未来を変えよう! 書評「人生に成功をもたらす日記の魔術」 by 表 三郎

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「日記」。

シンプルだが深いメディアだ。

 

小学生の頃、夏休みの日々を日記につける宿題があった。

当時の僕はだらしなく面倒臭がりで(今もだが)、宿題は夏休みが終わってから始めていた。

だから日記もでたらめ、適当で、先生に呆れられたものだ。

 

 

だが、オトナになって僕は、日記の持つパワーを再発見しつつある。

日記には凄いパワーがありそうだ。

そんな想いを確認したくて、本書「人生に成功をもたらす日記の魔術」を手に取った。シゴタノ!の大橋悦夫さんオススメの一冊である。

 

 

人生に成功をもたらす日記の魔術 

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日記は何度も読み返せ!

 

 

 

僕自身日記を書く習慣はオトナになって、しかも最近になってから出来た。

当初はマンダラチャートの9マス日記をデータベースで作り、毎日9マス日記を朝書いていた。

 

 

その後日記の形式は紙ベースになり、ロルバーンのノートに日記を書くようになった。

そしてごく最近、日記は再度デジタル化され、Evernoteに書くようになった。

 

 

だが一点、ごくごく最近までまったく身についていなかった習慣がある。

それは、「日記を読み返す」ことだ。

 

 

習慣になっていないどころではない。読み返すなどという発想がまったくなかったのだ。

ロルバーンのB5サイズのノート11冊分もの日記を書いておきながら、一度たりとも過去の日記を読み返すことはなかった。

 

 

本書で著者表三郎氏は、日記は必ず読み返せと説いている。

というか、「読むために書け」と力説している。誰も読まないものを何故書くのだ、と。

自分だけが読者の日記を、どんどん読み返せ、と。

 

 

 

何故日記を書き、そして読むのか。

日記を読むことで、自分が自分に対して持っているセルフ・イメージと実際の自分の行動の間の落差が明確になるからだ。

実際は素晴らしい志を持っていても、行動が伴わない人は(僕自身も含め)多いだろう。

 

 

たとえば、自転車に乗れない人が、「こんなのは俺の実力じゃない。本当は乗れるはずだ」と幾ら思っていても、いつまでたっても乗れるようにはならない。

まずは自転車に乗れない自分について書き、その日記を読むことで認めてこそ、乗れるようになるための練習をスタートすることができる。

 

 

まずは自分の想いと行動のギャップを知り、現状を肯定する。それによって、自分を進化させるための努力ができるようになる。

これを繰り返すことで、自分が思う理想の人間に、自分を近づけていくことができるようになる。

だから、日記を書き、日記を読み返すのだ。

 

 

 

感想は書くな!未来を書け!

 

 

 

日記を書く際のアドバイスとして、表氏は「感想は書くな」と説いている。

日記といえば、日々の感想を書くものではないかと意外に感じる人も多いだろう。最初僕も戸惑った。

 

 

感想、つまり内省を書くと、思考か後ろ向きになり、愚痴のようになってしまうから止めるように。表氏はそう説いている。

内省ではなく提案を、「ああすれば良かった」ではなく「今日からこうするぞ!」という宣言を書くようにする。

これがコツなのだ。

 

 

 

 

僕も同じようにしているが、日記は朝書くようにすると良い。

夜に書くと思考は後ろ向きになり、内省的にもなる。

朝に書くことで、日記は未来志向になり、夢や目標を語ることができる。

 

 

そしてその時に大事なのは、宣言の内容に具体性を持たせることだ。

具体性のない宣言は、行動指針を伴わないので、実行されずに終わってしまうことが多い。

 

 

たとえば「明日から早起きする」という宣言だけを書いても、実行される可能性は低い。

 

 

早起きするために必要な具体策を、行動に落とし込めるタスクを実行することを、宣言することが肝心なのだ。

早起きの場合を例に取ると、「目覚ましを2個かける」、「前の晩寝る時刻を今までより30分早くする」などの具体的な作業を行うことを宣言する。

 

 

 

紙に書いたら実現する。ならば日記に毎日書け!

 

 

 

日記に将来の夢や目標を書くと、それは実現する。

本書でもそう書いているし、今まで読んだ別の幾つかの本にも同じように書かれていた。

 

 

だが、ここからが重要だ。何故書くと実現するのか。

 

 

 

「紙に書きさえすれば何の努力もせずに実現するということではない」。表氏は書いている。

 

 

「実現させようという強い決意が、紙に書かせるのである」と。

 

 

 

 

 

ぼんやりと憧れているだけでは、決意はできないし、ぼんやりとした想いのままでは、紙に書くこともできない。

紙に書くことで、頭が整理され、想いがより明確になる。

 

 

そして明確になった想いを見ることで、さらに想いが強くなり、実現のための努力ができるようになる。

そして努力をするからこそ、さらに想いが強くなり、日記に書きたいと感じるようになる。

 

 

そして、夢は実現するのだ。

 

 

 

まとめ

 

 

 

「日記は人生のサポーターだ」。著者はそう説いている。

体調が悪い時は、体調が良かった時の日記を読み返す。

すると、知らず知らずのうちに暴飲暴食をしていたり、生活が乱れていたりする自分を発見し、修正するきっかけをくれる。

 

 

仕事が上手く行っている時は、まだうまく行く前の自分の日記を読み返す。

真摯に努力する自分の姿を思い出すことで、天狗になりそうな自分を戒め、地に足を付けさせてくれる。

 

 

そして何よりも、日記を書き、読むことで、過去の自分と常に対話を続けることができる。

それは裏返せば、日記は、未来の自分へのメッセージとなり、宣言文となるのだ。

 

 

 

 

この対話は、人間の潜在的能力を開花させるのに大いに役立つと著者は説く。

日記があることで、僕らの記憶は色あせることなく永遠のものとなる。

 

 

日記があることで、20年前のある1日の景色を、色鮮やかに思い返すことができる。

記憶は胡乱の中に沈むことなく、永遠に鮮やかなのだ。

 

 

ライフログの時代だ。日記こそ、まさに究極のライフログと言えるだろう。

20年後に今日の日記を読み返すのが楽しみだ。

 

 

その時僕は今日の僕からどんなメッセージを読み取るか。

そして僕は20年後の自分に、どんなメッセージを送るのか。

 

 

自分同士の時間を越えたメッセージ、是非伝えてみたい。

 

 

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