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Sleep Cycle Alarm Clockがバージョンアップしてライフログ・アプリに変身。随分良くなったぞ! [iPhone]

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睡眠時間と睡眠の深さ、そして快適な目覚めの周期を測定してくれるiPhoneアプリ、Sleep Cycle Alarm Clock、久し振りに使ってみたらアップデートして随分良くなっていた!

 

Sleep Cycle alarm clock App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
カテゴリ: 健康&フィットネス 価格: ¥115
更新: 2010/11/12

 

 

Sleep Cycle Alarm Clockについては登場早々にエントリーを書いた。こちらは本ブログでは今でも人気エントリーで、毎月必ずアクセス数上位に顔を出している。勝間和代さんにエントリーを採り上げてもらったのも理由の一つかもしれない。

その過去エントリーはこちら。

 

 

当初このアプリを導入した時は、目新しさと「快適な目覚め」というキャッチコピーに惹かれて導入したものの、どうにも僕には合わず、使うのを止めてお蔵入りしてしまったのだ。

導入したものの、うまく馴染めず苦しんでいるエントリーはこちら(^_^;)。

 

 

そもそもSleep Cycle Alarm Clockはどんなアプリか?

iPhoneの傾きセンサーを利用して、眠っている人間の寝返りの振動を関知し、レム睡眠とノンレム睡眠を判定し、アラーム時刻の30分前からアラーム時刻までの間でもっとも睡眠が浅くなったとアプリが判断した時点でアラームを鳴らすことで、最適なタイミングでの目覚めをもたらし、快適な一日を提供する、というすごいアプリのはずだった。

だが、使ってみると説明のようにうまくはいかなかった。

 

当時のバージョンで不満に感じたポイントは以下の通り。

 

  • アラームが鳴る時刻から30分遡った時点からは,いつアラームが鳴るか分からない

例えば5時に起きようと思いアラームを5時に設定すると、4時30分にアラームが鳴ってしまう可能性があり、実際アラーム予定時刻よりかなり早い時刻にアラームが鳴ることがあった。だが、その時は寝不足感が強く快適とは言えない目覚めだった(^_^;)。

 

  • バイブレーション設定ができない

隣で寝ている奥さんを起こさないよう静かに起き出したかったのだが、バイブ設定ができなかった

 

  • 統計データが活用できない

せっかく日々記録したデータをアプリの外で活用する方法がなかった。

 

上記3点のうち、やはり最初の問題が致命的だった。快適な睡眠で体調が良くなるはずのアプリを使ったら、却って体調が悪くなったのだ。洒落にならない。

 

そんなSleep Cycle Alarm Clockだが、久し振りにいじってみたら、不満だった点が解消されて随分使いやすくなった。まあ現実的になった、というところだろうか。

では改善点を中心に見てみよう。

 

 

まずはおさらい。このアプリは普通のアプリとは大分使い方が違う。AC電源に繋いだままで、マットレスとシーツの間に、画面を下にして置いて使用する。

僕はベッドではなくて布団で寝ているのだが、シーツの上に直接下向きに置いているが問題ない。AC電源を繋がなくてもiPhone 4で5〜6時間睡眠ならバッテリーが切れることはないが、かなり消耗するので、朝から活動するならACに繋いでおくのが無難。

 

 

上の図のように枕元に置いて眠る。最初に使う前にTestボタンを使ってわざと寝返りを打ってみて、自分の環境をキャリブレーションできる。

そして延々とうんちくが書いてある。レム睡眠とノンレム睡眠があるとか、このアプリだと一番睡眠が浅いタイミングで起こしてくれるからベストなコンディションで目覚められるとか、そんなことが書いてある。

 

 

だが、今回の新バージョンでの設定では、アプリが売り物としている「最適なタイミングでの目覚め」機能をぶった切ることで、やっと使えるアプリにカスタマイズしようという試みなのだ(^_^;)。

まずはSettings画面。

左上のSettings画面から、一番下のAdvancedボタンをタップする。

すると右上の画面が表示されるので、Wake-up Phaseボタンをタップ。

 

 

Wake-up Phase設定画面で、一番下の”Normal alarm clock mode”を選ぶ。ここを選ぶことで、起きたい時刻よりも早いタイミングでアラームが鳴ってしまうことを防ぐことができる。アプリとしてはかなり不本意のようで、一番下に設置されている(^_^;)。

そしてもう一つの不満、バイブ設定をVibration画面から行う。こちらも一番下に不本意そうに追加された”Only Vibration”を選ぶ。これでアラーム音はバイブだけになった。よしよし。

 

 

あとはアラームが鳴る時刻を設定してStartボタンをタップし、AC電源に繋いだiPhoneを枕元に画面を下にして置くだけ。おやすみなさい(^-^)。

 

 

そして目覚めた後は統計画面へと進む。E-MailボタンとFacebookボタンが表示される。

右上の画面はメールでEvernoteに飛ばし、iPhone版Evernoteで開いたところ。とても残念なことに自動転送が設定できないため、毎朝起きた後でメール送信画面に都度アドレスを入力して送信しなければならない。ぐおぉ。

 

 

そして左上がFacebookへの投稿画面。コメント欄があるのでコメントを入力するとアプリが落ちる。ぐおおおぉ。

そして右上がFacebookアプリで確認した統計画面。一応ちゃんと表示されているようだ。

 

というわけで、以前のバージョンに較べるとまともになったというか、「快適な目覚め」アプリの看板を降ろし、「睡眠ライフログ」アプリへの変貌を、渋々ながら認めつつあるという意味で、随分良くなったと思う。

だが、やはりまだ改善して欲しい点も多い。例えば以下についてはもっと使い勝手を良くして欲しい。

 

  • バイブ設定にした時のバイブが激しすぎる。普通のバイブに設定変更したい
  • せめてメールアドレスは一度設定したらワンタップで飛ぶようにして欲しい
  • 理想を言うなら目覚めた時点でメールとFacebookには自動転送になると良い
  • 統計データの.csvファイルでの出力に対応して欲しい
  • 統計データのビューは一日単位だけではなく週単位、月単位もあるといい

 

そんなところだろうか。

ライフログアプリとしてはなかなか楽しいし新たに知ることも多いので、是非今後のアップデートに期待しよう!

普通に眠って快適な睡眠を!w

 

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