習慣書評

一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 7つの鉄則

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小川晋平さんと俣野成敏さんの共著、「一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 」を紹介しよう。

僕自身、自分が一流かどうかは分からない。

ただ、できることなら一流と言われる生き様で生きていきたいとは思っている。

そして、僕の信念の一つとして、「人間は習慣の塊である」がある。

人間は無意識に、日々同じことを繰り返して生きている。

毎日パソコンを立ち上げる、トイレに行く、同じ店で食事をする、SNSに書き込みをする、など。

仕事でも「ルーチン」と呼ばれる繰り返しの仕事も多い。

だからこそ、習慣を変えれば人生が変わるのだ。

どう変えるのか?

「良い習慣」を増やし、「悪い習慣」を減らし、止めて行くことだ。

しかし、良い習慣はなかなか増えず、悪い習慣はなかなか止められないものだ。

だからこそ、この本を読んだ。

さっそく紹介しよう。

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一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 7つの鉄則

1. 一流と二流を分ける朝の習慣

まず最初に僕がこの本を読み始めて強く共感したのが、「朝」の習慣を非常に重視していることだ。

朝を制するものが、仕事を制し、自らの人生の主導権を握ることができる。

僕自身も早起きについてはこんな記事を書いているので興味があればご覧ください。

 

朝は、脳が目覚めたばかりで一番フレッシュな状態だ。

しかも、オフィスに社員は一人もおらず、邪魔をする人もいない。

僕の場合、いまは自宅で仕事をしているが、奥さんが起きてくるまでの2時間ほどの「時差」は、僕にとってゴールデンタイムとなる。

まだ仕事で疲れていない脳に、一番高い負荷がかかる、「考える」仕事や「クリエイティブ」な仕事をアサインするのだ。

小川さんの場合は「意思決定」と書かれている。

僕の場合は「戦略を考える」や「書籍原稿の執筆」など、一番難易度が高く細切れではできない仕事を割り振るようにしている。

同じブログ記事でも、グルメ記事や旅行記など軽い記事は夕方でも書ける。

しかし、書評やガジェットレビューなど、気合いが必要な記事は、僕は朝にしか書けない。

だからこそ、徹底して早寝早起きをして、早朝の自分の時間を確保するのだ。

小川さんは4時起き、僕は5時起きすることで、この早朝の時間を確保している。

そしてこの時間帯には、「テレビもスマホも新聞も見ない」ことも大切だ。

僕も執筆時には、iPhoneは機内モードに切り替え、一切の通知は遮断して、自分の仕事に集中するようにしている。

一番大切な仕事を早朝に移動させ、誰にも邪魔されない環境で片づける。

それこそが、「一流」への近道だと僕は信じている。

 

2. 集中できる環境作りにこだわる

だらだらと仕事をすることに意味はない。

小川さんはスタンディングデスクを導入していると書かれているが、僕も執筆環境には徹底的にこだわっている。

今も強力耳栓を入れてノイズを遮断しているし、パソコンのキーボードもマウスも、そしてパームレストも一番自分にフィットするものを選んで使っている。

また、集中しすぎて疲れが出ないよう、25分に一度5分の休憩を入れる、「ポモドーロテクニック」も活用している。

また、人間は同じ環境で常に仕事をしていると、飽きてしまう習性がある。

そのため、効率が落ちている、成果が出ていない、と感じたなら、気分転換に意識的に環境を変えることも効果的だ。

僕の場合は、普段は27インチiMacで執筆をしているが、気分転換にノートPCのMacBook Proに変えたり、MacBook Proを持って近所のカフェに出かけたりする。

環境が変わることで、気分が一新して脳がリフレッシュすることは良くあることだ。

 

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