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法則3. テトリス効果

テトリスというゲームには強い中毒性がある。

はまってしまうと、街を歩いていても、本屋の本から電気屋の段ボールまで、何でもテトリスに見えて組み合わせたいと思ってしまう。

 

同じように、僕らは繰り返し行なうことを無意識に「型」して実行する習性を持つ。

これを「テトリス効果」と呼ぶ。

テトリス効果は良い方向にも悪い方向にも働く。

税理士は仕事で毎日細かい数字のあら探しを続けるため、家に帰ってからも家族のあらを探してしまうようになる。

これは負のテトリス効果だ。

 

だが、良い方向に働くと、テトリス効果は抜群の効果を発揮する。

僕が猛烈に気に入ったのは、「今日あった3つの良いこと」の振り返りだ。

 

一日の終わりに3行、「今日あった3つの良いこと」を書き出すのだ。

大きな出来事がなかった日でも、小さなことで構わない。

「ランチのタイ料理屋さんが美味しかった」でも「上司に褒められた」でも「疲れて帰ってきたら子供が抱きついて迎えてくれた」でもいい。

 

1日に5分、この作業を毎日繰り返す。

すると、脳内に、ポジティブな自分をスキャンするという回路が生まれ、徐々にポジティブな自分を常に見つめられるようになっていくのだ。

 

また、意識的にポジティブなことを考えることで、それまで頭にあったイライラやネガティブなことを意識から追い出すことができ、心が安定する効果がある。

僕もこの本を読んでから毎日書いている日記に「今日あった3つの良いこと」の項目を追加した。

これは簡単にできることなので、是非実践していただければと思う。

 

法則4. 再起力

すべての物事が思うように行くことはありえない。

そして僕らは「うまくいったか」「失敗したか」のどちらか二択で物事を捉えがちだ。

 

でも、実はここにはとても大切な「第3の道」が隠されている。

それは何か。「失敗した後に学んで強くなり、最後に上手くいく」ことだ。つまり「再起する力」だ。

心理学では「心的外傷後の成長」と呼ぶ。

 

多くのベンチャー投資家は、ビジネスで大失敗した人物しかマネージャーとして雇わない。

マイケル・ジョーダンは高校生の時にはレギュラーメンバーに入れず控え選手だったという。

そんなジョーダンはこう言っている。

「私は人で何度も何度も挫折した。それがいまの成功をもたらした」

 

第3の道は見えにくい。

人はどうしても近視眼的に物事を見がちだ。

だからそんな時には、視線を先に向けて、自分の位置を客観的に認識する訓練をしよう。

再起力をつけるための具体的な手法については本書に詳しく書かれている。

自分がいま苦境にあると感じている方は、是非試してみて欲しい。

【次のページ】「幸福優位」7つの法則!法則5〜6!


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