躍らされるな!あなたが「9割のバカ」にならないために

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僕たち普通の国民が、直接国の方向性を決められる機会は限られている。

議会制民主主義の国だから、僕たちは、政治家になって立候補するか、立候補した政治家を僕らの代表として議会に送り込むか、この2つの方法で政治に関わる。

そしてもうすぐ、日本の将来を大きく左右する衆議院議員選挙が行われる。

 

 

3年前、僕ら国民の総意は、自民党にNo、民主党にYesという選択をした。

そして今回、多くの国民は、従来にない強い想いを持って、投票日を待っているのではないかと想像する。

 

 

日本は今正念場にある。僕はそう思っている。

今までのような「何となく豊かで何となく平和」という状態は続かないと皆気づいている。

「誰がやっても政治は同じ」ではないことがハッキリ分かりつつある。トップが舵取りを誤れば、国は傾き、結果として多くの国民が不幸になる。

だからこそ、メディアの報道や地縁などに振り回されず、正しい選択をしなければならない。

 

 

そんな時だからこそ、選挙に行く前に、是非読んでいただきたい一冊の本がある。

上念司さんの「歴史から考える  日本の危機管理は、ここが甘い」だ。

 

 

歴史から考える 日本の危機管理は、ここが甘い 「まさか」というシナリオ上念 司 光文社 2012-11-16
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高度経済成長を謳歌した日本がバブルを機に停滞の20年を過ごしてしまった原因は何なのか。

長引く不況はなぜ改善されないのか。

日本の政治の「背後の物語」を読むことで、正しく理論武装し、メディアに躍らされない「判断の筋力」を付けさせてくれる本だ。

さっそく紹介しよう。

 

 

「おかしなこと」をする人たち

世の中には、僕たち普通の人間からすると、想像もできない「おかしなこと」を平気でしてしまう人たちがいる。

カルト宗教団体が良い例だろう。アメリカでは教祖の導きに従って集団自殺する事件を起こす団体などが後を断たない。

 

 

だが、その「おかしなこと」は、現代の日本の中枢部で絶賛進行中だと言ったら、あなたは驚くだろうか。

その「おかしなこと」は、日銀による「デフレの放置プレイ」である。

 

 

日本は1992年前後から本格化したバブル経済の崩壊後、長い長い不況におかれている。

そしてその不況の最大の原因はデフレだ。

資産価値上昇による急激な土地の高騰によりバブルが発生した際に、当時の日銀総裁三重野氏が実施したバブル潰しにが原因で物価全体が下落し、その状態が今日まで続いているのだ。

 

 

景気が悪化しデフレが進行しているならば、日銀が貨幣供給量を増やせば良いというのは経済学の常識だ。

実際リーマンショックでデフレの可能性に見舞われたアメリカやヨーロッパの先進諸国は、こぞってお金を大量に刷り、国に供給することでデフレを阻止することに成功した。

それなのに日銀だけがお金の供給量をまったく増やさないという金融政策を取り続けている。

 

 

1998年に日銀法が改正され、日銀が政府から「独立」したあと、それまで2万人台だった日本人の自殺者は1万人も増え、年間3万人台になってしまった。

そして自殺者は、失業率と物価上昇率に深い関係がある。失業率が上がれば自殺者が増え、物価が上昇すれば自殺者が減るのだ。

 

 

この、明らかに「おかしな日本の状態」を意図的に作り続けている人たちがいる。

このままその状態を放置していいのか?

 

 

 

日本はいつ判断を誤ったのか

ものごとには原因がある。デフレの原因が過剰なバブル潰しであるなら、何故バブルが起こったかを考える必要がある。

バブル発生の原因は円高不況対策としての過剰な金融緩和の結果であり、円高不況の原因はプラザ合意の結果であり、プラザ合意の原因は、高金利政策の是正を進めるアメリカの圧力であった。

さらに突き詰めるとアメリカの高金利政策の原因は当時の高いインフレ率であり、インフレ率が高くなった原因はオイルショック、原油価格の高騰だ。

そして原油価格の高騰の原因は第四次中東戦争とイラン革命であり、なぜ中東戦争が起こったのかといえば、第二次世界大戦中に、イギリスがユダヤ人の協力を取り付けるために約束してしまったイスラエル建国や、民族や歴史を無視した国境線の策定ということになる。

歴史はすべてつながっているのだ。

 

 

さて、日本の場合を考える。

第二次世界大戦敗戦により廃虚となった日本は、そこから奇跡の復活を遂げる。

池田勇人内閣の「所得倍増計画」に成功した日本だが、その後田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘による「三角大福中」による権力争いにより、高度経済成長期の遺産を食いつぶしてしまった。

