日本でも通用するか? 書評「ブログ 世界を変える個人メディア」 by ダン・ギルモア

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ブログはたった一人でも情報発信できる基地局となる。

個人による情報発信は、分野も品質もバラバラで、本当に信頼して良いものかどうかの判断も難しい。

だが、アメリカでは2001年の同時多発テロ以降個人メディアとしてのブログの役割はどんどん重くなってきており、それは日本でも同様である。

この本「ブログ 世界を変える個人メディア」は、ブログが担う「報道」「情報発信」についての趨勢を描いたルポである。

 

 

ブログ 世界を変える個人メディアダン・ギルモア 朝日新聞社 2005-08-05
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個人が情報発信をしていく場合、特に報道的な役割を担う場合に難しいのが、一時情報源となり得るかどうかだろう。

たとえばMacやiPhoneなどのガジェット情報などにしても、アプリの使い方や製品情報は実機をいじりながら発信できるだろう。

だが、たとえば「新製品発表会の日程が決まった」というニュースは、一般のブロガーに直接もたらされることはなく、企業がリリースした情報を大手メディア経由で知り、二次情報として僕らは発信することになる。

 

 

もう一歩踏み込んで、政治や企業経営の現場に踏み込んでの個人メディアからの情報発信を考えると、この本の舞台アメリカと日本では状況がかなり異なってくるように感じる。

例の「記者クラブ」に入れない一般ブロガーは一次情報源となることが難しいし、この本で紹介されているような、株主総会に参加しつつリアルタイムでブログを更新して、株主総会をひっくり返す、というような活動は、まだまだ日本ではリアリティーがない。

 

 

出版業界や音楽業界で言われる日本の閉鎖性が、僕ら個人の情報発信という分野においても立ちはだかっているのだとこの本を読んで実感した。

アメリカでは、より自由であるが故に、実名顔出しが当然であり、だからこそ個人メディアが日本よりもより責任あるメディアとして活動している。

 

 

政権交代の可能性を握る一大メディアとして実権を握るアメリカの個人メディア。

日本の個人メディアもいつか「便利」とか「楽しい」を越えた、責任ある情報発信を担う時代がくるだろうか。

考えさせられてしまった。

 

 

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