健康・アンチエイジング書評

免疫力アップ!!体温を上げるためにするべき 10 のこと

健康・アンチエイジング書評
スポンサーリンク

体温を上げると健康になる」。

これは僕自身が35度台の低体温状態から平熱を37度近くまで上げてきての実感である。

僕自身、38歳まで105kgを超える肥満体であった。

その肥満からの脱出、ダイエットに関しては、こちらの記事に詳しいのでぜひ併せて読んでいただきたい。

超デブだった僕が27kgダイエット成功時に実行した10の大切なこと
最初に3枚の写真をご覧いただきたい。 この写真、誰だかお分かりになるだろうか。 1枚目は20歳の頃の僕だ。当時体重は70kg前後である。僕は身長が190cmあるので、70kgだとかなりガリガリだった。 2枚目の写真は、今から6〜7年前、35...

2020年4月現在で僕は50歳、あと2ヶ月で51歳になるが、食べても太らず体型も崩れない状態をキープしている。

その法則については以下の記事に詳しく書いたので、こちらをご一読いただければ嬉しい。

食べても太らず体型も崩れない 〜 外食続きでも体重・体型を維持する10の方法 [ボディメイク]
年齢とともに人は誰しも太りやすくなり、痩せにくくなる。 世間ではそういわれている。 でも、僕はそんな世の中の流れとは逆行して生きている。 20代で激太りをして105kgの肥満体になった僕は、40歳のときに2年かけて27kgのダイエットに成功...

超デブの肥満体だったころの僕は35度台の低体温で、血圧が高かった。

いつも体調が悪くて身体が重く、怠くて満足に運動すらできない状態だった。

通勤の地下鉄の階段すら、途中で休憩しないと上れないようなひどい有り様だった。

その状態からランニングと食事を中心としたダイエットで27kgの体重減を経験したわけだが、その時点ですでに体温は36度台に上がっていた。

今回紹介する「体温を上げると健康になる」という医師・齋藤真嗣さんの本を、僕は最初2010年3月に読み、書評を書いている。
前回書いた書評はこの記事の下にあるので興味がある方はあとで併せて読んでみてください。

書評を書いた2010年3月というと、ちょうど僕が27kgのダイエットに成功していまの体型に落ち着いてちょっとたったくらいの時期だった。

この本を読んだことはその後忘れてしまったが、「体温を上げる活動が大切」というメッセージはしっかり脳裏に焼き付いていた。

今回10年ぶりに本書を読み返し、改めて体温を上げることの大切さを再認識した。

なのでこの本の中から特に僕が個人的に響いた大切なことを10、書き出してみようと思う。

さらに詳しく知りたい方は、ぜひこの70万部越えのベストセラーを熟読していただきたい。

さっそく紹介しよう。

スポンサーリンク

1. 健康な人の平熱は37度である

健康な人の体温は37度である。

本書を最初に読んだ2010年に僕はこの記述を読んで驚いた。

当時の僕の平熱36.3度くらいで、37度というと明らかに「微熱」という印象だったからだ。

しかし、著者の齋藤さんは多くの現代人はストレスと良くない生活習慣、運動不足などのために慢性的な低体温になっていると指摘する。

そして、本来の健康な人の体温は37度であると強調している。

さらに、体温が1度下がると免疫力は30%も低下し、癌細胞が活性化すると指摘している。

逆に体温が1度上がると免疫力は500〜600%もアップするとしている。

低体温は病気を招きやすく、体温を上げることで健康になり、病気を防ぐことができるのだ。

本書にはその根拠などについて詳しく書かれているので、興味がある人はぜひ本書を精読していただきたい。

僕は2010年にこの本を読んで、「よし、僕も37度の平熱を手に入れよう」と決意したのだ。

2. 毎朝体温を測ることで自分の「平熱」を正しく知る

多くの人は自分の正確な体温を知らない。

なぜかというと、健康なときの自分の体温を測る習慣がない人がほとんどだからだ。

「ちょっと熱っぽい」とか「怠い」などの症状が出たときだけ体温を測る人がほとんど。

でもそれでは、「平熱と比べて自分の体温がどれだけ高くなっているのか」を知ることはできない。

また、自分の現状の平熱が何度なのかを把握していないと、自分が低体温なのか健康な体温なのかも分からない。

体温を上げるための第1歩は「毎朝目覚めたらすぐに体温を測って記録する」こと。

僕自身毎朝目覚めたらすぐベッドで体温を測り、iPhoneの純正アプリ「ヘルスケア」に記録する生活をしている。

ヘルスケアアプリへの記録については、詳しくはこちらに記事を書いたので読んでほしい。

毎朝体温を iPhone 純正 ヘルスケア アプリに記録することで病気を未然に防ぐ
僕はもう5年以上毎朝目が覚めたらすぐに体温を測るようにしている。 当初は測るだけだったが、2018年からiPhoneアプリに記録するようにした。 ところが使っていたiPhoneアプリがバージョンアップですごく使いにくくなってしまい使うのを止...

また、YouTube動画でも体温を記録することの大切さを解説しているので、良ければご覧ください。

3. 筋トレをして筋肉量を増やす

本書の著者の齋藤さんは、体温を上げるために我々がするべきことは、大きく2つに分けられると説明している。

一つは一時的に体温を上げる活動を毎日すること。

毎晩お風呂に入ることや、温かい飲み物を飲み、冷えた飲み物を飲まない習慣などだ。

そしてもう一つは、自分の身体の発熱量を増やし、自分自身で継続的に体温を上げる方法だ。

この2つの組み合わせが大切なのだが、より大切なのは後者、自分の発熱量を増やすこと。

そのために必要なことは、端的に言うと「筋肉量を増やす」こと、それだけだ。

体温を上げるためには基礎代謝を上げる必要があるのだが、基礎代謝は筋肉量と密接に関係している。

基礎代謝が上がれば体温が上がるのだ。

そして、基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やす必要がある。

しかし筋肉量は年齢とともにどんどん減っていってしまう。

だから、筋トレをして筋肉量を増やし基礎代謝を高めることで、体温が上がり、その結果免疫力が大幅にアップする。

免疫力が高いと多くの病気を防ぐことができるので、健康になる。

という図式なのだ。

僕自身いまは毎日自宅でかなり負荷の高い筋トレを行っている。

筋トレの成果は体脂肪率の減少で知ることができるので、体組成計を活用すると良いだろう。

僕はWitihings社の体組成計で毎朝体温・血圧と併せて体重と体脂肪率、それに筋肉量などを測定している。

僕が使っている体組成計はこちら。

 

【次のページ】免疫力アップ!体温を上げるためにするべきこと その4〜6

タイトルとURLをコピーしました