話し方・聞き方・人間関係書評

「ムカつく相手、横柄な人を一発で黙らせる」 9つのオトナ対話テクニック

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3. 賑やかな沈黙

これはお馴染の「スルー力」である。

こちらは見ず知らずの相手から突然失礼なことを言われた時などにとても有効だ。

リアルな世界ではもちろん、ネット上の言論で最大の効果を発揮する。

沈黙の効果はとても大きい。相手の発言が宙に浮いてしまい、相手がいかに詰まらないことを言ったかがハッキリするからだ。

でも、それでは物足りないという方もいるだろう。ムカつくことを言われてそのままにできない、という人も多いだろう(もちろん僕もそうだ)。

そんな時に有効なのが、この賑やかな沈黙だ。

ネットの場合は難しいのだが、リアルに相手と対面している時には有効だ。

相手に失礼なことを言われても返事をしない。沈黙である。

そして身振りを付ける。

たとえば「びっくりしたような顔をする」、「悲しそうな顔をして相手をじっと見つめる」

さらには「表情を変えず相手をじっと見つめる」なとだ。

日本人はジェスチャーで相手に意志を伝えることが欧米人ほど上手くない。

だが、この賑やかな沈黙は、顔のほんの小さな変化だけで相手にこちらの感情を伝え、相手がいかに愚かな発言をしたかを理解させることができる。

ネットの場合は、相手の発言を完璧に無視してそのまま別の会話を続けたりするのが有効だ。

暴言を吐いている人間に興味を持たなければならない理屈はないのだ。

4. ひとことコメント「そうなんだ」

これも日常的にとても良く使われるテクニック。

ただ黙っているだけでは悔しい、もしくは間が持たない。何か言わないと相手が怒り出す。

そのような際に様々な応用パターンで使えるのがこのテクニックだ。

相手によって敬語のレベルを変えるだけで、どんなシーンでも活用できる。

「あなた最近ずいぶん更けたわね」→「あ、そうなんだ」(夫婦の会話)

「チケット売り場のあの行列の酷さはなんだ!」→「さようでございますか」(顧客からのクレーム)

利害関係のない相手など、経緯を漂わせる必要がないシーンでは、もう少し大胆にしても良いだろう。

「ふーん」、「へー」「はあ」など。

いずれにしても、ここには「意味がない」ことが重要だ。

不愉快な発言を意図的にする相手は、あなたを挑発したくてわざわざ攻撃的なことを言っていることが多い。

そんな時に一番してはいけないのは、相手の挑発に乗ることだ。

そして挑発する側に一番ダメージを与えるのは、相手にされないということだ。

 

次のページでは、さらに相手を黙らせるテクニックをお伝えしていこう。

 

【次のページ】ムカつく相手を褒めるって?迂回トークってなに?!

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