「本気」の人しか読んではいけないFacebook本

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どんな舞台にも表と裏がある。

それは事実だし、また、そうあるべきだとも思っている。

 

ところが、21世紀ネットの時代になり、舞台の「表」と「裏」がどんどん曖昧になってきている。

プロとアマチュアの境界線がぼやけてきているのだ。

 

 

これはネットの中のことだけではない。

リアルの世界でも、マスコミ主導の大規模なマス・マーケティングが徐々に機能しなくなり、逆にソーシャルメディア発の草の根的ブームから発生するファン・マーケティングの力が強くなってきている。

 

 

これは良いとか悪いということではなく、「事実」だ。

ピンクレディーのようなアイドルが天から降ってくることはなくなり、代わりに駅前で路上パフォーマンスをしている歌の上手い女の子をツイキャスで中継したところから火がつき、ライブハウスが満員になる、というスタイルになっていくのだ。

 

 

時代が変われば舞台裏の支度も変わる。

ソーシャル時代の舞台には、それにふさわしい舞台裏が必要なのだ。

 

 

今日紹介する本「ツイッターの超プロが教えるFacebook仕事術」は、まさに舞台裏側に特化したFacebookの本だ。

だから、本気でFacebookを極めたい人しか読んではいけないし、一般ユーザーさんは読んでも興ざめするだけで面白くないだろう。

 

 

でも、もしあなたがFacebookという舞台を華やかに演出し、そこで一般ユーザーさんを魅了したいと願っているならば、話は180度違ってくる。

この本はあなたを協力にサポートし、輝く舞台の作り方とその育て方をあなたに教えてくれるだろう。

 

 

ツイッターの超プロが教える Facebook仕事術樺沢紫苑 サンマーク出版 2011-04-04
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by ヨメレバ

 

 

 

プロとアマではやるべきことが違う

 

 

 

あなたはFacebookを何のために使っているか考えてみて欲しい。

「友だちの書き込みを読むのが楽しい」

「iPhoneに詳しい人たちのニュースが勉強になる」

「写真家の友だちのオーロラの写真が見たい」

などなどあるだろう。

 

 

個人個人で目的が違うように見えても、実は大別すると、二つの目的に集約される。

それは「情報収集」と「交流」だ。

 

 

ほとんどの人はFacebookにはこの二つの目的でアクセスしていると言っても過言ではない。

だが、ここに違う目的の人たちが混ざっている。

そう、「プロ」の人達だ。

プロの人達がFacebookにやってくる目的は、一般ユーザーさんとは正反対だ。

「集客」「自分のブランディング」「情報発信」「人脈形成」だ。

 

 

情報を収集しにくる一般ユーザーさんに対して良い情報を発信する。

すると、ここに「欲しい」人と「与えたい」人のトレードが起こることになる。

より多くの人が必要とする情報を発信することができれば、たくさんの人が「いいね!」をクリックする。

結果として、多くの「いいね!」を集めた情報はたくさんの人のウォールに繰り返し登場し、そしてその情報発信者のブランド価値が上昇していく。

 

 

 

 

ただ、ネット時代にはこの「プロ」と「一般の人」の境界線は曖昧だし、その曖昧さは日々加速している。

境界線上にいる人間の最たるものが、僕らブロガーだ。

 

 

ブロガーは一個人としてFacebookに参加し、普通に交流して情報収集するが、情報発信者としての側面を持つ。

僕を含めたブロガーは,個人でFacebookページを持ちそこから情報発信を行い、自らのブランディングを行っている。

セミプロのような位置づけで、多くの「情報収集者」兼「情報発信者」が混在している。

これがいまのFacebookの特質だ。

 

 

ブロガーを含めてこれら多くの「セミプロ」の方達は、この本を読んで自分の立ち位置を確認するのも良いかもしれない。

この本は徹底的に「プロ」としての立ち位置でFacebookでのビジネスを語っている。

この本を読んで、「こんな面倒で地道なことは続けたくない。もっと適当に緩くFacebookで遊びたい」と思うなら、あなたは一般ユーザー側に立ち位置を置けばいい。

 

 

そして、もしあなたがこの本を読んで、「僕もFacebookを徹底的に使いこなすと、ひょっとしたら一般ユーザーを卒業して「情報発信者」になれるんじゃないか?」とワクワクしたなら、情報発信者側に立ち位置を取るといい。

この立ち位置をどちらに置くかによって、今後のあなたのFacebookでの活動スタイルが変わっていくはずだ。

 

 

情報発信者にとっての「お友達」とは?

