5月病を瞬殺する「決断ポジティブ思考」10の言葉 / 書評「人生を変える修造思考」 by 松岡修造

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あなたは自分を楽観的だと思うだろうか?それとも悲観的だと思うだろうか。

 

 

松岡修造という男がいる。

独特のキャラクターが独り歩きしていて、とくにTwitter界隈では松岡修造botのせいで、妙に歪められてしまっているが、実はすごい男だ。

ウィンブルドンのセンターコートで試合をした男。ベスト8まで進んだ男なのだ。

世界トップレベルで闘ってきた、強い男だ。

 

 

そんな松岡修造氏が本を書いた。タイトルはその名も「人生を変える修造思考!」だ。

 

 

人生を変える 修造思考!

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僕はこの人の最大の魅力はポジティブさと決断力だと思っている。

そしてこの本にもそんな松岡氏の明るさと強い決断力が良く現われている。

 

 

本のタイトルは「修造思考」だが、僕はこのエントリーを、「決断ポジティブ思考」と名づけてみた。

松岡氏はもともと天真爛漫なのではなく、意図して意識的にポジティブ思考を身につけてきたことが本書をよむと分かるからだ。

そしてそんな彼にポジティブ思考を身につけさせたのが、彼のもともと持つ決断力なのではないかと感じた。

 

 

このエントリーでは、本の中から僕が特に気に入った「決断ポジティブ思考」を10、ピックアップしてみた。

エントリーで紹介できるのはごく一部。気に入ったら是非本も手に取ってみてもらいたい。

ではさっそくいってみよう。

 

 

5月病を瞬殺する「決断ポジティブ思考」10の言葉

 

1. 明日からパリへ行くなら今日からパリ時間で行動する

国際試合に出るスポーツ選手ならではの表現方法だが、これは「準備」の話し。

大事な試合、僕らに置き換えれば大事な仕事になればなるほど、準備を万端に整えたい。

仮にうまくいかなかったとしても、準備を万端に整えて挑めば、悔いは残らない。

ところが準備に手を抜いた結果仕事が失敗したら、後には悔いばかりが残るだろう。

本番で100%のパフォーマンスを出すためには、準備にやり過ぎはないのだ。

 

 

 

2. 3時間以上のフライトのときはスポーツウェアに着替える

飛行機の移動の話を例に出しているが、これは「オンとオフ」「メリハリ」をハッキリさせようという話し。

僕も海外出張の時には飛行機ではスポーツウェアに着替えるようにしている。疲れ方が全然違うからだ。

機内の話しは例であって、すべての行動において、「オン/オフ」を意識的につけるようにしたい。

 

 

人間一日中緊張状態で過ごすことはできない。

仮にずっと「オン」の状態を続けようとしても、保つことができず中途半端になってしまうだろう。

だからこそ、意識的に「オフ」の時間を作ることで、「オン」の時間のクォリティーを上げるのだ。

「オン」を意識するのではなく、「オフ」を意識する。

忘れがちだが大切なことだ。

 

 

 

3. 移動時間が3分あれば、本を開く

これは僕も実践していたのだが、「最近できていないな」と反省。

短い時間では集中できないと思う人が多いと思うが、実はそんなことはない。

 

 

僕はサラリーマン時代は地下鉄で通勤していたが、1駅乗って乗り換えて、2駅乗って下車だった。

合計すると読書できる時間は待ち時間を含めても10分あるかないかだ。

 

 

でも、それでも本を開く。

続けていると集中力に瞬発力がついてくるので、開いた瞬間から集中して読める。

すると、ほんの少しの隙間時間を活用して、結構なペースで読書ができるようになる。

 

 

「5分しかないから本は読めない」と諦めてしまっている方には、是非試してみてもらいたい。

最初は集中する前に終わってしまうが、諦めずにコツコツ続けると、徐々に読めるようになってくる。

 

 

 

 

4. なんとなく食べない

僕はテレビを観ないが、松岡修造氏といえば「食いしん坊万歳」という方も多いようだ。

この本でも松岡氏の「食」へのこだわりについて書かれているページは実に多い。

なかでも僕が特に感動したのは、食べることは「勝負」だと言いきる姿勢。

 

 

「一週間後にフランス料理を食べることが決まったら、その日からコンディション調整に入る」

「前日からは食事を軽くしすべてをフランス料理に向けて整える」

僕も美味しいものは大好きだが、正直ここまで気合いを入れて「食」と勝負しようと思ったことはなかった。

次に美味しいものを食べに行くときに、一度試してみたいと思う。

 

 

 

5. 追いつめられるといいアイデアが浮かぶ

アイデア出しや企画と、筋トレを比較しているところがいかにも松岡氏だ。

時間に余裕があってダラダラしている時には大したアイデアが浮かばないのに、「もう時間がない!」という時にはフルパワーで良い案が浮かぶものだ。

人間は苦労して何かを達成すると、脳が喜び、そして強くなるのだという。

 

 

本当の努力は「もうダメだ!」からのスタートだと松岡氏は言いきっている。

自分を向上させたいなら、同じレベルで楽なことばかりしていてはダメなのだ。

常に「この山を超えたらまた次」と高みを目指しステップアップしていく。

それが大事なこと。

 

 

 

