探求のテーマは「アダルト・チルドレン」
7期LPLでは登場しなかったキーワード、それが「アダルト・チルドレン」である。
僕はこの言葉に最初「自分には関係ないし」と思った。
しかし、宿題となったチェックリストを読んで僕は驚愕した。
僕が育った環境こそ、まさに「機能不全家族」、そして僕は「アダルト・チルドレン」そのものだったのだ。
なるほどー!とビックリしたと同時に、僕は自分の中の歴史がどんどん統合されていくことを感じた。
「どうしてあんなことをしていたんだろう」「どうしてこんな子供だったんだろう」
自分の中で説明がつかなかったさまざまなことが、自分自身が「アダルト・チルドレン」だった、ということで、すべて説明がついてしまった。
おまけに、なぜ僕がブロガーになったのか、なぜ作家になったのかも、全部解明されてしまった。
9期LPLの僕のテーマは、「アダルト・チルドレン」。これに決定。
これをテーマに、どんどん深堀りしていこうと思う。
そろそろ「実習」が本格化
LPLには「実習」がたくさんある。
なにを実習するかというと、トランスパーソナル心理学をベースとしたさまざまな心理療法や、実践的なライトワークを「自分でできるようになる」ための実習だ。
つまり、あけみちゃんが個人セッションや公開セッションでやっているさまざまな技を、みんなが練習してできるようになるための実習だ。
「自主トレ」というのも、それらの実習を、講座と講座の間でもせっせとやってください、という趣旨だ。
ここまで9期LPLで習ったのは、「ラビングプレゼンス傾聴」「マインドフルネス導入」「エンプティチェア」「3つの受信機」などの心理療法のテクニック。
それに、「バイロンケイティ・ワーク」「ディマティーニメソッド」などのライトワークと言われるスキルなど。
これらを組み合わせて、トランスパーソナル、つまり「自我を越えたレベル」、それはすなわち人間の潜在意識側に直接アプローチして、人の過去と囚われ、ビリーフを解放していく。
それを受講生ができるようになるための実習をしている。
なぜ、プロのセラピストを目指しているわけでもない、会社経営者や弁護士、それに僕みたいな作家やブロガーがそんな実習をするのか。
それは、人を援助したり導く立場にある人は、まず自分が癒されなければならないからだ。
自分の心が傷だらけでは、正しく人を導いたり援助したりすることはできない。
だから、僕たちはせっせと実習をして、まずはクライアントになり、セラピストから癒してもらうのだ。
そして、自分自身が癒されていくことで、次に、スキルやテクニック、そして心構えを習うことで、人を癒し、導くことができるようになる。
それを目的としている。
会社経営者が自分の会社でエンプティチェア・テクニックを使うことはないかもしれない。
しかし、社長がラビングプレゼンスで社員の声を傾聴することができれば、その会社はきっと素晴らしい会社になる。
それは間違いないことだ。
第3講では本格的にエンプティチェアと3つの受信機について学び、いよいよ実習も本格化してきた。
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作家/ブロガー/心理カウンセラー/コンサルタント/イベントプロデューサー/歌手/株式会社ツナゲル代表取締役社長兼C.E.O.など、複数の職業を持ち多面的に活動するスラッシャー。
著書に「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」「ノマドワーカーという生き方」などがある。
東京六本木と鎌倉のデュアルライフ実践中。
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