学び・進化

岡部明美 7期 LPL養成講座 総括 — 学んだこと 得たもの そして僕に訪れた劇的な変化

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自己開示に対する抵抗と葛藤

LPL養成講座の前半戦について簡単に説明したが、僕自身のストーリーをお話ししよう。

ある程度予想していたことだが、LPL養成講座が始まると、僕は全然自己開示ができず、途方に暮れることになった。

いや、正確に言うと、自己開示できないのではない、自己開示なんかしたくなかったのだ。まったくしたくなかったのだ。

 

自分が苦しんだり悲しんだりしたことには、僕は自分なりには向き合って解決してきたという自負があった。

親の離婚の問題や父方の親戚や祖父母との別離、それに実家の売却と借金問題など、それなりに苦労はしてきたが、それらは「解決済み」なのだ。

実際は「解決済み」なんかではなかったのだが、解決済みと思いたい。そうしないと今までの自分の努力が無になってしまう。

その抵抗が予想以上に強く、僕は立ち往生する。

頭では自己開示しないと前に進まない、と分かっているのだが、潜在意識が完全にイヤイヤをしている状態が続いた。

僕の中には、人前で涙を流すことへの抵抗がすごく強い。

過去のクリーニング作業では自分の傷に触れることになるので、多くの場合封印は涙とともに解き放たれることが多い。

封印していた傷の痛みが大きい場合、ときとしてそれは号泣であったり、獣が吠えるような慟哭のようになることさえある。

受講生の中には自己開示に抵抗がない人もいて、さっさと泣いてさっさとクリーニングされていく。

その様子を眺めていると、最初は自己開示に対する強い抵抗があったのが、徐々にその抵抗が緩んでいくことを感じられるようになっていった。

何度もセッションを繰り返し、ちょっとずつ、ちょっとずつ固く閉じていた顕在意識と潜在意識の間の蓋が、ゆっくりと開いていった。

 

劇的な変化の瞬間がやってきた!ビリーフ解除!

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第3講のセッションで大きめのブレイクスルーが自分の中で起きた。

自分が蓋をしていた封印のラベルが剥がれたくらいの感覚だった。

そして続く第4講で、僕の蓋が、ようやく開いた。

蓋の向こうにいたのは、子どもの頃に実家の引っ越しで幼稚園が転校となったときに、行きたくなくて毎日大泣きしていた4歳くらいの僕だった。

その4歳の僕を見つけて癒してあげることで、その4歳の子供は傷のない、金色に輝く無敵の僕になり、僕の心にインストールされた。

大泣きしていた僕は、新しい幼稚園の同級生や先生にバカにされ叱られいじめられ(たと思い込んでいる)、「感情を出してはいけない。人前で泣いてはいけない」と自分の感情を封印してしまったのだ。

心を封印した状態で生き続けると、本当の自分の声を聞かなくなり、人生がおかしな方向に向かったりする。

僕は、子供時代から38歳で覚醒するまでの、迷走しまくった人生について想いを寄せた。

心に蓋をしていては、本当の自分を生きることはできないのだと、自分の軌跡を振り返り、改めて思った。

【次のページ】ビリーフ解放後の自分が取り組むビジョンの素晴らしさ!

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