音楽

大人のクールサウンド健在!2010年CKB夏の陣! “Mint Condition” by Crazy Ken Band [Music]

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音楽エントリー、今回はクレイジーケンバンドのニューアルバム、「ミント・コンディション」を紹介しよう。

 

MINT CONDITION(初回限定盤)(DVD付)

クレイジーケンバンド ユニバーサル・シグマ 2010-08-11
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2010年8月11日に出たばかりのピカピカのニューアルバムは、バンドにとって12枚目のアルバムとのこと。

僕がCKBを聴くようになったのは9枚目のSoul電波の頃からだが、とにかく毎年夏にフル・アルバムを発表し続けるパワーはすごい。しかもどのアルバムも20曲以上収録の大ボリュームで、よくこれだけの曲数を発表し続けられるものだと感心してしまう。

本作”Mint Condition”も21曲がぎっしり詰まった充実のラインナップ。アップテンポの曲、ゆったりしたバラード、クールなファンク、昭和歌謡、コミカルなエロ歌と盛り沢山なのも相変わらず。

クレイジーケンバンドの魅力はなんといっても大人の余裕的リッチなサウンドで、大人数の編成にもかかわらず音と音の間の空間を大事にしていて、無駄にガーガー鳴らさず無音の部分を大事にしているのがとても好き。

あと、カッコいいようでカッコ悪く、洗練されているようでいて田舎臭く、シリアスなようでコミカルという変わり身き早さとすれすれ感も大人の男というイメージで愛らしい。

個人的にはアップテンポでクールなファンクナンバー”1107″(イイオンナ)、猫と女性とアジアをフュージョンした歌詞と強めのフォーンが魅力のシンガプーラ、哀愁のサックスが泣かせる昭和歌謡(でも実はスカだったりする)「磨き」、マイルス・デイビスを彷彿とさせるカッコいいイントロからまさかのエロ展開「仮病」、全編韓国語歌詞の歌謡曲調の「無条件」あたりが気に入った。

初回限定版としておまけにDVDが入っていて、最近のライブ映像や1107のビデオクリップなどを視ることができてお得。

まだ一度もライブで聴いたことがないCKB。是非一度はライブで聴きたいものだ。出来れば会場はホールとかじゃなくてライブハウスがいい。

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