「派閥争い」を有利に進めるために、各陣営は自分の地元に「公共事業」による利益誘導を行い、結果として歳出ばかりが膨らむ国の体質になってしまう。

つまり、自分の権力のためなら国はどうなっても構わない、という政治構造ができあがってしまったのだ。

そしてその構造は、バブル期に首相を務めた竹下登によって致命的となる。

自分の権力のためなら日本がどうなっても構わない、そして政策的にやりたいことは特にない、という人物が、中国に突出した援助を行ったり「ふるさと創生」と称してバブル期に現金をばらまくなど、自らの利権だけのための政治を行った。

竹下氏は大蔵省解体により日銀の独立性を高めるなどの、「おかしなこと」をいくつも実施してきたのだが、バブルに酔う当時の国民は、その行為によって、とんでもないツケを払わせられることになるとは、当時は夢にも思わなかったのだ。

 

 

 

「素朴な人」になって躍らされてはいけない

僕らの周りには、「常識」とか「当たり前」ということで、特に考えずに判断してしまう事項がたくさんある。

たとえば「円高になると不況になる」とか「日本の借金はとても返し切れない」など。

これらについて、専門的知識を有してじっくり検討、判断した人がどれだけいるだろうか。

僕も含め、多くの人はテレビや新聞などのメディアが繰り返す報道によって、それが当たり前という判断をして、その判断を前提としてしまってはいないだろうか。

 

 

もしそうだとすると、そこに、ある意図を持った政治的キャンペーンがあったとしても、僕らは気付くことができない。

「大震災からの復興と原発事故収拾のためには増税するしかない!」という主張が正しいかどうか、デフレに苦しむ状況での増税にどんな意味があるのか。

しいて言えば、日本が衰退することを望んでいる人たちは誰なのか。

過去の政治家の中に、自らの権力のために、日本が衰退することを望む人たちに自らを売った人間がいたのではないか。

そこまでを考える必要があるのだ。

 

 

デフレなのに増税をすれば、景気はますます悪くなり、少子化に拍車がかかり、自殺者は増え、日本は衰退する。

なぜ日本という国家の中枢にいる人間たちが、そのようなおかしなことをするのか。

きちんと考える必要があるのだ。

 

 

 

強欲と部分最適が生んだ重い重いツケ

かつてソ連という国があり、共産主義と資本主義という2つのイデオロギーが激しくぶつかった時代があった。

ソ連邦は20年も前に崩壊し、共産主義は滅んだように考えがちだが、アジアには現役の共産主義国家がたくさん残っていることを忘れてはならない。

この本では、共産主義国家の誕生から現在に至る道筋を丁寧になぞることで、いま現在でも「日本が衰退することを望んでいる」人たちが誰なのかを解き明かしてくれる。

 

 

そして、その日本が滅ぶことを願う政治的イデオロギーを持つ人たちの存在と、日本政治家の呑気な勢力争いの結果が、今の日本の状態を生んでしまったのだ。

僕たちは忘れてはならない。

世論は操作されることを。メディアは意図して偏った情報を流し続けることを。

「政治はお上に任せて文句を言っていればいい」というような、呑気な状況ではないと自覚しよう。

 

 

 

まとめ あなたが「9割のバカ」にならないために

日本は大きな岐路に立たされている。

そして間もなく、あと10日ほどで、僕たちは大きな選択をすることになる。

増税反対と、明確なインフレターゲットを掲げ、日銀法改正とお金の供給を増やすことを公約している政党がある。

このブログには特定の政党支持については書かない。

だが、今回の選挙では、国民一人ひとりが、メディアの垂れ流す偏向報道に躍らされることなく、自らの意思で投票する必要がある。

 

 

昭和の時代に自らの利権と勢力争いのために日本をメチャクチャにしてしまった人たちは、もう過去の人たちとなった。

「奇跡の復活」と世界から称賛された輝かしい日本を、メチャクチャにしたのは誰なのかは、この本を読んでいただくことでハッキリと分かる。

その事実を知ったうえで、僕たちは、誰が正しい選択をしてくれる人なのかを見極める必要がある。

 

 

メディアが「原則ありき」で語る偏った情報に左右されてはいけない。

1割の人間が「騙し」、9割の「バカ」が騙される。

日本がどうなってもいいと思っている人や、日本が滅んで欲しいと願っている人に、騙されてはいけない。

日本の正念場に一票を投じる前に、この一冊を。

オススメです。

 

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