この記事では「ムカつく相手を一発で黙らせる」8つのオトナ対話テクニック」を解説します。
こんにちは。ビジネス書作家・ブロガー・心理カウンセラーの立花岳志です。
当ブログでは、皆さんが人生をより自由に、より美しく、より楽しく生きるための情報やメッセージをシェアしています。
今回は痛快な本を読んだのでご紹介します。
「ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術」という本です。
うるさい人を黙らせる、うざい言葉を上手に返す、むかつく上司に言い返す、そんな時に使えるテクニック集です。
合気道からヒントを得たというこの本は、相手に対して攻撃したりケンカしたりする方法を教えるのではありません。
相手の悪意を巧みに利用して相手と喧嘩にならず、自分も気分をスッキリさせてしまう方法を教えてくれるのです。
今日このエントリーでは、この本の中から僕が特に面白いと思ったテクニックを8つ抽出しまし。
もし興味を持たれたら、是非本書を手に取って、残りのテクニックも身につけてみてくださいね。
さっそく紹介しましょう。
1. やまびこトーク
上司と部下、夫婦、親子など、今後も良好な関係を継続したい相手はいるものだ。
そんな相手から思いも寄らない「ひどい!」と感じることを言われた時に使うのがこの「やまびこトーク」だ。
やり方は簡単。相手が責めてきた(とあなたが感じる)部分を相手にそのまま言い返すのだ。
上司が「昨日君が出してきた報告書はずいぶん雑だったね」と言ってきた場合。
あなたは「すみません、どのような点に雑と感じられたのでしょうか」と返す。
夫が「今日君が作った弁当、ひどい味だったぜ」と言ってきたら、
あなたは「あらそう。で、何がそんなにひどかったの?」と返す。
カッと腹を立ててはいけない。対話を申し出るのだ。
これは言われっぱなしにしてしまうよりもずっと建設的な効果を生む。
相手に悪意があるのか、それとも本当に自分に落ち度があるのかも明確になる。
もしかしたら上司はあなたが受け取った報告書の間違いにより何かの不利益を得たのかもしれない。
ひょっとしたら夫は弁当を同僚に味見させた時、たまたま豚肉が生焼けで恥をかいたのかもしれない。
普段から関係がある相手が自分を責める時には理由があることが多い。
その理由を聞き出すことで、無駄なケンカや精神的対立を避けることができるのだ。
さて、次のページでも、徹底的にムカつく相手を黙らせるテクニックをお伝えしていこう。
【次のページ】沈黙が相手を黙らせる方法になる?そして一言で黙らせる技術とは?!