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「あなたはそのままでいいんだよ」の本当の意味

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「あなたはそのままでいいんだよ」「君は存在しているだけで無限の価値があるんだよ」。

心をテーマにした本や記事で良く訊かれる言葉。

でも、僕はそれは、真実の半分しか説明していないと思う。

世界には、「あり方」と「やり方」という、二つの車輪がある。まさに両輪。

あり方というのは、人間の存在。この世界に生きているという事実の連続。

僕たちは、あり方においては、完全無敵で1ミリたりとも失われることはない。

だから、「そのままでいい」し、「存在しているだけで無限の価値が」ある。

間違いない。

でも、それはあくまでも、「あり方」から見たあなたの世界。

もう一つの車輪は、「やり方」。

「早起きしたい」「料理を上手になりたい」「ブログを毎日書きたい」「彼女が欲しい」などなど。

こういったチャレンジを全部止めてしまって、「そのままでいいよ」となったら、それは単に、幸せに平凡に、そのままな人として一生を終えることになる。

それが悪いわけではない。それはそれでいい。

でも、よりよい人生、もっと充実した日々、もっと楽しい暮らしが欲しいなら、「あり方 = Being」と「やり方 = Doing」の両輪がバランス良く回る必要がある。

「どんなにカッコ悪く失敗しても自分は絶対大丈夫」という「Being」で、「やりたいこと」や「なりたい自分」に積極果敢にチャレンジする。

Beingが整っていれば、どんな難しいチャレンジのときも、「私は大丈夫」と思えるし、失敗しても、「やり方を改善すればまたチャレンジできる」と思える。

多くの人は、失敗したときに、やり方が間違ったのに、「あり方」を責めてしまう。

「私にはそんなことをする資格はなかったんだ」「大それたことをしてしまった」「そもそも分不相応だったんだ」と。

やり方が間違ったなら、やり方を改善すればいい。あり方は完全無欠で損なわれることは絶対ないのだから。

BeingとDoingは両輪。

片方だけを鍛えるのではなく、両輪を鍛えるといいと思うよ。

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