生き方・ライフスタイル書評

大人げない大人になれ! by 成毛眞 〜 小さくまとまるな!! [書評]

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ブックレビュー2010年の66冊目は、成毛眞氏著、「大人げない大人になれ!」を読了。

成毛氏の著書を読むのは初めてだが、同氏ブログは以前よりRSS登録しており、参考にさせてもらっていた。

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そして本書は昨年末の発売当初から、ずいぶんあちこちで話題になっており、僕も購入しようとしたのだが、楽天ブックスで品切れしていて購入できず、タイミングを逃してしまっていたのだが、ようやく入手できた。

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大人げない大人になれ! by 成毛眞 〜 小さくまとまるな!! [書評]

成毛氏といえばマイクロソフト日本法人の元社長というイメージくらいしかなかったし、ブログもそれほど奇想天外なことを書くタイプの人ではなかった。

のだが、本書は本当に面白かったし、成毛氏がここまで型破りな人物だと知ったことも新鮮だった。

5日続けて勤務先に出社したことがないとか、自社のオンラインRPGゲームにどっぷりはまって一切出社もしなくなりメールチェックもせずにいたら、社員がゲーム内にまで追いかけてきたなど、一読して「ほんとかよ」というエピソードが詰まっていて、同氏の型破りさがいかに本格的かを知ることができる。

そんな成毛氏が提唱する、「大人げない大人になれ」というメッセージは、いまの元気がない日本人、特に大人の男性にとってとても大切なもので、読んでいて「その通り!」と頷くポイントが多々あった。

中でも最も共感したのは、寝ることも忘れて夢中になれることを見つけ、その一点に猛進することで、気づけばその道のプロになっているという部分。

これは本当にその通りで、好きなことを仕事にできている人や、趣味で充実した時間を過ごしている人たちというのは皆素晴らしい顔をしているし、彼らの話はとても面白い。

我慢ばかりしている人が疲れきり、そして話は愚痴ばかりなのとは正反対だ。

また、同氏の多趣味についての言及も面白く共感した。

同氏は読書、歌舞伎、プラモデルが趣味で、歌舞伎を観ながらプロジェクターで本を投影してもらいそれを読みつつ、手許でプラモデルを作りたいくらいだ、と書いていて笑ってしまったが、これは僕がランニングしながらiPhoneもいじり、さらに読書もしたい、というのと同じ願望である(笑)。

多くの日本人の大人、特に男性は、社会的常識や企業の上下関係に縛られて、自由に考えたり発言したりすることが年齢とともに難しくなっていくものだと思う。

僕を含むそんな日本人男性達に、本書は元気と刺激を与えてくれるだろう。あと勇気も。

大人げない大人になれ! のチェックはこちらからどうぞ!

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