ブログ・SNS・ネット書評

読まれる・稼げる ブログ術大全

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プロブロガーのヨスさん著、染谷昌利さん監修の「読まれる・稼げる ブログ術大全」という本を読んだのでご紹介しよう。

著者のヨスさんも監修の染谷さんも僕と同業者であり仲の良いお知り合いである。

本書は2020年10月刊行で、僕は発売後すぐに購入していちど通読していた。

2021年末から読書熱が高まってきて、それに伴ってブログに書評を書く機会が増えてきている。

このタイミングでこの本を再読したいと思い、再び手に取った。

初心者の人にも分かりやすく、そして網羅的で素晴らしい本だ。

さっそく紹介しよう。

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ブログは日記ではなく「情報発信」ツールである

ブログに関して、多くの人が勘違いしている最大のポイント。

それは、「ブログとは日記を書くもの」と思っている点だ。

もちろんブログに何を書くかは個人の自由だから、日記を書いても構わない。

しかし、ブログのアクセス数をアップさせ、影響力を持ち、ブログから収益をあげたいと考えるなら、日記ではダメだ。

多くの人は芸能人・有名人の日記ブログを読み、「ブログとは日記を書くもの」と捉えてしまっている。

芸能人は存在自体が商品で、彼らの日常に多くの人が興味を持っているから日記が読まれる。

我々のような一般人が日記を書いても、他人は興味を持たないから、ブログのアクセスは増えない。

日記を書いてはいけないとは言わない。僕もこのブログに日記記事も書いている。

しかし、人気ブログを作りたいなら、多くの人に読まれる記事を書く必要がある。

読まれる記事とは、役立つ「情報」がしっかり載っている記事だ。

ブログにやってくる人たちは、何か知りたいことがあり、情報を得るために検索をし、我々のブログに辿り着く。

「バスケ シュート 打ち方」

「ディズニーランド 行き方」などの情報だ。

多くの人に読まれるブログを作るには、多くの人が知りたいと思っている「情報」を発信する必要がある。

ブログとは日記ではなく、「情報発信ツール」であることを、まず認識しよう。

ブログは育てていくもの

多くの人が勘違いしているポイントがもう一つある。

それは「ブログの記事は一度書いたらそれきり変更してはいけない」と捉えている点だ。

紙の本や新聞等は、一度印刷してしまえば変更することができない。

ネット媒体でも、メルマガやLINE公式なども、配信してしまった後は変更不可能だ。

それに引き換えブログは一度公開した後でも、何回でも内容を変更することができる。

このブログの特性を活かさないのは、あまりにももったいない。

例えば、ブログに掲載する自分のプロフィールは、自分とブログの成長に合わせて手直しをし続けていこう。

最初から完璧なプロフィールは作る必要はない。

初心者は長い文章も苦手だし、表現力も未熟なものだ。

ブログを続けていくことで、表現力もアップするし、長い文章も書けるようになる。

プロフィールだけでなく、昔書いた記事も、見返して手直しすることで、より良い記事に「育てる」ことができる。

検索エンジン対策という意味でも、一つのブログに同じ内容の記事が複数あるのは好ましくない。

例えば同じ本を再読したとか、同じ飲食店を再訪したときなどは、以前書いた記事を加筆・訂正するようにしよう。

ブログは一度書いたら書きっぱなしではなく、「育てていくもの」と認識しよう。

主人公はブログ?それとも自分?

ブログをスタートさせるときに決めておいた方が良いことがある。

それは「主人公の設定」だ。

ブログの主人公には大別して二つのパターンがある。

一つは「自分」が主人公というブログ。

もう一つは「情報」が主人公というタイプのブログだ。

自分が主人公のブログとは、自分の生活を主軸にしたブログのことを指す。

この本の著者ヨスさんが運営するブログ「ヨッセンス」も、そして僕が運営しているこのブログ「No Second Life」も、自分が主人公のブログだ。

僕のブログは、 僕が興味関心を持っている物事、「これはオススメ」と思った商品やサービス、旅した場所、感じたこと、日常などを書き綴っている。

僕という人間を前に押し出し、自分が主人公であることを主張し、ブランディングしている。

いっぽう、情報が主人公のブログは立ち位置がまったく異なる。

特定の情報、例えばApple製品や地域情報などに特化し、情報の価値を前面に出し、ブログ運営者は奥に引っ込み黒子ように振る舞うタイプのブログになる。

情報が主人公のブログの中には、運営者のプロフィール情報を掲載していないものもある。

どちらが正しくてどちらが間違っているということではなく、どちらのタイプを自分が好むかが判断基準になる。

この設定は非常に重要で、ひっそり隠れて運営したい人は情報が主人公のブログを、どんどん自己主張したい人は自分が主人公のブログを選ぶと上手くいく。

逆のパターンを選んでしまうとブログを楽しめない、書くことにストレスを感じる要因になってしまうので気を付けよう。

まとめ

初心者から中級者までが活用できるよう、分かりやすく、しかも網羅的に書かれた素晴らしい本だ。

ブログの運営に関しては、いくつか考え方があるが、本書のスタンスは僕と考えが非常に近い。

インターネットの個人メディアは年々新しいものが登場し、多様化している。

しかし、ブログが持つ柔軟性・多様性は他のネットメディアにはないものだ。

これからも、様々な新しいメディアが登場するだろうが、「情報発信の母艦はブログ」という位置づけは変わらないと僕は考えている。

これからブログを始めたい、ブログがなかなか成長しないという方は、ぜひ手に取っていただきたい一冊。

オススメです!!

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