習慣書評

人生を変える モーニングメソッド

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ハル・エルロッド氏著、「人生を変える モーニングメソッド」という本を読んだのでご紹介しよう。

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早寝早起き、そして早朝時間の活用は僕の専門であり、追求し続けている分野である。

これからも学び続け、自分の朝の時間の使い方を進化させ続けていきたい。

この手の本を書店で見つけたら、迷わず手に取るようにしている。

本書は20カ国以上でベストセラーになっているという。

さっそく紹介しよう。

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毎朝自分だけの「儀式」を行おう

朝の時間の使い方を変えると、人生が劇的に変わる。

本書でもそのことを伝えているが、僕自身も朝時間の使い方で人生を劇的に変えた一人だ。

会社員時代の僕には、朝の時間というものが存在しなかった。

なぜならギリギリまで寝ていて、目覚ましで飛び起き、バタバタと支度をしてオフィスへと向かっていたからだ。

いつも朝はせわしなく、自分のことなど何もする余裕がなかった。

そんな僕が朝の時間を重視するようになったのは、ブログを書き始めてから。

当時肥満体だった僕は痩せるためにランニングを習慣化したかったが、夜はブログを書きたい。

当時の僕は会社員だったから、平日は夜か早朝しか自分の時間が確保できない。

そこで一念発起し早起きしてランニングをするようにしたところ、習慣化に成功。

さらに早起き関連の本を何冊も読み、朝に自分だけの「儀式」を行うようになった。

当初は単に自分の一日の予定を確認する程度だったが、次第に本格化していった。

まさに本書が扱う「モーニングメソッド」とも言える、自分だけの「儀式」になっていったのだ。

毎朝の「モーニングメソッド」が、僕の人生を大きく変え、飛躍させてくれたことは間違いない。

人生を変える6つの習慣

本書では「モーニングメソッド」として、人生を変える6つの習慣を提唱している。

順番に見ていこう。

サイレンス

朝の時間帯は慌ただしいものと考えがち。

そこで、朝に沈黙の時間を作ることで、心を整える。

本書で紹介されている「サイレンス」は以下の通り。

  • 瞑想
  • 祈り
  • 振り返り
  • 深呼吸
  • 感謝

僕もこのうち、瞑想と神棚への祈りを毎朝行っている。

アファメーション

アファメーションとは、自分がなりたい姿、望む状態を紙に書き出し毎日唱える行為だ。

スポーツ選手や成功したビジネスマンなどがアファメーションを活用していることはよく知られている。

我々は無意識のうちに、他人から言われたことや過去の経験などから自分にプログラミングを行っている。

残念なことに、ほとんどの人がハッピーなプログラミングではなく、ネガティブなプログラミングを行ってしまう。

その、無意識にプログラミングしてしまった自分のネガティブな潜在意識を、アファメーションによって書き換えるのだ。

アファメーションは感情を込め、毎日唱えることで効果を増す。

また唱える時以外も貼り出したりスマホの壁紙にするなどして、一日に何度も見るのも良い。

僕の朝のルーチンにはアファメーションは入っていなかったので、この本をきっかけにぜひ導入しようと思う。

イメージング

イメージングは、アファメーションの画像版と考えると分かりやすい。

自分の理想の姿、なりたい状態、住みたい場所、行きたい土地などを写真や画像を用い、頭の中でリアルにイメージするのだ。

アファメーションで言葉を使い潜在意識を書き換え、イメージングで脳の中でありありと自分が理想の状態になっていることを想像する。

自分の本当の望みをイメージ化することが大切だ。

映像が鮮やかであればあるほど現実化させるための行動がスムーズになる。

ステップとして、そのイメージの中に、自分自身の姿をリアルに含めることがポイント。

合わせて、イメージングでは、描いた映像の中にいる自分の思考と感情まで想像するとベストだ。

最高の場所で最高の気分な自分をありありと描くことで、目標の実現にグッと近づいていく。

エクササイズ

エクササイズは、言葉のとおり運動である。

ウォーキング、ランニング、筋トレ、ヨガなど、短い時間でも構わないので運動する習慣を持とう。

僕の場合は自宅で仕事をし、24時間自由なので運動は昼に行っている。

しかし多くの人は日中に自由に運動する時間は取れないだろう。

夜に仕事を終えた後、疲れた体で運動するより、朝に体を目覚めさせる運動をするのがオススメだ。

冒頭に書いた通り、サラリーマン時代の僕は早朝にランニングを習慣化していた。

身体が活性化しエネルギーが上がり、健康になり、さらに感情が安定して思考と集中力が増す。

運動の効用は計り知れない。

ぜひ活用して欲しい。

リーディング

リーディングとは読書のことである。

残念ながら日本人の6割以上が1ヵ月に1冊の本も読まない。

読書は非常に費用対効果の高い自己投資である。

1日最低10分で構わないので読書をする習慣を身につけよう。

1日10ページ読めれば1年で3650ページになる。

1冊200ページの本を18冊読むことができるのだ。

読書は最短で知識と能力と、それに伴う自信を与えてくれる。

ぜひ毎日の読書習慣を身に付けよう。

僕は一日の仕事を終えた夕方から夜にかけて読書をしているが、夜は疲れて進まないという人は朝に読むことをオススメする。

ライティング

ライティングは書く習慣である。

本書では日記を書くことを推奨している。

仕事に必要な文章以外の、自分の思考や感情を書く習慣を持とう。

自分の思考や感情を描くことで、心が整理され、思考がクリアになる。

さらにアイディアやひらめきが起こりやすくなる。

僕自身、ブログに公開している日経記事のほかに、毎朝の早朝一人合宿でノートに自分の感情や思考を書きなぐる「マインドダンプ」と、一人でノート上で会議をする「セルフ ミーティング」を行っている。

自分の思考や感情を書き出し続けることには大きな効果がある。

是非採り入れて欲しい。

まとめ

本書で紹介しているモーニングメソッドは6つで約1時間で構成される。

「ただでさえ忙しい朝に1時間も使うのか」と感じた人もいるだろう。

しかし、このモーニングメソッドを実践した多くの人が、「1時間早起きしてでも続ける価値がある」と抜群の効果があると語っている。

そして、僕は自分オリジナルの朝の儀式を行っているが、僕自身も「1時間早起きしてでも続ける価値がある」と断言する。

なりたい自分になる、理想の自分に近づくために、朝のルーチンは欠かせない。

僕はアファメーションとイメージングを早速自分の儀式に取り入れようと決めた。

皆さんもぜひモーニングメソッドで人生を変えて欲しい。

オススメです!!

「人生を変えるモーニングメソッド」のチェックはこちらから!

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