「明日やろう」「後でやろう」がなくなる すぐやるスイッチ by 尾藤克之 〜 ビジネス社会を生き抜くためのサバイバル指南書!![書評]

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尾藤克之さん著「「明日やろう」「後でやろう」がなくなる すぐやるスイッチ」という本を読んだのでご紹介。

僕自身の課題として、物事に取り掛かる「初動」が遅いことがある。

着想の力はとても強くアイデアはどんどん浮かぶのだが、それを行動に移すまでが遅い。

一度動き始めてしまえば習慣力が強いので、続ける力はあって、改善するのも上手いと思っている。

それでも会社員時代に比べればだいぶ初動は速くできてきていたが、今年後半に環境が激変して、ある意味ノンビリしてしまい、また初動が遅くなっていることを自覚している。

そんなタイミングで尾藤克之さんの新刊「「明日やろう」「後でやろう」がなくなる すぐやるスイッチ」が目に入った。

それこそ「すぐ買い、すぐ読もう」ということで購入してさっそく読んだ。

ここまでは初動は悪くなかった。

なので、引き続き「買って → 読んで → 書評を書く」までを「すぐやる」ことにした。

それができたのも本書のおかげかもしれない。

さっそく紹介しよう。

人は先延ばしをするものだと受け入れよ

本書のこの項を読んだとき、変な意味で安心してしまった自分を発見して苦笑いした。

なぜなら、尾藤さんが書かれている行動パターンが、そのまま自分の行動パターンと一致していたからだ。

尾藤さんの言葉を引用しよう。

「人間は、追い込まれたときに、最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されているのです。命の危険という状況でなくとも、『今日中に、この仕事終わらさないとヤバい』という状況や、試験の直前の『ああ、緊張してきた』といった軽い不安の場面でも、ノルアドレナリンは出ます」

僕はまさに「ピンチ」を自覚したときに、猛烈なパフォーマンスを発揮するのだが、それ以外のときはボーッと過ごす傾向がある。

ということは、早めに「ピンチ」を自覚することができたり、仮想的に「ピンチな状況」を自分から作っていくことで、先延ばしを防ぐことができるのではないか。

でも、それを言ったら、そもそもピンチになってから「挽回する」ような仕事の仕方は稚拙だとも言える。

ピンチをしのいでホッとして、またピンチが来るまでボーッとしている仕事の仕方では、「チャンス」は永遠に来ない。

まるでずっと守備ばかりしている野球のゲームみたいだ。

ピンチをしのぐだけではなく、チャンスを捕まえてそのチャンスに満塁ホームランを打つためには、さっさと三者凡退で守備を終わらせるに限る。

わざわざ四球を続けて満塁にしてから、ノルアドレナリンのパワーで三者三振にするより、最初から三振にした方がずっと効率的なのは言うまでもない。

では、どうするか。

仕事はなにしろスピードを優先せよ

先延ばしが発生する原因の一つに、「より良いものを作ろう」という完璧主義がある。

しかし、完璧主義がビジネスのシーンにおいて良い方向に働くケースはほとんどない。

むしろ逆効果で、完璧主義が邪魔をして上司や取引先からの評価を下げてしまうことが多いのが実情だ。

また、期限が先の仕事を「まだ十分時間があるから」と即スタートさせずにしまい込むことは、先延ばしの原因になる典型的なパターンだ。

だからこそ、完璧主義にもならず、しまい込むこともせずに済ませる方法を考える必要がある。

それこそが「スピードを優先させて、とにかくすぐ始めてしまうこと」だ。

そしてもう一つ重要なのが、多くの仕事には依頼者がいるわけだが、その依頼者に何でもいいから成果物、リターンを即提出することだ。

もちろん取り掛かったばかりでは、完全な成果物が提出できるわけはない。

でもそれで全然構わない。

取り合えずの方向性を確認し、自分のスタンスと依頼主の意向が一致しているかを確認できるし、何よりも先方から「速い!」という印象を得ることができる。

コンセンサスを得ることで初速が出るし、自分の中でもテンションが上がり「すぐやるスイッチ」が入ることになる。

自分一人で抱え込むとなかなか動けない仕事も、関係者と一緒に動き出してしまえば、その後は楽に進めることができるだろう。

即断即決のクセを付けるようにしよう

物事を先延ばしにするとき、我々は往々にして決断ができず、行動を留保している。

つまり「迷ったまま放置」しているのだ。

しかし、迷ったまま放置して物事が解決することはまずない。

むしろ迷って放置している間に時間はどんどん過ぎ、事態は悪化していくことが圧倒的に多い。

たとえば来月の出張のスケジュールを考えていて、午前中の新幹線にするか夕方の新幹線にするかを迷って一旦そのまま放置する。

その時点では午前の列車も午後の列車も予約ができていないままだ。

で、そのことをすっかり忘れてしまい二週間後に思い出して予約をしようとしたら、希望の列車はどちらも満席で指定券が取れなくなった、なんてことは良くある。

人間は1日に35,000回以上の決断をしているとのこと。

一度「やろう」「どうしようか」と自分の思考にのぼった事柄は、そのときに「即断即決」するクセをつけることが大切だ。

尾藤さんは以下のように書いている。

「決断が速くなると、自由な時間が増えます。起こす行動も速まり結果も早く出ます。さらに余った時間を次の決断に使えるため、次の結果も早く得られます。決断の速さの積み重ねは生産性向上につながるのです」

即断即決の力を高めるためには、「ものごとを途中で保留にしない」クセをつけることが大切だ。

すぐに返信できるメールやメッセなどを、一度読んでそのまま閉じてしまえば、後でもう一度メッセを開いてもう一度読み返してから返信する必要がある。

メールやメッセは随時チェックするのではなく、一日に何回か時間を決めてチェックして、開いたメッセには即返信をするクセを付ける。

それだけでずっと生産性は高くなるし、脳に「返信をしなきゃ」というストレスを与えることがなくなり、「自由な時間が増える」ことにつながるのだ。

まとめ

尾藤さんは代議士の秘書や大手のコンサルティングファームでの仕事など、ちょっと普通の人が経験できないことをたくさん経験されている。

そしてその経験とノウハウが本書にたくさん詰まっていて、読み物としても刺激的で面白い。

「すぐやる」という視点でけでなく、尾藤さんが本書で書かれているとおり、「今のビジネス社会を生き抜くための大切な要素を含んで」いる。

まさにビジネス社会のサバイバル指南書といったところだろうか。

なかなかやる気のスイッチが入らない人、ものごとを決断できない人、ビジネスパーソンとしてステップアップしたい人に手に取ってもらいたい一冊だ。

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