6. 断るときは100%断る

これは非常に重要。僕も意識している。

何かを頼まれた時に「できるのか」「できないのか」を曖昧にしてはいけない。

 

 

「ちょっと難しいかもしれません」という言い方は、頼んだ本人からすれば「絶対無理ではないんだな」と受け取られる可能性がある。

そしてその意識の溝を埋めないうちに曖昧な態度をお互いが取っていると、時間が経ってからとんでもない誤解として、仕事や約束に大きな穴を空けてしまうことになったりする。

 

 

できないときには「できません」「先約があり参加できません」「この日は無理です」など、ハッキリ明確に断ることが必要だ。

僕自身も、自分を必要としてくれることが嬉しくて、つい曖昧な返事をしがち。

相手の気を悪くしたりしてはいけないが、無理であることはハッキリ言った方が、むしろお互いの関係は良好になるだろう。

 

 


 

 

 

7. 小さな成功でも喜ぶクセをつける

日本人は謙虚に生きるクセがついてしまっている。

それは悪いことばかりではないのだが、せっかくの自分の成功を素直に喜べないのはもったいない。

 

 

先日書いた「幸福優位7つの法則」でも同じことが書かれていた。

日々の小さな「良かった」「嬉しい」「頑張った」「楽しい」「幸せ」を意識的に喜ぼう。

 

 

それによって少しずつ自分に自信を持てるようになる。

自分に感謝できるようになる。

そして自分のことが好きになる。

それがとても大切なこと。

 

 

 

8. 反復学習は工夫しながら繰り返す

トップクラスのスポーツ選手は例外なく努力家である。

スポットライトを浴びる試合で喝采を浴びるためには、その何万倍もの時間を、誰も見ていないところでコツコツと努力する必要がある。

 

 

反復練習はスポーツに限らず、僕らの日常でもとても重要だ。

プレゼン術、時間術、タスク管理術。とにかく僕らの日常は「習慣」「反復」の塊だ。

 

 

そんな反復練習を、「なんとなく」やってはいけないと松岡氏は力説している。

なんのためにやるのか。この方法がベストなのか。きちんと成果は出ているのか。

 

 

たくさんの時間を注ぎ込まなければならない反復練習だからこそ、その手法や負荷などを定期的に見直そう。

工夫しながら繰り返すことで、成果はより大きく、短時間で出るようになる。

 

 

 

9. 毎朝、鏡に映る自分に向かって言い聞かせる

スポーツ選手にとってイメージトレーニングはとても大切だ。

そしてそのイメージトレーニングは、スポーツ選手だけのものではない。

むしろ僕ら普通の人たちこそ、イメトレをもっと活用すべきだ。

松岡氏は毎朝と毎晩、鏡の前の自分に向かって、以下の言葉を投げ掛けるという。

 

 

独立独断

自分はケガ、病気は絶対しません

怒らず、恐れず、悲しまず

正直、親切、愉快

力と勇気を持って

自己に対する責務を果たし

愛と平和とを失わざる今日一日

(家族の名前を入れて)厳かに生きていくことを誓います。

 

 

これを毎日言い続けることで、しかも鏡の前の自分の目を見て言い続けることで、言葉が自分の中に染み入っていき、行動が変わる。

「誓います」とハッキリ言い切ること。それによって自分が変わるのだ。

 

 

 

 

 

10. 謝るときは「申し訳ありませんでした」が先!

前職では僕は営業担当から営業マネージャー、そして最後はシニア・マネージャーという役割を担っていた。

営業というのは、簡単にいえば「会社を代表して謝る」のが仕事だ。

スタッフがミスっても謝るのは営業。怒られるのが仕事みたいなものだ。

 

 

だから、謝ることの大切さと、謝り方の難しさは知っているつもり。

謝りに行ったのに、先に言い訳から始めてしまう人もいる。

 

 

それでは全然意味がない。

とにかく心からお詫びをしましょう。「申し訳ありませんでした」を伝えるために相手のところにいっているのだ。

相手が「どうしてこういうことが起きたんですか?」と質問してくれたら、はじめて経緯を説明する資格を得る。

その時も、ずらずらと保身の言い訳をしたら台無しだ。

 

 

悪いのは自分。迷惑をかけて申し訳ありませんでした。

この姿勢を貫いていれば、相手はきっと分かってくれる。

 

 

まとめ

本書は比較的軽めのタッチで構成されているが、実は結構重たいことが書いてある。

世界トップレベルの世界で勝負してきた人だからこそ、さらりと書ける凄みがある。

 

 

ただの能天気ではない。ただの大食いではない。

自分で決断し意識的に明るくしている部分もあるのだと、この本を読んで改めて感じた。

 

 

この本の中に「バラエティーに出るときにはバラエティーに出るための準備を徹底的にする」と書かれている。

何事にも徹底的にこだわりベストの自分を見せる。

それが松岡流なのだ。

 

 

真面目でストイック、でもバカポジティブ。

両サイドの振幅の広さがワイドで気持ちの良い本だ。

エントリーで紹介できたのはこの本のごくごく一部だ。

気になる方は是非本書を手に取ってみていただきたい。

 

 

連休も終わり5月病と言われるかったるい時期だ。

とろんとした気分にカツを入れたいなら、最高の本だと思う。

オススメ!

 

 

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