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小さなお店のツイッター繁盛論 by 中村仁 〜 Twitterで皆が幸せになる!! [書評]

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ブックレビュー2010年の69冊目は中村仁氏著、「小さなお店のツイッター繁盛論」を読了。

 

中村仁氏の著作に関する過去エントリーはこちら

  • @hitoshi [Book Review 2010-053]” href=”https://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/1809″ rel=”bookmark”>豚組ファン必読!思わず涙が出た渾身の書 “右向け左の経営術” by 中村仁 a.k.a. @hitoshi

 

Twitterとビジネスを結びつける書籍は次々出版されているが、その中でも本書はもっとも堅実かつ誠実な本の一つと言っても差し支えないのではないだろうか。

当たり前のことを当たり前のようにやり続けることの大切さを教えてくれる素晴らしい本だった。

小さなお店のツイッター繁盛論 by 中村仁 〜 Twitterで皆が幸せになる!! [書評]

僕自身豚組と豚組しゃぶ庵には合計で10回程度通ったことがあり、著者の中村氏とも面識があり、Twitter上でもお話しさせていただいたことがある。

豚組といというお店も中村氏も、非常に上手にブランディングをされているという印象を持っていた。

そして本書では、中村氏がどうやってTwitterを駆使してマーケティング、集客を行ってきたかが、出し惜しみすることなく、これでもか、というほど濃密に書かれている。

Twitterでどうやってビジネスを成功に導くかについて詳細は本書を読んでもらいたいのだが、とにかく絶対に言えることは、Twitterで自分が扱う商品の売り込みしかしない人は皆から支持されないし、そう言った発言ばかりをしている限り、Twitterから実店舗へ集客など出来るはずがないということだ。

Twitterで気軽にいつでも予約が出来る、しかも社長に向かって直接語り掛けられるという驚きや、時間帯を限定してのゲリラ割引、周年記念のアッと驚く企画をTL上で議論して決めていったなど、中村氏の手法は斬新で洗練されていることは間違いない。

だが、やはりそれらはあくまでも「テクニック」であり、一番大切なことではないのだと感じている。

一番大事なことは、中村氏が本当にお店を愛して本気でビジネスをやっているのだということが僕らTL上の住人に伝わることで、それは実はお店に関するツイートよりも、他愛ない会話の際に見えてくることなのだと感じている。

「あの@hitoshiさんのお店」という安心感があれば、僕らは何も心配することなく、お店に大切な友人やパートナーを連れていくことができる。

そしてもう一つ当たり前だがとても大切なこと。

それは実際のお店が素晴らしいこと。

当たり前過ぎて笑ってしまうが、いかにTwitterで大量に集客しても、お客が店舗を訪れた結果ガッカリして二度と来ないようでは全く意味がない。

豚組が繁盛しているのは、Twitterによる集客と実店舗の充実がきっちり連動しているからなのだと改めて実感した次第。

顧客との関係を心から楽しみお店を本気で愛し、そして成功を真摯かつ貪欲に目指す。

当たり前だが結局中村氏が言っているのはそういうことのように思える。

Twitterは武器ではあるが原理原則ではない。

人間と人間が繋がることを手伝ってくれる、ただのツールだ。

Twitter繁盛論を読んだ後で辿り着いた結論は、一番大事なことはTwitterではなく、僕ら中の人同士の繋がりなのだ、というアナログなものだった。

でもそれでいいように思う。@hitoshiさん、素晴らしい本をありがとう。

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小さなお店のツイッター繁盛論 のチェックはこちらからどうぞ!!

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