 

 

この本の中で、著者の樺沢紫苑氏は、お友達の承認の基準について面白いことを書いている。

樺沢氏はリアルで実際に会った人以外には、自分からは友達申請を送らないという。ここまでは普通のことだ。

 

 

ここからが違うのだが、樺沢氏は送られてきた友達申請は原則全部承認する。

理由は明快で、樺沢氏は多くの著書を持ちメルマガ購読者は15万人以上、Twitterのフォロワーも10万人を超えている。

彼の著書やメルマガを読んで樺沢氏を気に入ったと思い申請してきてくれた人のことは、承認したいというのだ。

要はファンサービスの一環として、友達申請を受け入れるということだ。

樺沢氏はこう書いている。

 

 

「友達になる」場合、「少なくともどちらか一方が相手のことを知っているし、積極的に友達になりたいと感じている」ことが大切だと思います。私に友達リクエストを送ってくださった熱心なファンの方は、日々の私の投稿を積極的に読みたいと思っているでしょう。そして「いいね!」も押してくれるし、コメントも書き込んでくれるはずです。そして、私がさらにコメントを返信すると、大いに喜んでくれるでしょう。これが本物の交流ですね。つまり、作家である私の場合は、Facebookを「ファンとの交流の場」としても活用しているわけです。

 

 

 

 

この一文を読んでどう思われただろうか?

「知らない人のリクエストなんか承認したくない」と思った人もいるだろう。

一方で、「そうか、そうすればどんどんネット上で人間関係が広がっていくな」と思った人もいるかもしれない。

 

 

どちらが正しいということではなく、「情報発信者」と「情報収集者」では、友達申請のスタンスも、まったく違っているということなのだ。

 

 

友達が増えすぎたらどうするかについても樺沢氏ははっきりとしたスタンスを表明している。

「承認しただけでまったく交流しない人は友達ではない」ということだ。

この本に詳しく書いてあるが、友達との交流の履歴を確認することができるので、まったく履歴がない人などを定期的に整理することで、5,000人という上限を確保しつつ、濃くて充実した「交流」を行うことができる。

 

 

プロ向けの本でも書かれる「SNSでモノを売るな」

 

 

さて、プロ向けの本と書くと、一般の人から見たら鬱陶しい「宣伝」や「売り込み」がオンパレードかと思うかもしれないが、それは正反対である。

樺沢氏は一環して、「SNSでは自分を売り込み、ブランドを高める」ことに専念するよう勧めている。

 

 

Facebook上で全開で売り込みモードに入ってはいけない、とすら書いている。

何故か。それは、多くのユーザーは、情報収集と交流のためにFacebookに来ているのであって、「買い物」をしにFacebookに来ているわけではないからだ。

人間は誰でも、自分が買い物をしたい、「これが欲しい」と思っている時には営業マンの存在を有り難がるが、自分が「下調べ」や「ちょっと見に」来たときには営業マンの存在は極度に鬱陶しがるものだ。

 

 

 

 

Facebookには皆、流行っているもの、注目されているものを知りにきているだけであって、その場で買い物しようと思っている人はいない。

そういう場所で押し売りをしたら、その人は嫌われるだけで、ブランド価値はむしろ下がってしまうのだ。

 

 

「売り込み」をするのではなく「お知らせ」をする。

「売り込み」をするのではなく「口コミ」が発生するようにする。

 

 

Facebookでのビジネスの鉄則なのだが、どうもこの辺りを理解していない人も多いようだ(笑)。

 

 

まとめ

 

 

Facebookの使い方は人それぞれだ。

そしてここ最近さまざまなFacebookでビジネス的な本が出版されているが、まだFacebookで大爆発した新ビジネスなどという話は聞かない。

 

 

ブログの時もそうだった。Twitterの時もそうだった。

ネットは万能のツールではないし、SNSを使えばビジネスが爆発するということは夢物語だ。

 

 

人間はリアルな生き物で、日々の生活の中にネットというツールが増え、今までできなかったことができるようになっているのに過ぎない。

もともとの人間の行動特性や性質を理解せず、ツールありきで活動をしても、嫌われるだけで成果は上がらないだろう。

 

 

 

 

そういう意味で、この本はプロ向けの本であり、そしてとても誠実な本だと感じている。

ツールありきで「売りまくれ」みたいなことは書かずに、「プロ」や「プロになりたい人」がどのようにしてFacebookを活用すべきかが、丁寧に書かれている。

 

 

「プロ」というと大げさかもしれない。

「ネットで情報発信者になりたい」と思う人なら、読むと大いに成果が上がるのではないだろうか。

 

 

そういう意味では、「本気の人」だけが読むべき本というべきか。

僕はすごく気に入った。素敵な一冊。

 

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