからだ。

ちなみにこの曲はエミリ・ブロンテの小説「嵐が丘」をモチーフにしたものだ。

個人的にはこのWuthering Heightsは絶対新バージョンがお勧めだ。旧バージョンでは彼女がまだ自分自身をプロデュースできておらず、全体的な世界観が未完成なのだが、この新バージョンはまさにKate Bushワールド全開である。

ではKate Bushワールドとはどんな世界かを三つのキーワードで表したい。「ヨーロピアン」、「アーティスティック」、そして「狂気」だ。

Kateはイングランド出身だが、彼女の世界観はあらゆる意味でアメリカと対極的にある。存在自体がとてもヨーロピアンな女性である。

そしてどの曲もとても芸術性が高く、その世界観に引き込まれる。丁寧に作られた織物細工のような楽曲は繊細で美しく、そしてどこか儚い。

美しい世界観を持つKateだが、曲によっては狂気が剥き出しとなり、別人のような一面を見せることがある。アルバム”Dreaming”の世界観などはまさに人間の奥底に潜む狂気と言っても過言ではないだろう。

このベストアルバムには、1977年の彼女のデビューから1985年発表の4thアルバム”Hounds of Love”までの楽曲が納められているが、実は彼女が全世界的に大ブレイクしたのはこのベスト盤の後にリリースされたSensual WorldとRed Shoesの二枚のアルバムである。

だが、このベストに含まれる”Wuthering Heights”が、彼女を新たなステージへと導いたのだと僕は信じている。それぐらいの名曲だ。

ケイト・ブッシュ・ストーリー(紙ジャケット仕様)
ケイト・ブッシュ
EMIミュージック・ジャパン (2005-11-02)
売 り上げランキング: 19824
おすすめ度の平均: 5.0

5 優れたベスト盤
5 恋のから騒ぎご用達ではありません(笑)

 

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