習慣書評

先延ばしをなくす 朝の習慣

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印南敦史さん著「先延ばしをなくす 朝の習慣」という本を読んだのでご紹介。

早朝時間帯の活用と先延ばしの防止は僕のかだわりカテゴリー。

このタイトルの本はまさに大好物で、書店で見かけて即購入して読んだ。

あと著者の印南さんが「書評本数日本一」というのも気になったポイントだ。

読みやすい文章でエッセイのようなテイストの一冊だった。

さっそく紹介しよう。

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ルーティン化すれば日常は心地よくなる

先延ばしを防ぐ一番のポイントは「ルーティン化」である。

この点については僕としても激しく同意するしかない。

日常の中にいかに「目的」と「結果」をセットになるような形でタスクを習慣化していくかがポイントになる。

たとえば書籍の原稿を書くというタスクは根気が必要なものだ。

到底1日や2日で書き終わるものではないので、日々の習慣にしていくことが必要となる。

僕の場合は朝一番の「早朝ノート」のタスクが終わったら、まずは本の執筆に入る。

1日1項目だけしか書かないが、その1項目がとても大切になる。

1日1項目なら10日で10項目、時々休む日があっても80項目の本なら3ヶ月あれば書き終えることになる。

1日1項目しか書かないから、1日辺りの所要時間は40〜50分程度。

だからこそ他のタスクを圧迫しないし、無理に徹夜したりホテルに篭る必要もない。

毎朝6時過ぎくらいから書き始め、朝の7時前後にはもう終わっている。

出版社が設定する締切りよりも大幅に早く書き上げることができるから、精神的にも負担にならず、良いことばかりだ。

ルーティン化で先延ばしはなくなるのだ。

すぐやる人は午前中に9割終わらせる

午前中に仕事の9割を終わらせる。

これにも僕は完全同意である。

僕は毎日だいたい5時〜5時30分に起きて、昼前にはほとんどの仕事を終わらせる。

少なくともルーティン業務は午前中に終えることにしている。

午後は個人コンサルティングやカウンセリング、セミナーが入っている日はそれらの仕事を行う。

それら対人的な仕事がない日は、午前中で仕事は終わり。

午後は買い物に行ったり読書をしたり動画を観たり、友人と午後飲みを楽しんだりして過ごす。

朝9時から仕事をする人よりも3時間〜3時間半、10時からの人に較べれパ4時間〜4時間半も前倒しして仕事をスタートするのだから、早く終わるのか当然といえば当然。

時間と精神に余裕を持って取り組めるから、多少仕事が長引いても夕方には余裕で終わる。

仕事を詰めすぎないからこそ、先延ばしも防げるのだ。

午前中は集中力が高いし、早朝はSNSやメッセンジャーも静かなので邪魔も入らず高いパフォーマンスを発揮できる。

明日の予定をざっくり決めて仕事を終える

翌日の朝にロケットスタートで仕事をスタートするのには、前日の仕事の終え方が大切になる。

印南さんも本書で書かれているとおり、夕方に仕事を終えるときに、翌日の仕事の進め方をざっくり決めておくのだ。

僕の場合、書籍原稿の翌日書く項目を目次を見て確認しておいたり、ブログ記事の内容を決めたりしておく。

それだけで、夜の間や眠っている間に潜在意識が仕事の準備を脳内でしてくれるので、翌朝迷いなくスムーズに仕事をスタートできる。

仕事のパフォーマンスを下げてしまう一因として、「迷っている時間」がある。

「えーっと、次は何をやろうかな」と当日になってから悩むのは時間の無駄だ。

YouTubeで何について喋ろうかとか、メルマガのテーマをどうしようかとか、意外にも悩む時間は多い。

僕はiCloudのメモアプリ(MacとiPhoneで同期できる)にネタ帳を作って時々眺めるようにしている。

思いついたときに書いておき、その中から今日のネタをピックアップするのだ。

前日にそこまでやっておくと、翌日の効率は圧倒的に高くなる。

まとめ

先延ばしを防ぐには、とにかく仕事から迷う時間を追放し、ルーティンをきれいに流れるようにすることだ。

ルーティンがきれいに流れていれば、イレギュラーなタスクを最優先で処理することができるから、イレギュラー案件の先延ばしも起こらなくなる。

仕事の量を平均化することも大切で、締切りが集中しないよう分散させることで、特定の日が大忙しで仕事が詰まり、先延ばしが発生することを防げる。

それらのためにも朝の時間を集中的に活用するのは非常に重要だ。

さらに朝の時間を徹底活用して先延ばしのない人生を送りたい。

「先延ばしをなくす 朝の習慣」のチェックはこちらから!

先延ばしをなくす 朝の習慣

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