フトコロ深い上司にガツンと叱ってもらいたいとき読む本

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年齢を重ねると、だんだん叱ってくれる人が少なくなる。

 

若いときは周囲の先輩や上司にガンガン叱られ鍛えられるが、ある程度の年齢に達するとそうはいかなくなる。

だから自分で自分を律するしかなくなるのだが、常に上手くいくとは限らない。

 

 

人間は弱い生き物だから、すぐに楽な方に流されてしまう。

やっておかないと絶対まずいと分かっていても、今日はいいやと先送りしてしまう。

この人間関係は大事にしようと思いつつも、ついドタバタして不義理をしてしまう。

 

 

新入社員のときなら、先輩や上司がフォローしてくれていた。

失敗すれば「次から気をつけろよ」と叱ってくれたり、「ここをこうすれば良かったじゃないか」とアドバイスしてくれたりした。

気が塞いでいる時には飲みに誘ってくれたり、相談に乗ってくれたりもした。

 

 

大人になると、叱ってくれる人がいなくなるのだ。

仕方がないことだが、時としてたるんでいる自分にカツを入れてくれる懐の深い上司が欲しくなる。

努力が報われず落ち込んでいるときには「ドン」と背中を叩いて「頑張れよ!」と励ましてくれる存在が必要なときがある。

 

 

この本「仕事ができる社員、できない社員」は、まさにそんなときに読むと激しく「効く」本だ。

正真正銘の名ビジネスマン、吉越浩一郎さんが、「お前ら頑張れよ!」と僕らの肩を強く、しかし優しく叩いてくれるのだ。

 

 

仕事ができる社員、できない社員吉越 浩一郎 三笠書房 2011-09-02
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6割見えたら突っ走れ、自分でデッドラインを決めろ

この本では、長年トリンプ・インターナショナルの社長として19年連続増収増益という素晴らしい実績を残してきた吉越浩一郎さんが、自らの目で見てきた「できる社員」と「できない社員」を分類し、どうやったら僕らが「できる社員」になれるのか、徹底的にアドバイスしてくれている。

どの項目もビシビシと身につまされる厳しい指摘ばかりなのだが、個人的に一番響いたのは「スピード」と「デッドライン」に関しての指摘だ。

 

できる社員は仕事の全容が完全に見えるまでじっとしているなどということはしない。

6割正しいと考えたら、すでに突っ走り始めている。

 

 

もし走っていて方向性が違ったり間違ったなら、そこで修正すればいい。

自分のいまの状況を考えたとき、このスピード感はもっとも重要なことだと感じた。

 


 

そしてもう一つの最重要ポイントは「デッドライン管理」だ。

吉越さんといえば「デッドライン管理」が有名だ。「早朝会議」「残業ゼロ」と並ぶ、まさに吉越さんの代名詞の一つだが、やはりこれは猛烈に大切な考え方だ。

 

 

できる社員は与えられたデッドラインだけではなく、自分のタスクすべてにデッドラインを自分で設定して、それを確実にクリアしながら仕事をする。

そして、吉越さんが提唱する「デッドライン」には二種類ある。

一つは「日付」のデッドライン。これは納期である。いつまでにこの仕事を終えるかという期限のことだ。

 

 

そしてもう一つは「時間」のデッドラインだ。

こちらは「11月15日の17時まで」という納期時刻のことも指すが、一番重要なのは、「この仕事を自分はどれだけの時間で終える」というデッドラインだ。

 

 

3時間かかる仕事をどうやったら2時間で終えられるか。

自動化できる部分はないか。部下や外注に依頼すべき点はないか。

さまざまな可能性を考慮しながら、かかる時間を圧縮する。これが時間のデッドラインだ。

 

 

 

敵を敵のままにしておくな

「できる社員」の重要なポイントの一つに「敵を作らない」ということがある。

どんなに優秀な人間であっても、人間は一人では何も成し遂げることができない。

常に周囲のひとたちとの関係のうえで物事は進んでいく。

そんな世界の中で、敵が多い人はたとえ優秀でも圧倒的に不利だ。

 

 

何か新しいことを始めようとするとき、周囲は敵ばかりになるケースは多々ある。

従来の基幹システムを刷新するケースなども、従来のシステムに慣れている社員からは反対の意見が多く出されるだろう。

 

 

これを「強引に」押し切ってしまうだけでは、「敵」の人たちの協力を得ることはできない。

一人ひとりに、何故システムを刷新する必要があるのか。そして刷新することでどのようなメリットがあるのかを冷静かつ丁寧に説明し、合意を取っていくことが大切だ。

「成功は皆のもの」というスタンスで挑むことで、敵はあなたの協力者になってくれるだろう。

 

 

 

「一か八かの勝負」はするな

「仕事には決断が必要だ」。

これはビジネスの常套句だが、本当にできる社員はリスクを取るようなことはしない。

なぜなら、その必要がないからだ。

 

できる社員は前倒しで仕事を進め、大きな問題は一つ一つ小さく砕いて解決していく。

だから、大きな「決断」をするような場面は存在せず、日常の仕事の中で行う小さな「判断」を積み重ねていくことで、大きな仕事におけるリスクは回避されるのだ。

 

 

もし一か八かのリスクを取らなければならないような事態が発生しているとすれば、そういう状況を引き起こしてしまったこと自体が問題なのだ。

そのような時には、仕事の進め方、判断の仕方など全体のプロセスに大きな問題があると考えるべきだろう。

 

 

まとめ

「自分は仕事ができると思われているだろうか」と上司の顔色を伺いながら働くなどバカバカしいことだ。

だが、たとえ誰が上司であろうとも、また、たとえフリーで一人で仕事をしているとしても、事実は事実だ。

 

 

もしあなたが日々の仕事のスピードを上げることができず、のろのろと進んでいれば、当然成果はでない。

長い間放置していたプロジェクトを強引に進めようとすれば、うまくいくものもうまくいかないのが当然だ。

仕事というのは自律的にするべきものだし、できる社員は常に仕事を前のめりかつ貪欲にこなしていくものだ。

 

 

自分の仕事のやり方は今のままでいいのだろうか?

自分の仕事に対する取り組みに甘い点はないだろうか?

 

 

もしあなたに上司がいない場合、もしくは上司が正しくあなたを導いてくれないと感じているなら、是非この本を手に取ってもらいたい。

上司・吉越浩一郎があなたを厳しく、でも温かく叱った上で、熱く激励してくれるのがこの本だ。

「日本のビジネスマン頑張れよ!」吉越さんの大きな声が響いてくるようだ。

素晴らしい本だ。オススメ!

 

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